2013年4月の2週目のSEO関連の興味深い記事をピックアップしました。
新しく公開したページの順位が上がる理由、SEOコンサルタントを苦しめるシチュエーション、ロングテールSEOに掛かるコスト、カノニカルのよくある間違いの4つの記事のご紹介と感想をお送りします。
どの記事も素敵な記事ばかりを厳選してピックアップしていますので、まだご覧になっていない記事がございましたら、目を通しておくことをお勧めします。
ピックアップ
新しいページの順位が上がる理由
ブログを更新されている方なら、作ったばかりのページの順位が比較的上位表示されて喜んでいたのに、時間が経つに下がってしまった経験があるのではないでしょうか。
海外SEO情報ブログの新しいページの順位が上がって下がるのはなぜ?という記事で、その疑問に対してGoogleのマット・カッツ氏が答えた説明が翻訳され解説されています。
最初は詳しい情報が得られていないため、ひとまずある程度良い位置に掲載され、そこから時間が経過して様々な情報が集まってくると、それらが反映されて正しい位置に落ち着くという流れです。
なお、最初は順位が良くて、徐々に下がるばかりのパターンではありません。
当ブログの場合ですと、最初に設定したキーワードで公開直後は5~15位くらいにつけ、そこから、徐々に順位を上げていくパターンが多いです。
このあたりはドメインの強さや、コンテンツの関連性なども関係してくるのでしょう。
なんにせよ、公開直後の順位は暫定順位だと考えておきましょう。
公開直後に上がった後、下がるタイプの流れになりがちなサイトは、更なるコンテンツの向上を意識して評価を高めましょう。
SEOコンサルタントを苦しめるシチュエーション
SEOを仕事にしていると、返答に困るような質問や、困ったお願いをされることも少なくありません。
SEOJapanのSEOコンサルタントを苦しめる10のシチュエーションという記事では、実際に相談される難題について解説されています。
どのシチュエーションもありがちなシチュエーションです。
私はフリーランスでSEOをやっていますので、ある程度こちらのやり方を理解して頂けて、互いに協力しあえるようなクライアントを選ぶことができますのでやりやすいのですが、SEO会社に所属して、営業担当が取ってきた仕事をこなすとなると、このような問題は日常的に出てきそうです。
自分でコンテンツを作ることが出来ると主張するクライアントが後を絶たない。「優秀なコピーライターやライターを抱えている」とクライアントが言っても、もはや私は喜べない。当該のライターがSEOを深く理解しているケースは限りなくゼロに近い。
このような「内部のエキスパート」に頼ると、必ず期待を裏切られ、最終的に、必要とされる作業を教えなければならなくなる。これはSEOの予算に盛り込まれ、その他のSEOのタスクに用いられる予算が削られてしまう。皆さんは、同じような事態に直面したことはあるだろうか?
私はSEOを内製化させて独自で運用できるようなアドバイスを行うやり方をやっていますので、上記のようなシチュエーションはに対してのコーチングはメインとなる作業になります。
最も重要なことは、SEOコンサルタントとクライアントのお互いの信頼関係の構築でしょう。
ロングテールSEOのコスト
当ブログではロングテールSEOを意識しながら集客を行なっています。
ロングテールSEOは誰でも手軽に実践できる確実な手法ですが、コンテンツを作成する時間が非常に掛かります。
Re:VeryのロングテールSEOのコストは安くないという記事では、ロングテールSEOが安いわけではない理由が解説されています。
ロングテールSEOの肝となる部分は、コンテンツの作成です。
コンテンツの作成を内製化できるとしても、そのコンテンツを作っている人の賃金は発生します。
仮に100記事作るのに、300時間掛かったとしましょう。
時給2000円と見積もったとしても、60万円のコストが掛かります。
将来的に60万円以上のリターンがなければ、赤字と考えることができます。
rel=”canonical”タグのよくある間違い
英語版のGoogle ウェブマスター向け公式ブログで公開された、カノニカルタグの正しい使い方やよくある間違いについての記事が、海外SEO情報ブログのrel=canonicalタグによくある5つの間違いで翻訳されわかりやすく解説されています。
canonicalが2つ記述されているページを見かけたことがありますが、このパターンではどちらの指示も無視されるようです。
よくわからずにcanonicalをすべてトップに向けてしまうというミスもよく耳にするcanonicalタグです。
しっかりと理解してから使わないと、トラフィックを大きく減らしてしまう悲惨な状況に陥ることも考えられる重要なタグですので、使い方をよく理解してから用いるようにしましょう。
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