2013年3月の第三週に公開されたSEO関連の記事の中で、興味深いものや役に立つ記事をピックアップしました。
人気ブログの書き方、評判が悪いECサイトの順位が下がる可能性、ペナルティや自動ペナルティに捕まらない為の考え方、ブランディングを意識する重要性、ページランクを送る有料リンクの取り扱いについての、計5記事のご紹介と感想をお送りします。
ひらめきを与えてくれる記事や、為になる記事を厳選してご紹介していますので、まだ、ご覧になっていらっしゃらない記事がございましたら、ぜひ、目を通しておきましょう。
ピックアップ
- 人気ブログの書き方
- 評判の悪いECサイトの順位は下がるかもしれない
- ペナルティや自動ペナルティを課せられないための重要なポイント
- サイトのブランディングを意識しよう
- ページランクを渡す有料リンクについて
人気ブログの書き方
私は昔から文章を書く…というか、タイピングすることが好きで、ワープロ専用機から始め、PC-9801で一太郎も愛用しておりましたし、初めてインターネットに接続した時などは、当時流行っていたゅぃチャットという、perlで書かれたチャットに興じておりました。
最近ではタイピング作業を更に楽しくするために、高級キーボードの東プレ リアルフォースを購入したほどです。
とはいえ、文章をタイピングするのが好きだからといって、上手な文章が書けるわけではないことは、当ブログをご覧頂けばご理解頂けるかと思います。
SEOとその周辺の誰でもちょっと人気になれるブログの書き方8つの方法という記事では、ファンを獲得できるブログの書き方が解説されています。
文章の書き方で悩んでいる方は、参考にすべき記事となっています。
なお、私は、文章の書き方や読みやすさよりも、そのページに来訪者の役に立つ情報がたっぷり詰まっているかという点を重視しています。
ブログの書き方で重要な、ボリュームのある文章を書く記事作成方法の記事で解説していますが、来訪者にたくさんのお土産(情報)を持って帰って頂くためには、出来る限り詳しく、役に立つ情報を掲載することが大事だと思っています。
まずは情報ありきで、そこから更に、読みやすい文章や、読んでいて楽しい、リズム感が良いといったライティングテクニックが重要になってくるとも言えるでしょう。
評判の悪いECサイトの順位は下がるかもしれない
Googleのマット・カッツ氏が、質の低いECサイトが検索順位で上位表示されないための改良が行われる可能性があると発言したとのことです。
海外SEO情報ブログの評判の悪いネットショップのランキングを下げるかもしれない、とGoogleのマット・カッツがSXSWでコメントという記事で翻訳と解説が行われています。
悪いサイトの見分け方の一つに、サクラ投票(ステマ)が含まれているかどうかの判断をするのではないかという話です。
ECサイトを立ち上げた直後は、ほとんどアクセスはありませんし、購入者も少ないため、購入者レビューが投稿されないということが多いと思います。
購入者レビューが全くない場合、寂れているイメージを持たれてしまうため、自作自演の購入者レビューを投稿された経験のあるECサイト運営者は多いと思います。
その偽のレビューの効果に味をしめ、ひたすらサクラ投稿を行なっていると、ユーザーからの信頼感を失いますし、検索エンジンにさえ見破られてしまうかもしれません。
ペナルティや自動ペナルティを課せられないための重要なポイント
検索ユーザーに最適化したサイトにこだわっていれば、ペナルティや自動ペナルティを課せられることはほとんどありません。
しかし、ユーザーを置き去りにしたコンテンツへと舵を切ってしまうと、検索エンジンからの評価は下がってしまうかもしれません。
パシのSEOブログのSEOで寿命を縮めない為に大切なことという記事では、検索エンジンからの評価を減らさない為の大事な考え方が解説されています。
- ファーストビューに広告を置かない
- ページ全体の広告量を増やしすぎない
といったやり方は、広告収入を重要視するサイトですと、どの程度までに抑えればいいのか判断が難しくなるとは思いますが、あまりにユーザーの閲覧の邪魔になる位置へは広告を貼らない、欲張ってベタベタと広告を貼りまくらないといった自制が必要となるでしょう。
前までは、ある程度のSEOは知っておくべきという考え方だったのですが、ある程度のHTMLの知識があり、「ユーザーの為のサイト作り」を突き詰める事が究極のSEOになると思うようになっています。
私も同じ考えです。
検索ユーザーに最適化することこそが、最も効果的なSEOであることに間違いはないと感じます。
サイトのブランディングを意識しよう
せっかくウェブサイトを作っても、ブランディングをある程度意識していかなくては、サイトの印象がユーザーの頭の中に残りません。
初めて来られたユーザーに素晴らしい情報を提供することは重要です。
しかし、そのユーザーが後日、別の調べ物をしようと考えた際に、サイト名の一部でも頭の中に残っていれば、記憶を辿りながらなんとかアクセスもできますが、印象の薄いサイト名であったり、サイト名がなかった場合、そのサイトに再び訪れてもらえる確率は激減してしまいます。
アフィリエイト野郎のブランディングやリピーターの事を考えていないサイトはダメという記事では、ブランド名検索の重要性が解説されています。
当ブログへのアクセス解析のデータを見ても、「ホワイトハットジャパン」や「ホワイトハットSEO」という検索でリピーターに訪れて頂いています。
「ホワイトハットSEO」は当ブログのサイト名やブランドではありませんが、新規ユーザー率が非常に低い事も踏まると、「ホワイトハットSEOのブログ」という覚え方をして頂いているのではないでしょうか。
当ブログは今でこそ、リピーターの方々にも恵まれていますが、これは一朝一夕で達成できるものではありません。
ウェブサイトを立ち上げたばかりの方は、まずはいろんな方に認知して頂けるようにすることを目標に、素敵なコンテンツを積み重ねていくといいでしょう。
ページランクを渡す有料リンクについて
有料リンク売買について、マット・カッツ氏が掲載したメッセージが、Google ウェブマスター向け 公式ブログのPageRank を渡す有料リンクについて覚えておいて頂きたいことで翻訳されています。
ページランクの転送を目的とした有料リンクの購入や、販売に対する内容となっています。
何をもってページランクの転送を目的としているのかの判断されるのかはわかりませんが、有料広告やPR記事には、rel=”nofollow”属性をつけることにより、余計な心配は無用となります。
SEO効果を謳ったプレスリリースや、PR広告などには騙されないようにしておきたいところです。
日本でもいつか、見せしめのように大々的に手動ペナルティを食らってしまうサイトやメディアが出てくる可能性は低くはないでしょう。
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