Googleアナリティクスのデータから、検索者の疑問を想像しお答えする当コーナー。
毎月月末に1回のペースで掲載しているのですが、いずれネタは尽きるだろうなぁと思っていたのですが、思ったほどネタ切れ感はなく、新しい素朴な疑問は次々と出てきているようです。
簡単な質問20個
- headにnofollow robots metaタグを入れたら検索順位低下した
- ロングテール対策
- ロングテールを狙う一日の記事数
- WordPressでカテゴリを移動させた場合のデメリット
- リンクを削除したのにウェブマスターツール上に残っています
- 被リンク対策
- 相互リンクはやったほうが良いのか
- 過去記事を書き換えることによるSEO効果
- 発リンク数はどのくらいがベスト?
- 発リンクはしないほうが良い?
- Facebookをリンクしてからアクセスが減った
- 突然、特定のキーワードの順位が大きく下がった
- ツイッターをウェブマスターツールに登録したい
- Googleにインデックスされない
- オールドドメインって効果ありますか?
- 1ページだけ低品質なページが混ざってしまっていますが大丈夫ですか?
- SEOをどのくらい意識していますか?
- グーグルハネムーンから落ちない方法
- サテライトサイトは有効か
- 無料のSEO登録方法
headにnofollow robots metaタグを入れたら検索順位低下した
<head>セクションにnofollow robots metaタグを入れると、全てのリンクに対してnofollow(辿らないでください)という指示がされます。
外部リンクに対しても辿りませんし、内部リンクも辿らなくなりますで、全てのページの<head>セクションにまとめてnofollowを入れてしまうと、各ページ同士が孤立した構成になってしまい、検索順位を落とすことになるでしょう。
ロングテール対策
ロングテールSEOとは、一つ一つの検索ボリュームは少ないキーワードをたくさん記述して、数で勝負する集客方法です。
しかし、特にロングテールSEOを意識する必要はなく、検索者が知りたい情報を、ごく自然に、詳しく解説していけば、実現できるテクニックです。
深く考えずに、検索者を満足させるコンテンツを作っていけば、ロングテールSEOにも成功するでしょう。
ロングテールを狙う一日の記事数
様々な組み合わせキーワードでアクセスを促すのがロングテールSEOです。
ですので、ページの数は少ないよりも、多いほうが、たくさんのキーワードを拾うことができることは間違いありません。
1日の記事数とロングテールSEOに直接的なわかりやすい共通点はないような気もします。
ロングテールSEOは、難易度がさほど高くないテクニックではありますが、かといって質の低いコンテンツをたくさん公開してしまうとサイトの評価があがりませんので、本来、簡単に拾えるはずのロングテールキーワードも拾うことが出来なくなってしまい、本末転倒になるでしょう。
質が下がらないのであれば、1日に複数記事を投稿するほうが、集客しやすくなるのは間違いありません。
WordPressでカテゴリを移動させた場合のデメリット
サイドバーやフッターからのリンク構造が変わってしまって、検索順位が変動する可能性はあります。
検索順位が下がることもあるでしょうし、上手にやれば、上がることもあるでしょう。
リンクを削除したのにウェブマスターツール上に残っています
結構昔に削除したはずの古いリンクが残っていることはよくあることのようです。
ウェブマスターツールのデータはあくまでサンプルと考えるといいでしょう。
被リンク対策
被リンクを獲得するには、そのページを閲覧した人が、紹介したくなるコンテンツに仕上げることです。
とても詳しく記述されている、わかりやすくまとめられている、見ていて楽しい、人に教えたくなる といった、人に紹介したくなるコンテンツの作成を目指しましょう。
また、商売っ毛が全面に出ているコンテンツは、リンク獲得の難易度が上がりますので、商売っ毛を消したサテライトサイトを用意するというのもひとつの方法です。
相互リンクはやったほうが良いのか
無駄に相互リンクの数だけ増やしても、アクセスが増えることはないでしょう。
相互リンクはGoogle検索が登場する以前から、関連サイト同士をつなげるという意味合いで広く用いられてきた仕組みですので、相互リンクを行ったからといって、すべてスパム判定されるわけではありませんが、ページランクの転送を目的とした過度な相互リンクはGoogleのガイドライン違反となります。
あなたのサイトに訪れたユーザーに対して、是非とも紹介したいサイトがあるのでしたら、相互リンクを結ぶことは悪いことではありません。
ただし、検索ランキングの向上を目的とした、数で勝負の相互リンクにプラス効果はほとんど感じられません。
詳しくはコンテンツにコツコツと追記を行ったサイトのアクセス倍増事例の記事を参考にしてください。
過去記事を書き換えることによるSEO効果
過去に作成したコンテンツの内容が古くなってしまった場合、新しい内容に書き直す作業はぜひ行いたいメンテナンスの一つです。
更新することにより、どの程度の効果があるのかはわかりづらいですが、やっておいて損はないでしょう。
発リンク数はどのくらいがベスト?
1ページの発リンクがあまりに多すぎる場合、クローラーがすべてをたどれなくなってしまう可能性があります。
昔は1ページで100本以内というアナウンスがありましたが、今はクローラーの性能が上がっているので、100本を多少超えても平気だとは思います。
発リンクはしないほうが良い?
関連記事への内部リンク、優良なサイトヘの外部リンクは、共にスコアの向上が期待できます。
Facebookをリンクしてからアクセスが減った
おそらく直接の原因ではないと思います。
突然、特定のキーワードの順位が大きく下がった
長期間、安定して上位になっていたキーワードが、ある日突然、100位以下に後退してしまった場合、何らかの自動ペナルティが発動している可能性があります。
特にメインで狙っているキーワードの場合
- 大きく下がる(100位以下)
- 本来、表示されるべきページではないページが表示される
例:本来トップが表示されるべきはずなのに、下層ページが表示されている
といった現象が起こります。
どこかで、過剰に最適化しすぎている可能性がありますので、修正を施しましょう。
ツイッターをウェブマスターツールに登録したい
「<head>セクションの編集ができない」「確認用htmlファイルを設置できない」といった制限がありますので、ツイッターをウェブマスターツールに登録することはできません。
Googleにインデックスされない
noindex robots metaタグや、canonicalの設定、robots.txtの設定を見なおしてから、Fetch as GoogleでURLを送信してみましょう。
また、取得したばかりのドメインの場合、過去にペナルティを課せられて捨てられたドメインを、知らずに取得してしまっている可能性があります。
詳しくは検索エンジン経由のアクセスが一向に増えないサイトの記事を参考にしてください。
オールドドメインって効果ありますか?
うまく選んで運用すれば、検索順位を押し上げる力はあると思いますが、今後も変わらず効果があるかどうかは微妙ですし、今は大丈夫でも、ある日突然、中古ドメインが過去に取得していたリンクが足を引っ張りだしたり、警告を貰う原因になる可能性もありますので、お勧めはしません。
1ページだけ低品質なページが混ざってしまっていますが大丈夫ですか?
どうしても構成上必要なのなら、そのページにはnoindexタグをつけて、検索エンジンには登録しないようにするといいでしょう。
SEOをどのくらい意識していますか?
職業柄、なんだかんだで、意識はしています。
グーグルハネムーンから落ちない方法
出来たばかりのサイトがまとめて更新を行うと、一時的に上表示して、サイトの評判を確認するといった仕組みがグーグルハネムーンと呼ばれています。
ソーシャルからの拡散や、ナチュラルリンクを獲得し続けるような人気コンテンツなら、落ちずにいけるかもしれませんし、落ちたとしても、影響を少なくすることはできるものだと考えています。
サテライトサイトは有効か
- メインコンページは、商売っ毛がありすぎて、被リンクの獲得やソーシャルでの拡散が難しい
- メインページでは細かい層へのリーチが難しい
といった場合、サテライトサイトを作成して、幅広い層の支持を得ることは効果的でしょう。
無料のSEO登録方法
SEOは無料で行えるものです、
SEO登録という文脈が、Googleのインデックス登録のことなら、コンテンツを作成すれば、いずれ検索エンジンのクローラーにインデックス登録してもらえるはずです。
立ち上げたばかりのウェブサイトは、クローラーがなかなか来てくれません。
Fetch as GoogleでURLを送信することにより、訪問を促すことが可能です。
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