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SEOは戦略ではなく、数ある戦術の一つにしか過ぎない

  • SEO

SEOは検索エンジンを利用したユーザーのトラフィックを無料で集める手段です。

無料というのは、あくまでも検索エンジンやユーザーに直接的な対価を支払わないという意味での無料ですので、サーバーを運営するコストや、ドメインを維持するコスト、Webページを管理する人やコンテンツを作成する人の人件費などは含まれていませんが、Webを活用して集客を行う場合、是非、取り組んでおきたい、お勧めのやり方です。

それとは別で、検索エンジンの利用者のトラフィックを有料で集める手段PPC(リスティング広告)になります。

「SEOのほうが無料で集客ができる分、PPCより優れている」というわけではもちろんありません。

私はSEOのコンサルティングを仕事としているわけですが、PPCもSEOもバリバリやられているクライアント様もいらっしゃいますが、PPCはお金がかかりそうだから(SEOのほうが費用対効果が高そうだから)SEOしか考えていませんというお客様も少なくありません。

SEOはとても優れたウェブマーケティングの手法であることは間違いありませんが、数ある戦術の1つでしかないことも理解しておかなければ、大きな機械損失が発生してしまうかもしれません。

魚が大好きなペンギンアップデートちゃんのイラスト

今回の記事では戦術や戦略を魚釣りに例えて解説してみたいと思います。

SEOは数ある戦術の一つでしかない

戦略と戦術

まずは一般的な戦略と戦術の違いを理解しておくとわかりやすいでしょう。

戦略とは

戦略(せんりゃく、英: Strategy)は、一般的には特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学である。
引用:wikipedia

特定の目標とは、マーケティングの場合、何らかの商品やサービスを販売して、利益を得ることにあたります。

魚釣りや漁業の場合、特定の目標とは、魚を釣る(捕る)ことになるでしょう。

戦術とは

戦術(せんじゅつ、英: Tactics)は、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術である。そこから派生して言葉としては競技や経済・経営、討論・交渉などの競争における戦い方をも意味するようになる。
引用:wikipedia

マーケティングの場合、たくさん売って儲けるために、SEOを行う、PPCを出稿する、営業電話を掛ける、訪問販売を行う、TVコマーシャルを放映する、チラシをポスティングする、有名サイトに広告を貼ってもらう、メルマガを出稿する、ソーシャルメディアを利用する等、様々な戦術の中から、儲かる戦術を選択して実践していきます。

戦略と戦術の違い

分野によっては、SEOを行うよりも駅前でチラシを配るほうが儲かるものもたくさんあります。

ちらし配りもやり方によっては、とても効果があるでしょうが、例えば田んぼの真ん中でチラシを配ったところで、誰の目にも届きません。

SEOも同じで、そもそも、そんなものが存在していることが誰にも知られていない商品やサービスを検索エンジンにヒットさせるのは至難の技です。

分野によってはそのサービスや商品自体を認知させるところから始める必要がありますので、その段階でSEOを行うのは非常に困難です。

戦略というのは、SEOやチラシ配り、営業電話など、様々な戦術の中から、効果的なものを選んでビジネスを最適化させていくために必要なものです。

SEOを行いたいと考えている人に多い勘違いが、まず最初にSEOという戦術ありきになってしまい、他の有効な戦術をないがしろにしてしまっているところです。

戦術を魚釣りに例えてみる

SEOしか頭にない状態がいかにもったいない状態なのか、魚釣りを使って例えてみたいと思います。

魚が釣りたい(売り上げを増やしたい)

  • よく釣れるルアーを揃える(SEOを実践する)
    • 釣り:ルアーを使えば餌を買うことなく、魚を釣り続ける事ができます。しかし、餌釣りよりは釣れにくいです。また、障害物に引っ掛けてなくしてしまうとルアーを買い直す必要があります。
    • SEO:一度コンテンツが出来れば無料で集客できます。ただしPPCほどの即効性はありません。検索エンジンの仕様が大きく変わるとトラフィックが大きく落ち込む可能性があります。
  • 魚が寄ってくるように餌を撒く(PPCに出稿する)
    • 釣り:撒き餌さを購入する必要があるが、お腹を空かせた魚を呼び込む事が出来きます。
    • PPC:クリック毎に料金を支払う必要があるが、購入意欲の高い客を呼び込むことができます。
  • 魚群探知機や水温計で調べる(アクセス解析)
    • 釣り:水温を調べたり、魚群探知機を使い魚がいそうな場所を突き止めます。
    • アクセス解析:ユーザーが何を求めているか改善案を見つけ出します。
  • 魚がいる場所の情報交換を行う(SMO)
    • 釣り:釣り仲間と釣れる場所や釣れる仕掛けに関しての情報交換を行います。
    • SMO:ソーシャルメディアやブログを用いて売れる為の情報交換を行います。
  • 魚がいる場所に移動する(モールに出店する)
    • 釣り:魚が群れている場所まで釣り船で移動します。
    • モール出店:楽天やAmazonのような顧客がたくさんいる場所にも店を構えます。

SEOはルアーフィッシングのようなものです。

うまく使えば大きな魚を釣り上げることもできますし、一度買えば、引っ掛けてなくしてしまわない限りずっと使うことができます。
ちょっとしたメンテナンスを行ったり、あとは必要なルアーを書い足していけばいいだけです。
SEOの場合ですと、古くなったコンテンツの手入れや、新しいコンテンツの追加の作業にあたります。

ただし、投げても届かない場所に潜む魚を釣ろうと思ったら、撒き餌は非常に有効な手段となります。

そもそも、釣れるべき魚がいない場所に何度ルアーを投げたところで釣れるわけがありません。

釣具やルアーばかりを熱心に仕上げていっても、釣れないときは釣れません。

独自ドメインのSEOだけにこだわるのではなく、独自ドメインで商売をしつつ、楽天やAmazonにも出店して別の客層にも購入してもらえば、更に、利益が上がる可能性を秘めています。

取るべき戦略

SEOは商売を行う際に是非、お薦めしたい優れた手法です。

正しく実践すれば、非常に優れた集客方法の一つの要になるでしょう。

ただし、「無料で集客できる」という目先のコストだけでSEOを考えてしまうと、他の優れた戦術に目がいかなくなってしまう可能性があります。

SEOは仮に検索エンジンの上位に表示されたからといって、すぐに収益が増えるものではありません。

「PPCの広告費を削りたいのでSEOでやってみる」と安易な気持ちで取り組んでも、効果を生むコンテンツが作れずに、「SEOってこんなに大変だとは思わなかった」と途中で脱落していくか、スパムリンクに手を出す事になってしまうかもしれません。

SEOでは優れたコンテンツを公開することが求められています。

分野によってはSEOに費やす時間や費用は割に合わない可能性も十分に考えられます。

ルアーフィッシング(戦術)だけにこだわるではなく、高級魚を大量に効率よく水揚げする船団(戦略)を指揮することを意識してみましょう。

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