2013年4週目に公開されたSEOやウェブマーケティング関連の記事で興味深い記事をピックアップしました。

ブログの毎日更新の効果と心構え、Yahooリスティング広告の面積が拡大、レスポンシブウェブデザインにリニューアルさせる場合の注意点、Googleの変動は外部スコアと内部スコアだけで決まるわけではない、間違ったパンくずリストをスニペットに採用されないための防御策の5記事のご紹介と感想をお送りします。

どの記事も興味深く、役に立つ記事ばかりですので、是非、ご覧になってください。

ピックアップ

ブログを毎日更新した結果

SEOのホワイトハットジャパンでは、2012年10月から毎日更新を目標に記事を作成しています。

週3更新から、毎日更新にすることにより、当ブログではアクセスが増加が認められました。

Re:Veryのブログを毎日更新にしてみた成果という記事で、今まで不定期更新だったブログの記事を、平日は毎日更新に変更した際のアクセスデータが公開されています。

更新率を上げることにより、今までよりアクセスが増加した事例となっています。

毎日更新を目標にすると、良いネタが思いつかない時や、普段からブログのネタを考えなければいけない強迫観念のようなものが生まれてきて、なかなか大変ではありますが、やればやるだけのリターンが存在するのは確かだと思います。

毎日更新を目標に掲げるあまり、記事のクオリティが大幅に下がってしまうと、アクセス数も下がってしまいますし、それが続けば検索エンジンからの評価も下がってしまう事も考えられる両刃の剣でもあります。

クオリティの高い記事を毎日更新されるでしょうから、今後もRe:Veryのアクセス解析の発表が楽しみです。

Yahooでの検索結果に差し込まれるYahooリスティング広告の面積が拡大

パシのSEOブログのYahoo!リスティングの広告枠の面積が大きくなっていた件によると、Yahooで検索した際に挿入されるYahooリスティング広告の面積が大きくなったとのことです。

1024×768では検索時のファーストビューが全て広告という、凄まじい現状になっているようです。

サイトによって、Googleユーザーが多いジャンルもありますし、Yahooのユーザーのほうが多いジャンルもあります。

Yahoo検索を使われている人は、低めの解像度を使っている事も多いですから、広告の面積が増えるとそれだけインパクトは大きくなります。

ITリテラシーの面でいえば、検索時に普段、Yahooを使われている方で、リスティング広告を純粋な検索結果ではなく、広告であると正しく理解されている方が、Googleユーザーに比べると少ないといえるでしょう。

Yahooユーザーが多いサイトでは、Yahooリスティング広告はそれだけ優れた広告だと言えますし、広告を出稿しない場合、今までよりもCTRは低くなると考えても間違いはないと思います。

Yahooの広告が邪魔なら、広告が比較的おとなしめのGoogleを使え という話ではありますが、一般的なYahooユーザーはそもそも、

  • 広告が差し込まれることを邪魔だとは思っていない
  • それが普通だと思っている
  • そもそも広告であると気付いていない

可能性は高いので、そもそも不便にさえ感じていないのかもしれません。

レスポンシブ・ウェブデザインの注意点

スマートフォンが一気に普及したことにより、そろそろスマートフォン用のサイトを作ろうと考えていらっしゃる方は多いと思います。

海外SEO情報ブログのSEOでランキングを落とさないためのレスポンシブ・ウェブデザインへのリニューアル注意点では、レスポンシブウェブデザイン(1つのウェブページでの内容を、ユーザーの解像度や環境にあわせて、スタイルシートで見た目を調整する技術)を採用する際の注意点が解説されています。

レスポンシブルウェブデザインにリニューアルする場合は、出来る限り元の状態を保つというのが、推奨されるようです。

せっかくうまく動いているところを、下手に触って悪影響を及ぼしてしまうのは怖いですからね。

出来る限り悪影響を及ぼさないリニューアルを意識するのも大事なポイントとなるでしょう。

Googleの順位変動は検索ユーザーの意図の調整も含まれるかもしれない

普段から様々なキーワードの順位を追っていて、検索結果の大幅な変動が気になって仕方がない方もいらっしゃるでしょう。

順位が上がったり下がったりした場合は、内部の計算が変わったのか、外部の計算が変わったのかと、原因を究明したくなるものです。

バカに毛が生えたブログのGoogleの順位変動はインテント(検索ユーザーの意図)による調整もあるかもしれないという記事で、検索ランキングが大きく動く要因の一つに、検索ユーザーの意図による調整も大きな要因の一つであるのではないかという解説がされています。

QDDの調整でも順位は上がったり下がったりしますし、下がったからといって必ずしも評価が下げられてしまったと結論付けることも、ライバルの評価が上がったと考えるのは早計ですね。

時代のニーズに合わせて検索意図も変化することが考えられます。

細かな調整が行われることにより、順位が上がったり下がったりすることも十分に考えられますね。

間違ったパンくずリストがリッチスニペットに採用されてしまった事例

GoogleがスニペットのURLにパンくずリストを優先的に使うようになった件の記事でもお伝えしましたが、現在のGoogleはパンくずリストに構造化マークアップを行なっていなくても、結構な割合でパンくずリストを理解して、スニペットに採用するようになっています。

海外SEO情報ブログの間違ったパンくずリストが検索結果のリッチスニペットのURLに表示された事例という記事では、パンくずリストではない部分をGoogleがパンくずリストと勘違いし、スニペットに採用されてしまった事例が紹介されています。

>や»という記号はパンくずリストで一般的によく用いられることが多い記号になりますので、ページの上部のパンくずリストと勘違いされやすそうな位置に設置するハイパーリンクには、そのような記号を採用しない(もしくは画像にする)ことによって自衛できるでしょう。

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