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検索順位が下がったのにアクセスがあまり下がっていないパターン

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先日、とあるECサイトから「検索順位が一気に下がってしまった。パンダアップデートの影響だろうか」というご相談を受けました。

時期的にパンダアップデートの初回導入より後で、パンダアップデート3.9のあたりの時期でしたので、ひょっとするとそこでパンダの影響を受けたのかもしれないと思い、Analyticsのデータを拝見させて頂きました。

品質の低いコンテンツをむさぼり喰うパンダたんの画像です。パンダアップデートの擬人化です。
(画像の引用、転載について)

Analyticsのデータを見たのですが、パンダの影響を受けているのかよくわかりません。

なぜ、この事例では狙っている検索キーワードの順位が下がったのに、実際のアクセスにはほとんど動きが見られなかったのでしょうか。

このサイトの特徴

  • 製造、直販型のECサイト
  • 怒涛の営業電話で有名なSEO会社と、私は聞いたことがなかったSEO業者の2社に依頼
  • ローカル月間検索ボリューム:12000
  • リスティング広告と併用
  • コンテンツはまだまだ手を入れる余地あり

ローカル月間検索ボリュームは12000と、ミドルキーワードまではいかないけれど、マイナーキーワードの中では結構、難易度の高いキーワードだと思います。

力を入れている同じ業種のサイトも多く、難易度的にはミドルキーワードといっても良いでしょう。

そのミドル的なキーワードで2ページ目に表示されていたそうなのですが、数十位順位を落とした為、パンダアップデートの影響を受けたのではと思ったとのことです。

SEO会社は現在2社入っているらしく、とても大きな企業がやっている色んな意味で意味有名なSEOサービスと、小さなSEO業者を使っていました。

二社の提示する内部修正指示書を見たところ、大きな会社の指示書はもはや物を売るようなレベルではなく、突っ込みどころ満載。

小さいSEO業者の内部指示書はcanonicalと301の指示が怪しい点と、オールドスクールな施策がところどころに混じっている点以外は比較的まともでした。

具体的なコンテンツの改良の提案はなかったようで、外部リンクの供給がメインの業者なのでしょう。

私がざっと見たところ、コンテンツはかなり改善できる箇所が残っていました。

 

なぜ順位が下がったのにアクセスは減っていなかったのか

ざっとグラフを見たり、過去と比較してみても、目立ったアクセス減は見られませんでした。

1つの狙っていたキーワードだけ順位を下げたのか? とも思いましたが、そうでもなさそう。

実は、元々のアクセスが少なすぎて、パンダの影響を受けたかどうかの判断さえできない状況になっていました。

つまり、なんといいましょうか。

毎月数万円という安くない金額を業者に払っていたのですが、期待するようなアクセス増は元々無かったということです。

確かに、ローカル月間検索ボリューム12000件のキーワードで上位化できれば、それなりのアクセスはあったはずです。

が、一番調子のいい時期で2ページ目の真ん中だったそうです。

そこから更に落ち、70位付近になったところで、ほとんどそのキーワード経由のアクセスは変わらなかったということです。

 

収益の上がらないミドルキーワードにこだわるのはいかがなものか

業種そのものを表すキーワードなのでそのキーワードを選ばれたのでしょうが、毎月数万円のSEO料金を支払って、集客皆無。CVゼロはやるせません。

SEO会社を選ぶときは、キーワードで上位表示にこだわるよりも、収益に繋がるキーワードやコンテンツを提案してくれる業者を選ぶほうが良いでしょう。

そもそも、検索順位というものは、上げるものではなく、上がるものです。

ユーザーに求められるようなコンテンツを作り続けることによって、検索結果は自然と付いてきます。

コンテンツをささっと流し見しただけでもCVにつながりそうなマイナーキーワードはいくつも浮かんできました。

そして、それらのキーワードを使いユーザーにも評価されるコンテンツの案もいくつも出てきました。

単一キーワードを狙う外部施策に重心を置いた施策を行うより、そのコストをコンテンツに使うほうが明らかに収益につながりそうな事例でした。

そもそも、毎月数万円をドブに捨てるような施策に使うくらいならば、その分、リスティング広告のコストを増やせば良いでしょう。

 

検索経由のアクセスがほとんど無いサイトには改良の余地がたくさん残されている

検索経由のアクセスがほとんど無い場合、「SEOだ!」「被リンクだ!!」「ソーシャルだ!!!」の前に、コンテンツの問題点を把握するといいでしょう。

検索からのお客様が少ないということは、まだまだコンテンツに足りないものがたくさんあるという事です。

「ここはこうやって丁寧に説明したほうがわかりやすいな」とか、「お客様はこのような気持ちで検索されているのではないか」と予想してユーザーが必要にしているであろう情報を掲載するように心掛けてください。

今回の例にあげたECサイトは、社内の事務員さんや、家族に「このサイトでわかりにくい場所ってどこがあるかな?」 と聞くだけで、いくつもの修正点に気付くはずですし、ユーザーに優しいコンテンツの追加案が出てくるはずです。

ミドルキーワードの検索順位の上位化を狙うより、やるべきことはたくさんありました。

SEO業者に頼んでいるのだけれどもいまいちアクセスが伸びない。収益が増えない とお悩みの方は、是非、コンテンツを見つめ直してみてください。

同業他社のどこにも負けない素晴らしいコンテンツがそこにはありますか?

 

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