2013年1月の3週目に公開されたSEO関係の記事で興味深い記事を5つピックアップいたしました。

釣りタイトルを狙いすぎると記事の内容のハードルもあがりますが、ハードルを上げずに効果的なタイトルを付ける考え方、Googleアナリティクスで検索順位を記録させるコード、ビジネス的な視点から見たSEOのメリット、ウェブマスターツールに届くBig traffic change for top URLという英語のメッセージの翻訳、Googleウェブマスター公式YouTubeチャンネルに字幕がやってきた の5記事のご紹介と感想をお送りします。

まだご覧になられていない記事がございましたら、目を通しておくことをお勧めいたします。

ピックアップ

期待値を裏切らないタイトルの付け方

単純にキーワードを含ませて検索エンジンにヒットさせるといった以外にも、検索結果のクリック率や、ブログやソーシャルメディアにリンクを張られた時にクリックするかどうかの判断基準に使われるのがタイトルです。

nanapiの記事タイトルをつける際に大事なことは「期待値コントロール」であるという記事では、タイトル付けの重要さと、タイトル付けのテクニックが解説されています。

クリック率が高まるようなタイトル付けは重要ですが、煽りや釣り的なタイトルは、記事に求められるクオリティのハードルが上がる行為とも言えます。

実際にタイトルを付ける際のテクニックとして、ポイントはまとめつつも、ハードルを上げ過ぎないソフトなタイトル付けにする考え方が説明されています。

実際にタイトルを考える際に、まずは100文字程度の文章にまとめ、完成した文章から更にまとめ30文字程度にするという手法が紹介されているのですが、個人的にこれは盲点だったなぁと思います。

私は今まで、記事本文を作成→タイトルを作成→概要を作成という流れでやっていたのですが、このnanapiで紹介されている方法を使うと、タイトルと概要がほぼセットで完成することになり、時間の短縮も期待できますし、概要の内容も、タイトルのインパクトも増す可能性があるように感じました。

しばらく、この手法を意識しながらタイトル付けと概要を作成していこうと思います。

GoogleAnalyticsで検索順位を記録させる方法

自分のサイトへの検索経由のトラフィックの検索順位は、ウェブマスターツールを使えば調べることができます。

Googleアナリティクスでも検索順位を取得する方法があるそうで、海外SEO情報ブログのGoogleアナリティクスのイベントトラッキングで検索順位を調べる方法という記事で実装方法が解説されています。

<head>内にコードを追加するだけで簡単に実装できますので、興味のある方は試して見るといいと思います。

今まではアクセスの多いキーワードの検索順位を確認する時に、ブラウザから手動で検索して順位を確認していたのですが、こちらのコードを導入したことにより、おおまかな順位がアナリティクス上で見られるようになり、非常に便利になりました。

なお、WordPressをご利用の方は、Ultimate Google Analyticsの改造版(新コード対応、検索順位取得コード内蔵)を使えば簡単に実装することができます。

本家のUltimate Google Analyticsを使っていてコードが追加できなくて困っていらっしゃる方はお試しください。

SEOのビジネス的なメリット

SEOJapanのSEOってビジネスにプラスになるの?という記事で、SEOのビジネス的な価値についての記事が翻訳されています。

多くの検索データを持つことにより、利益に繋がるニッチ需要を発掘したり、有効なキャンペーンを仕掛けたることは重要だと思います。

「SEO=リンクを張って順位を上げる」ではなく、マーケターとしての総合的な資質が問われることになりそうです。

私自身、様々な分野の知識をみにつけながら活かしていけるように成長しなくてはいけないと感じました。

ウェブマスターツールに届く、Big traffic change for top URLというメッセージ

検索経由のアクセスが大幅に上昇した場合や、大幅に減少した場合、GoogleからBig traffic change for top URLというメッセージが届くそうです。

私の管理サイトや、関係しているサイトには届いたことがないのですが、英語のメッセージで届くという、いささか、不親切なメッセージだそうです。

SEO Imagination!のウェブマスターツールに「Big traffic change for top URL」というメッセージが届いた場合の対応方法という記事で、届いたメッセージの翻訳が公開されています。

私の管理サイトや関係しているサイトに、「トラフィックが増えた」という意味でのメッセージが届いてもらいたいものです。

ウェブマスターツールに登録されている方は、普通はアクセス解析も使っていらっしゃることが多いと思いますので、毎日アクセス解析を確認していれば、アクセスが大幅に減ったとか、大幅に増えた場合は気づくと思います。

Big traffic change for top URLという英語のメッセージが届いてもあせらずに受け流すといいでしょう。

Google Webmaster Central YouTube Channelで字幕が付いた動画が登場

Google ウェブマスター向け公式ブログのYouTube 字幕を使って Google Webmaster Central Channel の動画を見よう!という記事で、Googleスタッフの動画にYoutubeの字幕機能を使った字幕がつくようになったそうです。

サーチ クオリティ チームでは今後も日本語の字幕追加作業を進めていきたいと考えています。ウェブマスター ヘルプ フォーラムに、字幕追加リクエストを募集するスレッドを設置しましたので、もしリクエストがありましたら、ぜひ「この動画の字幕が欲しい」という投稿をお願いします。皆さまからの投稿をお待ちしております。

とのことですので、字幕を見ながらじっくりと学習したい動画がある場合は、字幕追加の希望を出してみるといいでしょう。

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