日々、比較的長文になりがちな記事を毎日更新しているホワイトハットジャパンです。
ブログの記事は通常、キーボードをタイプしながら作成するものです。
タッチタイピング。昔でいうブラインドタッチのスキルが高い人はたくさんの文章が打てますし、タッチタイピングが苦手なひとは、時間あたりに打てる文字数は少なくなってしまいます。
コンテンツ内のテキスト量が多ければ検索ランキングで有利というわけではありませんが、検索ユーザーの役に立つ情報を細かく丁寧に記述すれば、ロングテールSEOで拾えるキーワードも増加しますし、コンテンツの値打ちも高まります。
今回はロングテールSEOにぴったりな、私の愛用しているキーボードをご紹介していきます。
このキーボードの名は、東プレ Realforce108US。
価格はキーボードとは思えない程に高価ですが、一度使うと他のキーボードなんて使えなくなるほどに、とんでもない中毒性を秘めたヤバいキーボードです。
見た目は普通のキーボードなのですが、ブロガーの頭に浮かんだ言葉が自然と画面に入力されていると思えるほどの、段違いに気色の良い入力感を味わえるとんでもない入力機器です。
今回は東プレ Realforce108USのご紹介を行いたいと思います。
入力デバイスの最適化は、時間対効果を高めますし、コンテンツテキストのクオリティも高まるかもしれません。
なお当記事はステマでもなんでもなく、使ってみてこれはもう手放せないと感じたのと、明らかに生産性が上がり、主にロングキーワード狙いで有利だと思いましたのでご紹介します。
東プレ Realforce108US
東プレ Realforce108USの特徴
- メーカー:東プレ
- 型番 : SJ38D0
- キーボード仕様 : 108日本語キーボード カナあり
- スイッチ方式 : 静電容量無接点方式
- 押下特性 : ALL30gソフトタクタイルフィーリング
- 重量:1.4 Kg
- ケーブル長:1.5メートル
- サイズ:50.4 x 23.2 x 5.4 cm
- Made in Japan
人間工学を考慮した東プレのキーボードは、入力時の静かさや抜群のキータッチ感を実現。また、長時間の使用でも疲れにくく耐久性にも優れているため、金融機関の業務用、計算センターでのデータ入力用、流通、交通、医療、放送機器向けなどの各種入力専用機として、さまざまなお客様にご利用いただいております。
REALFORCEシリーズのキーボードには、OEM生産で高い評価を得ている業務用キーボードと同じ静電容量無接点方式が採用されています。
http://www.topre.co.jp/products/comp/
安物のキーボードは様々なメーカーが販売されていますが、本当に信頼のおけるキーボードを生産しているメーカーが東プレだそうです。
押下特性の違い
Realforceシリーズは、押下特性により、30g,45g,55gをキーの場所で振り分けている変荷重モデルと、全てのキーが45gのモデル、全てのキーが30gのモデルが存在します。
私は少しでもタイピング時の負担の軽減になりそうである、少しでもタイピング速度が上がりそうだという理由で、ALL30g荷重であるReacforce108USを選択しました。
静電容量無接点方式とは
一言でキーボードといっても、主に3つの方式が存在します。
- メカニカルスイッチ方式
- メンブレンスイッチ方式
- 静電容量無接点方式
メカニカルスイッチ方式
キーボードのキー、一つ一つに対して、独立したスイッチが内蔵されている、昔ながらのキーボードです。
コストが掛かるため、現在の主流はメンブレンスイッチになっていますが、このメカニカルスイッチを好む愛用者もいらっしゃるそうです。
参考:青軸キーボードのすすめ
メンブレンスイッチ方式
パソコンを購入したら付いてくるキーボードや、格安で売られているキーボードのそのほとんどは、メンブレンスイッチ方式です。
キーボードを分解された方ならご存知だと思いますが、ペラペラの薄いプラスチックのフィルムのようなものと絶縁シートが挟み込まれています。
安価に製造できるため、最も普及しているキーボードですが、機能性はやはり、値段相応なことが多いようです。
静電容量無接点方式
機械接点が存在しないキーボードで、静電容量の変化によってキー入力を検知します。
価格は高くなりがちではありますが、キータッチや耐久性はピカイチです。
私が愛用している東プレReacforce108USでも、静電容量無接点方式が採用されています。
東プレ Reacforce108USの写真
では、私にとってはかなりの贅沢品でもある、東プレ Realforce108USの開封の儀を行いたいと思います。
なかなかいいお値段がする割に、質素なダンボール製のパッケージです。
エコなのか、本質のみ追求しているのか、どちらでしょう。
もちろん、私は中身のキーボードを目当てに購入しておりますので、ダンボール製のパッケージは気にならないどころか、潔ささえ感じます。
パッケージ…というか段ボール箱の裏面です。
MADE IN JAPANと印字されています。
私は普段、Made in Japanにこだわらない人間ではありますが、キーボードのような微妙な違いが操作感の違いを生むデバイスの場合、日本製の職人技が生きるのではないかと期待してしまいます。
段ボール箱のようなパッケージをあけると、ビニールに包まれたRealforce108USが現れます。
どこまでも控えめな見た目がそそります。
一見して何の変哲もないキーボードなのに、2万円近いお金を払ったわけですが、それを聞いた人は、一体何を思うのでしょうか。
どこからどうみても、普通の白いキーボードです。
ちなみに、All30g荷重のモデルには、Realforce108UDKという黒いモデルもあるのですが、黒いキーボードに黒文字ということで、時折キーボードを確認しないとタッチタイピングが出来ない私の場合、作業効率が落ちると判断したため、白のモデルにしました。
タッチタイピングに自身のある方は、汚れの目立ちにくい黒が良いかもしれません。
裏返しにして撮影してみました。
モデル名とシリアルナンバーが印字されています。
ピンクの枠で囲っている部分は、爪と滑り止めのゴム製ラバーになっています。
ゴム製ラバーと重量のある本体のおかげで、キーボードはぴくりとも動きません。
また、爪を外すことにより、簡単にキーボードが分解できますので、日々のメンテナンスもやりやすいでしょう。
使ってみた感想
Amazonのカスタマーレビューを見たところ、高額商品にもかかわらず、ほとんどが星5つとなっています。
羽根のようなタッチと称賛する声までありました。
正直、何が羽根なのかはよくわかりませんが、今まで使ってきたキーボードと比べると、入力時の気持ちの良さが段違いです。
これは大げさではなく、長文のタイピングがただの作業から、気持よく入力を続ける楽しい遊びのように変化しました。
打鍵音は小さくはないと思います。
このキーボードの楽しさは高速打鍵時の快感にありますので、この気持の良さを味わっていたら、自然とタイプ音も大きくなると思います。
メリットとデメリット
メリット
- 耐久性が高い
- 見た目が渋い
- 重量が重い
耐久性が高い
メンブレン方式キーボードの寿命が約1000万回なのに比べ、リアルフォースは3000万回以上という驚異的な耐久力となっています。
メンブレン方式の3倍以上長持ちすると考えると、割高感は少し和らぐと思います。
安物のキーボードだと、使っているうちにすぐに引っ掛かり感が出てくる製品もありますが、リアルフォースではそのような心配はありません。
見た目が渋い
飾りっけのない渋い見た目が素敵です。
まさに質実剛健そのものです。
重量が重い
1.4キロという重量ですので、少々激しいタイピングを行ったとしても、キーボード本体自体はぴくりとも動きません。
持ち運ぶという意味ではデメリットにもなり得ますが、据え置きキーボードとして考えると、一定以上の重量は快適になる重要な要因となります。
なお、持ち運ぶ際には、友達や同僚に、「俺のキーボードはこんなに重いんだぜ」と自慢することもできるかもしれません。
デメリット
- 価格が高い
- 使い勝手が良すぎる
価格が高い
一般の感覚ですと、キーボード1台に出せる金額は5000円くらいではないでしょうか。
相当のブルジョアジーでもない限り、いかにタッチが気持ちよかろうと、2万円近いキーボードの購入には躊躇すると思います。
価格以上の価値はあると個人的には思っていますが、実際に使ってみないと判断できないところがもどかしいところでもあります。
使い勝手が良すぎる
性能が良すぎるのも考えものです。
私はデスクトップパソコンと、ノートパソコンを使っているのですが、部屋ごとに1台づつ欲しくなってしまいます。
自宅でも職場でもパソコンを使われる仕事に就いていらっしゃる方は、間違いなく、自宅用と職場用が欲しくなります。
一度良い物を使ってしまうと、安物には戻れない体になってしまうのです。
複数用意するということは、相当の費用が掛かってしまいます。
私は何年もメンテナンスをしながら、このキーボードを使っていくつもりですが、新たなキーボードを買う時が来たら、クオリティとしてリアルフォースを基準とするでしょうから、安物のキーボードを買うという選択肢はほぼ消滅してしまうはずです。
一度使うと、なかなか離れることができない中毒性の高いキーボードです。
リアルフォースまとめ
一度使うと他の製品は使えなくなる魔力を秘めているリアルフォース。
お近くに取り扱い店舗があるのでしたら、是非、タイピングを試してみてはいかがでしょうか。
確かに価格の高い商品ではあります。
しかし、起きている間、ずっとキーボードを叩いている人ならば、すぐに元は取れると思います。
東プレ Realforce108USには価格以上の価値があったと、私は感じています。
どうしてもその金額は払えないという方は、ヤフオクで中古を探してみるのも良いかもしれません。
ただし、一度使ってしまうと安物のキーボードには戻れなくなる可能性が非常に高いので、その辺りはよく肝に命じておくといいでしょう。