アクセス解析を眺めていると、そのキーワードで検索してきた人がどんなことで悩んでいるのか見えてきます。

【ロングテールSEO入門4】キーワードの洗い出しに便利なツールの使い方の記事で解説しましたとおり、GoogleAnalyticsのデータも参考にしてユーザーが必要とするコンテンツを作成するのも1つの方法です。

先月、検索者が持つSEO関連の25の悩みに答えますの記事で流入キーワードを見ながら検索者の悩みを予想し答えるという形の記事を公開しましたが、今回も同じやり方で、1記事作るほどでもない即答できる質問を20個集めてきましたので、お答えしていきたいと思います。

 

ホワイトハットジャパンの白野おぷち社員のライバル、黒木凛紅女史。
(画像の引用、転載について)

上の画像はSEOのホワイトハットジャパンの電脳社員である白野おぷちのライバルの黒木凛紅さんです。

過去1ヶ月の流入キーワードから見た検索者の疑問20

内部リンクでページの重要度を上げるには

このページを読んでいる人に有益な別のコンテンツはこれや!!
というサイトに内部リンクを送ります。

内部リンクが集まっているページを検索エンジンが見たら、「特に重要なページなのであろう」と考えてくれます。

詳細記事:最近のGoogle SEO対策では内部対策の重要性が増しているのか

内部リンクの重複は大丈夫ですか?

重複の意味がよくわかりませんが、1つのページから同じページに複数のリンクを張っても意味はないと思います。

複数のページから特に重要なページへ内部リンクを集めるのは内部SEOのテクニックの一つです。

詳細記事:SEOを意識したリンクの張り方

リンクは張ったほうがよい?

関連するコンテンツや、そのページを読んでいるユーザーにとって有益なページへのリンクは張ったほうがいいです。

内部リンク、外部リンク問わず、ユーザーにとって有益なリンクは張っていきましょう。

詳細記事:外部リンクを張るとSEO(検索ランキング)に不利?発リンクの利点

外部へ発リンクをするとアクセスが下がる

アクセスが下がるという概念がどのことかはわかりませんが、アクセスが下がることがあります。

その1:アクセス(ページビュー)が下がる

外部のサイトへユーザーが旅立ってしまいますので、あなたのサイト内を回遊してくれる可能性がガクンと下がります。

が、より詳しい情報へを示したあなたのサイトはユーザーにとって有益であり、ユーザーはあなたのサイトを評価するはずです。

ユーザーに愛されるサイト=Googleに愛されるサイトであることは間違いありませんので、ユーザー目線でリンクを張りましょう。

ペナルティを食らっているサイトにリンクを張ってしまい巻き添えを食らう

ペナルティを食らっていたり、マルウェアに感染していたり、管理者が変わってスパムサイトに変貌していたりするところにリンクを張っていると、こちらまで巻き添えを食らい検索ランキングの順位が下がってしまうことがあるかもしれません。

Googleに嫌われていそうなサイトへリンクを張るときは気をつけたほうがいいでしょう。

対処方法:rel=”nofollow”をつけるか、URLは書くがハイパーリンクは張らない。

ブログから張るリンクの数

特に気にすることなく、必要なだけ張るといいでしょう。

ホームページにカレンダーを作成するとSEO効果が有りますか?

ありません。

ただし、ECサイト等での定休日をお知らせすることはユーザーにとってもありがたいことです。

オールドドメイン(中古ドメイン)のリスク

以前の管理者がスパム行為などを行っていてGoogleからペナルティを受けている可能性があります。

以前の管理者が獲得したリンク資産を利用しようとする中古ドメインの取得の場合、自業自得ともいえますが、普通に新品のドメインを取得したつもりが、過去に運営されていたドメインの可能性もあります。

ドメインを取得する際にはウェブアーカイブで過去に運用されていたドメインかどうかを調べてから取得しましょう。

パンダアップデートの導入時期

2012年7月18日ごろに日本に導入されました。

詳細記事:パンダアップデート対策まとめ

ペンギンアップデートの導入時期

2012年4月25日ごろに日本に導入されました。

詳細記事:グーグルペンギンアップデート対策

ブログが炎上してしまいました

ブログが炎上してしまい何とか収めたい場合、アフィリエイト広告をたくさん張るのも方法の一つです。

アンチは結果的にあなたの収益が増えることを嫌い、2ちゃんねる等であなたのサイトへのリンクを張らなくなるでしょう。

それでも張られたら、宣伝してくれてありがとうという気持ちで臨んで見てはいかがでしょうか。

ブログ更新は1日何記事までok?

魂のこもった記事がたくさん書けるのなら、1日1記事でも2記事でも10記事でも構いません。

ただし、数を増やすことだけを考えるあまり、1記事1記事のクオリティが低下してしまうと本末転倒になります。

あくまでも良質な記事であることが重要です。

詳細記事:ブログで1日に公開する記事数は何ページくらいが自然なのか

記事を増やせばアクセス増える?

記事が増えていくと、それだけロングテールSEOで拾えるキーワードが増えていきます。

また、サイトボリュームが大きくなれば、検索エンジンの評価も高まると考えられます。

低品質な記事を増やしてしまうと逆効果ですが、ちゃんとした記事を増やしていけばアクセスも増えるでしょう。

詳細記事:ロングテールSEOまとめ

新規サイトが検索エンジンに評価されるまでの期間

新規サイトが検索結果になかなか出てこないエイジングフィルター的な挙動から抜け出すのに2ヶ月程度掛かりました。

体感ではありますが、2~3ヶ月で抜け出すのが一般的だと思います。

詳細記事:Googleからの評価が急上昇。ロングテールSEOの効果は突然表れる

サイトにに多数の広告リンクを張るのは不利?

1ページに何本の広告があるとアウト というお話ではありませんが、多数の広告リンクを張ることは検索ランキング的には不利だと思います。

どの程度の広告量ならOKなのかというと、サイトの評価次第だといえます。

例えば価格コムは外部への発リンクがほとんどすべてアフィリエイト広告リンクですが、今の所検索エンジンに嫌われているとは思えません。
むしろ好かれています。

検索エンジンからの評価があまり高くないサイトに大量の広告を張ってしまうと、減点が閾値を超え、フィルタリングが発動してしまうような仕組みになっていると妄想しています。

ペンギンアップデート後のSEO対策

今後も長期間にわたって検索エンジンと上手く付き合って行きたいのであれば、ウェブスパムに該当するような施策は行わないことです。

簡単相互リンクでペナルティ

リンクジュースを供給しあう目的で作られたリンクファームにあたりますのでペナルティを食らう可能性は非常に高いと思われます。

今はまだペナルティを受けていないリンクファームであったとしても、いずれ近い将来、ペンギンに噛まれることは間違いないと思います。

h1タグの使い方を間違えて、ページの中で何度も使いました。どうなりますか?

多分、何も変わらないと思います。
しかし、正しい使い方は見出しとしての使用ですので、正しく使えば検索エンジンにサイトの構造をわかりやすく伝えることができます。

独自ドメインより無料レンタルブログのほうがSEO的に有利ですか?

独自ドメインのほうが有利です。

当ブログは独自ドメインを使っていますが、無料レンタルブログに比べ不利だと思ったことはありません。

独自ドメインは持ち家。無料レンタルブログは賃貸アパートと考えるといいでしょう。

詳細記事:独自ドメインのブログが無料レンタルブログより有利な色々な理由

WEBサイトの引っ越しの際、リダイレクトを使わない方がいい?

サイトの移転を行う場合、リダイレクトで検索エンジンに移転を知らせたり、リンク資産を引き継ぐことは常套手段です。

是非、リダイレクトさせてください。

ただし、ペナルティを食らってしまって1からやり直したい場合、リダイレクトを行うとマイナス評価もすべて受け継がれる可能性が高いので、ドメインを捨てて1からやり直す場合はリダイレクトは行わないほうがいいでしょう。

WordPressで生成されるURLを静的htmlに見せかける設定

ダッシュボード→設定→パーマリンク設定→カスタム構造

/%postname%.html

WordPressで静的URLに見せかけるパーマリンクの設定方法

 

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