2013年2月の第3週に公開されたSEOやマーケティング関係の記事で優れたものや、興味深いものをピックアップしました。

マインドマップを用いてアイディアを出しあうディスカッション方法、2013年からアクセスが増加しているサイトが多い件、不自然なリンクや手法のリスク、未来の自分を助けてくれるコンテンツ作り、顧客のニーズに合わせたコンテンツの作り方の計5記事のご紹介と感想をお送りします。

どの記事も非常に興味深く役に立つ記事ですので、是非、ご覧になってください。

バレンタイン記念のイラスト。SEOのホワイトハットジャパンの電脳社員白野おぷちと、そのライバル黒木凛紅からのプレゼント。

(画像はクリックで拡大)

バレンタインデーということで、おぷちと凛紅からあなたへのプレゼント。

ピックアップ

アイディアを発掘するデスカッションの進め方

ウェブサイトに優れたコンテンツを追加することは、訪問者にとって、とても嬉しいことです。

それらの優れたコンテンツはユーザーから評価され、更なる訪問者を呼ぶこととなりますので、コンテンツの追加は本当に大事な作業です。

しかし、ユーザーの求めるコンテンツがなかなか思いつかないと思い悩む方は多いかと思います。

リアルタイムSEO日誌のマインドマップを利用し、メンバーとサイトの全体像を話し合う という記事では、マインドマップを用いてディスカッションを行い、優れたコンテンツを作るためのアイディアを出しあう方法が解説されています。

本来、マインドマップは1人で行う際に用いられるそうですが、それをアレンジして複数でのディスカッションに利用されたとのことです。

ディスカッションは終始和やかな雰囲気で行われましたが、途中で意見が停滞しそうになった時が何度かありました。そんな停滞を打開したのは「5W1Hにあてはめて考えてみようか?」という投げかけでした。

例えば「トラブルの事例」を当てはめると、次のような質問が生まれます。

  • 誰がトラブルを起こした?
  • 何についてのトラブルになった?
  • いつトラブルになった?
  • どこでトラブルになった?
  • なぜトラブルになった?
  • どのようにしてトラブルになった?

1人ででもいくつものアイディアが生まれるでしょうが、複数のメンバーでこのように意見を出し合えば、コンテンツ作りのヒントになるネタがたくさん生まれた事は想像に難くありません。

一人の力から得ることができる発想は限られていても、複数人数で考えをめぐらせることによって一層幅広い発想を得ることが出来るのではないか。

予想は的中したようで、始めるまでは想像もしなかった新たなニーズを思いつくことができたとのことです。

この解説記事では複数のメンバーでディスカッションを行ったことにより、大きな成果を得た成功例となっておりますが、例え単独で考える場合であっても、同じような方法でコンテンツを広げていくことが出来れば、きっと素晴らしいアイディアが生まれることでしょう。

2013年になりアクセスが増加しているサイトが多い模様

当ブログも2013年になってから検索経由のアクセスが増加しておりますが、2013年に突入しアクセス数が増えているサイトが多い件という記事によると、パシのSEOブログで有名なパシフィカスさんが運営されているサイト群でも、アクセスアップが認められたようです。

パシフィカスさんが運営されている様々なサイトのアクセスが公開されていますが、アクセスが増えているサイトが非常に多いとのことです。

パシフィカスさんが運営されているサイト群は、どのサイトも情報が豊富で非常に作りこまれたサイトばかりです。

強いサイトはアクセスも自然と増すということなのでしょう。

強いサイトはどのようなサイトなのか、興味がある方は、記事で公開されているグラフに書かれているサイト名で検索を行い、サイトを確認してみるといいでしょう。

非常に参考になると思います。

不自然なリンクのリスク

検索ランキングを不正に操作する意図を持ったリンクは、Googleのガイドライン違反ですので、ペナルティを課せられてしまい検索エンジンからの流入が期待できない状況になってしまう危険性があります。

俺のSEOブログのSEOで最低限知っておきたいリンクのリスクという記事では、不自然なリンクの危険性が解説されています。

一度ペナルティを課せられてしまうと、そこから復帰は非常に困難な道のりとなります。

ペナルティのリスクをしっかり理解されている場合はともかく、深く考えずに不自然なリンクに手を出してしまうと、最悪の場合、ドメインを手放すしか方法がなくなる場合さえあります。

ペナルティを課せられたサイトを見ると、人の目で見た際に、明らかに不自然なリンクが存在し、また、その発リンクには共通のパターンが存在することが多いです。

どうしても作為的なリンクで検索ランキングの順位を上げたい場合は、しっかりしたサイトから、人の目から見ても全く不自然に見えないリンクを張るしかないとおもいます。

しっかりとしたサイトから自然に見える有料リンクを張るともなると、提供出来るリンクの数は限られてくるでしょうし、そのコストは非常に高くなると予想されます。

高価な外部リンクにお金を掛けるより、コンテンツに金を掛けたほうが安上がりといわれるような時代がくるのではないでしょうか。

サイト作りは資産作り

WEB戦略ラウンドナップの「昔の自分が今の自分を助けてくれる」そんなSEOが必要だということでは、安易にブラックな手法に走ってしまわずに、コンテンツ作りは資産作りだと考えて力を入れていくことが大切だということが解説されています。

リソースをつぎ込んで長い目で見て育てて、そしてそれが「資産」となって他社にすぐに模倣されない「強み」を生み出すというサイクルを作るべき。

安易な方法に頼って取り返しのつかない状況になってしまうよりも、サイトやブランドの価値を高めることによって、簡単には真似の出来ない優れたサイトを構築するべきです。

競合にはそうそう真似できないような、強いブランド力を構築するために、どのような戦略をとっていけばいいのかという点をしっかりと意識して行動する必要がありますね。

手を抜くことなく、出来ることをコツコツと、圧倒的なクオリティで提供していくことが大事です。

コンテンツマーケティングの手法

ユーザーの求めるコンテンツを作成することはとても重要ですが、ユーザーの求めるコンテンツを考える方法がわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

インターネットコムの顧客のニーズの探し方~SEO とコンテンツマーケティング(後編)という記事では、ネタの探し方、考え方が解説されています。

  • 本の目次を見る
  • 図書館で関連する書籍を探す
  • 解析で、リファラ―数の少ないキーワード情報を見る
  • Q&A サイトを見る
  • 商材に関連するフォーラム(掲示板)を見る

と言った方法で、ユーザーの求めるコンテンツを知り、それの答えとなるコンテンツを用意すればいいわけです。

ユーザーに最適化してコンテンツを作ることもSEOです。

検索者に答えを提供するコンテンツが存在していない限り、検索にヒットすることはありません。

様々な手法も利用し、ユーザーのニーズに応えるコンテンツを作りましょう。

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