先日、SEO会社に勤めていらした馬の小林さんと飲み歩きました。

その時に、ブログなどの自分メディアを用意して発信してくことってメリットはあっても損することはひとつもないねーといったお話をしました。

そんな馬の小林さんが最近立ち上げた検索エンジン最適化(SEO)情報ブログというブログがあるのですが、ブログを解説した理由の1つが
いろんな方々とコミュニケーションを図るため
とのことですので、ピンバックを打って交流を図りたいと思います。

今回、食いつこうと思う内容は、 ブログ記事のストックを作るか作らないかという記事へのお返事となります。

ブログ記事をストックしておこうとたくらむロングテールちゃんのイラスト
上記の画像は、ブログの記事をストックしようと考えているロングテールちゃんのイラストです。

結論からいうと、ブログの記事は多少ストックを持っておくほうがやりやすいとは思います。

が、私はストックの補充が全然追いつておりません。

ブログ記事のストック

更新頻度を決めた場合、ストックはある方がいい

毎日更新や、毎週月水金に更新と決めているサイトの場合、記事のストックはある程度持っている方が好ましいと思います。

逆に、1記事1記事に緻密な下調べを行い、ものすごい密度を誇る記事を不定期に投入するブログの場合は、ストックにこだわる必要はありません。

更新日が決まっているサイトでストックを持たない場合でも、時間までに記事が完成するスケジュールを回していければいいのですが、イレギュラーな用事が入り、更新までの時間があと僅かになった場合に問題が起こります。

締め切りが迫った際のリスク

いつも同じ時間に記事を書き、完成したら更新ボタンを押すというやり方でも、きちんと回せている間は問題ありませんが、締め切り間際になった際に色々と厄介な問題が発生します。

イレギュラーな要件が入り、記事を書く時間が1時間しか残っていない となった場合、書き手は2種類の選択肢を迫られます。

  • なんとかして書き上げる
  • 諦める

なんとかして書き上げる場合

なんとか間に合わせようと焦りながら記事を執筆するわけですから、どうしても荒い文章になってしまいますし、余裕がある中でじっくりと取り組んでいる場合と比較すると、細かく丁寧に厚みを増していくことは難しくなってしまいます。

つまり、余裕がない為に、記事の品質が下がってしまうというわけです。

一度、ギリギリで記事を更新してしまうと、それ以降の更新タイミングは徐々にズレていき、いつの間にか気がついた頃には、常に焦りながら自転車操業を行なっているような感覚に陥ってしまいます。

ちなみに、私の記事は現在、このパターンに陥っており、いかんともしがたい状態になっています。

速やかにストックを作り、正常なサイクルに戻す必要があります。

期日内の更新を諦めた場合

無理して更新を行い記事の品質を下げるくらいなら、1記事くらい更新を諦めて明日からに活かしたほうがいい。

こう考える方もいらっしゃることでしょう。

記事の質を著しく下げてしまうくらいなら、1記事くらいお休みしても問題はないと思います。

しかし、この考え方にも落とし穴はあります。

あくまでその人それぞれの意識の違いというものはありますが、人間、一度楽をすると、ついつい楽をしてしまいがちです。

最初は質を下げないために1日休んだだけであっても、休むことになれてしまうと、「今日も質の高い記事にならないのでお休みしよう」と考えるようになってしまいます。

それが続くと、更新頻度は減り続け、最後にはサイトの更新放棄になってしまう可能性があります。

ストックしておくメリット

ストックを持つメリットはいくつも存在します。

  • 急な用事や体調不良になっても記事の更新率が下がらない
  • 記事のストックがある程度貯まれば、何日も掛かるような記事を書く余裕が生まれる
  • 投稿日までに新たな追記内容が思いつくことがあり、更に内容が良くなる

記事の更新率がやや下がっても、さほどの問題はないのですが、定期的に更新をしているという、やりがいや充実感のようなものは、一度穴を開けてしまうとなかなか埋められるものではありません。

記事のストックがあることによって、急な飲み会のお誘いや、急病にも対応が可能というメリットは非常に大きいものです。

また、一定のストックが貯まることにより、何日か掛けて非常に詳しい力作に取り掛かることもできます。
やはり、力の入ったコンテンツは、ユーザーにも好まれますからソーシャルメディアで拡散されやすいですし、検索エンジンの評価も高くなります。

一度、完成した記事を何日か寝かすことによって、「これを足しておいたほうが良いな」という新たなアイディアが思いつくこともあります。

すでに公開した記事に追記するのも素晴らしいことですが、公開時にすでに記述されている方が好ましい点は間違いありませんし、ソーシャルメディアでの拡散のされ具合も変わってくるでしょう。

ストックすることによるデメリット

  • 記事が公開されまでのタイムラグで鮮度が落ちる
  • 他のサイトに先に公開されてしまうとガッカリする

記事の内容によっては、日が経てば経つほどに鮮度が落ちてしまうものもあります。

タイムリーな話題の記事は、投稿日を早めるといった対処を行うといいでしょう。

また、来週に公開予定で予約投稿しておいた記事なのに、それより少し前に他のブロガーが同じテーマの記事を公開して、自分が記事をパクったように見えてしまうことがあり、その点は気になると言えば気になるところです。

とはいえ、同じような内容であっても、公開しないより公開したほうが良いのは確かです。

情報の窓口が増えれば増えるほど、多くのユーザーに届くわけですから、ブログの記事の内容がかぶっても気にする必要はないと思います。

どのくらいストックを持つといいのだろうか

ストックはあればあるほど余裕が持てて良いのは確かです。

とてもストックを積み上げる余裕がない方でも、時間がある時に、途中までの下書きをやっておくだけで、随分と楽になります。

50も100もストックを持つと、後ろのほうの記事がどんどん陳腐化していきそうではありますので、5~10記事程度をストックに持ち、1記事投稿されたら1記事追加していって、手元のストック数は増えもしなければ減りもしないというサイクルが構築出来ればベストではないでしょうか。

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