2018年8月1日頃にGoogleのコア アルゴリズムのアップデートが行われました。

アクセスが上がったサイト、下がったサイト、変わらなかったサイト、色々だとは思います。

今回の記事では、Googleのコア アルゴリズム アップデートについて考えて行きます。

コア アルゴリズム アップデートとは

Google コアアルゴリズムアップデート

コア アルゴリズム アップデート(Core algorithm update)とはGoogleが年に数回行っているアルゴリズムの大規模な更新のことです。

Googleではアルゴリズムの細かな調整はしょっちゅう行われていますが、コア アルゴリズム アップデートは広範囲で比較的大きな影響がでる大型のアップデートがとなります。

Core algorithmというだけあって、アルゴリズム中心といったニュアンスです。

コア アルゴリズム アップデートの影響

手元の管理サイトのアクセスをいくつかピックアップしてみます。

アクセスが減ってしまったサイト1

コアアップデートの影響を受けたサイト

このサイトは私が管理している、情報系ブログです。

アクセス約30%減です。

サイト名はSEOのホワイトハットジャパンといいます(;x;)

アクセスが減ってしまったサイト2

コアアルゴリズムアップデートの影響を受けてアクセスが低下したサイト

このサイトは私の管理している栄養成分についての解説サイトです。

こちらも30%ほどアクセスが減少しています。

このサイトは健康アップデートでも影響を受けましたので、踏んだり蹴ったりです アルゴリズムの健康系の影響範囲が更に拡大したのではないかと思われます。

上記の2サイトで共通しているのは、アップデートの日を境にストンと落ちているわけではなく、その日を境に時間を掛けながら減少していっています。

コアアップデートは大きな変更点なので、じっくりと時間を掛けながらロールアウトしているという証拠になります。

アクセスが微増したサイト1

コアアルゴリズムアップデートの影響を受けなかったサイト

こちらのサイトは私の管理しているコンテンツ系サイトです。

微増という感じですが、やはり何日も掛けながらロールアウトしているように見えます。

アクセスが微増したサイト2

コアアップデートの影響を受けなかったサイト

こちらは私のお客さんのB to C事業のサイトです。

20%ほどのアクセス増です。

やはり8/1あたりしばらく時間を掛けながらアクセスが増えています。

勝ち組サイト 負け組サイト

アクセスが上がった勝ち組サイトもあれば、アクセスが下がった負け組サイトもあります。

過去の例を出せば、ペンギンアップデートの場合、不自然なリンクが原因でしたし、パンダアップデートの時は低品質なコンテンツが原因でアクセスが下がっていました。

しかし、コア アルゴリズム アップデートは様々なアルゴリズムの集合体ですので、そもそも検索順位が下がった!アルゴリズムペナルティを食らった!と考えるのはナンセンスです。

アルゴリズムが調整(変更)されたことにより、ランキングの評価基準が変わったため、アクセスが増えたサイトもあれば、下がったサイトもあるわけです。

Googleに評価される良質なサイトを作っていたから評価されたと考えることもできますが、Googleが評価基準を変えたため、評価が下がったと考えることもできます。

例えるなら、小学生の頃、足の速い男子は女子にモテましたよね。でも、中学生になると足が速い男子より、ちょっとワルな男子のほうが人気あったりしますし、社会人になれば仕事ができる男が人気になったりします。

検索結果が変更されたことによって、足の速さよりも、ちょいワルが評価されるようになったというイメージです。

コアアルゴリズムアップデートの対処方法

おかしなスパム的な行為には手を出さず、ユーザー目線で良質なコンテンツが提供できている自身があるのなら、なにもしないというのも一つの方法です。

何もしない=放置 というわけではなく、コア アルゴリズム アップデートに対して特別な対策を打たないという意味です。

良質なコンテンツの追加や手直しは今まで通りやっていきましょう。

結局はできることをやっていくしかない

アルゴリズムの評価方法が変更されてアクセスが下がった。運が悪かった。と諦めるのは嫌な方。

ユーザーファーストで良質なコンテンツを作り続けるしか方法はなさそうです。

ユーザーはどのようなコンテンツを求めているか、考え抜いて作っていくしか方法は思い当たりません。

先程のモテる男の例えでいえば、足が速いちょっとワルなデキる男を目指すイメージです。

なるほど、さっぱりイメージできません。

それくらい、ユーザーファーストで良質なコンテンツを提供するということは、容易ではないということですね。