ホワイトハットジャパンのブログを更新しようと思っても、なかなかネタがないなーと思いつつ、ふとWordPressのダッシュボードに入ってみると、投稿記事数が400記事を突破していたことに気づきました。
というわけで、SEOのなんの役にも立たないただの回顧録を公開したいと思います。
読んでもなんのスキルの足しにもならない落書きですので、Googleに戻って、有意義な検索体験を送ることをおすすめします。
400記事は結構すごい!
2019年の現在、400記事達成!となっても、「それで?」としか思いませんが、今を遡ること7年前の2012年1月12日、SEOのホワイトハットジャパンの最初の投稿が行われた時代では意義があったように記憶しています。
当時、いろんなお客様のサイトや、自分が管理している数十のサイトを見ても、ある程度記事がストックされてくることによって、アクセスが増えることがありました。
肌感覚で恐縮ですが、
- 50記事
- 100記事
- 200記事
- 400記事
というコンテンツ数ごとに、徐々に右肩あがりというよりは、一気に段を飛ばしてアクセスが増える現象がよく再現されていました。(400記事ちょうどという意味ではなくあくまでもそのあたりの肌感)
「ドカン(ボカン)とアクセスが増えた」といわれていた現象です。
ちなみにこれまた肌感で、なんの根拠もなくて恐縮ですが、400記事の次は1000記事、その次は2000記事。このあたりで打ち止めになることが多いイメージでした。
何万記事も公開されている大規模サイトは、非常に多いトラフィックを得ていますか、2000記事で打ち止めっていうことはないのですけど、当時、複数のジャンルのサイトを個人が一人で管理しようと思うと1サイト2000記事くらいが限界だったのではないかと思います。
限界というか、費用対効果なんかも考えて、2000記事を目標にしていた記憶があります。
その中でも個人的に思うところがある目標の記事数は、400記事でした。
それなりの品質で400記事公開すれば、アクセスはそれなりに集まると経験則で知っていたからです。
ちなみに当時はまだ、SEO=外部リンクのテクニックと考える人も多かった時代で、記事は今ひとつなサイトが多かったこともあり、それなりの品質で400記事公開したら、普通にアクセスが増えていた時代でした。
まずは自分なりに品質が高いと思える記事を400記事アップしてみようとアドバイスする時代でした。
しかし、書くことがない
当ブログは2012年10月4日から、毎日更新するというSEOの効果測定のための実験を行っていました。
GoogleAnalyticsの流入データや、Googleウェブマスターツール(現在でいうGoogleサーチコンソール)のデータを見て、なにかネタはないかと必死に探したものです。
2012年当時、個人が運営しているSEOブログはたくさんあって、記事内で言及したりもしながら、交流していたように記憶しています。
SEOブログというジャンルが盛り上がっていた時代です。
当時はまだソースコードの最適化でも一定の効果は得られましたし、リンクスパムも効いていましたから、スパムリンクの是非を語ったりと、記事にできるネタはそこそこありました。
といっても、一通り書きつくしてしまうと、本当にネタがないんです。
思えば私がSEOのホワイトハットジャパンブログを書き始めた頃は、ネタが多数あって幸せだったのかもしれません。
- ペンギンアップデート
- パンダアップデート
- 大量の不自然リンク警告送付
などなど、色々と深堀りできるネタが盛りだくさんでした。
しかし、時代が進み、検索エンジンが想定を超えた速度で進化していきました。
結果、ウェブマスター側ができるSEOは、良質なコンテンツを作る くらいしか、できることがなくなってきたのです。
現在でも内部SEOや、ソースコードはSEOでは重要ですが、2019年に新たに登場した内部SEOのソースコードといったものがないものですから、新たに解説するようなものがありません。
つまり、書きつくしてしまうと、それ以上、書くことがないのです。
WordPressの記事を書くのはどうだろう
過去にはWordPressのプラグインなんかの解説記事も書いていました。
しかし、現在、SEOで便利なWordPressプラグインは思いつきません。(Yoast SEOは個人的には使ってるけど、重いし、少しややこしいから万人におすすめするものじゃないと思っています。私自身も使っているサイトもあれば、使っていないサイトもある感じです)
そもそもWordPressの解説記事は、デザイナー、コーダー、エンジニアといった専門家が解説するほうがクオリティの高い記事が書けるでしょう。
私はSEO,Webマーケティングのプロではありますが、WordPressに関しては、果たして堂々とお金をもらって作業できるプロを名乗ってもいいのだろうかと、常々考えています。(基本、お客さんからのWordPress周りの修正等の依頼に関しては、私自身が無償で動くか、しっかりとしたプロフェッショナルに依頼して作業してもらっています)
そんな私が書くWordPressの記事を読者は期待しているのだろうか?と思うようになり、WordPress関係の記事を書くことはあまりなくなりました。
検索ユーザーも検索エンジンも、よく理解してる
検索ユーザーも検索エンジンもそのあたりは理解しているようで、1年前から本日までの人気ページ上位5を見てみると、
- 引用タグ(blockquote,q,cite)の解説と使い方
- ブログを開設して1年が経ちましたが検索にひっかかりません
- METAタグ(keywords description)の使い方
- a href=””(リンクタグ)の使い方の解説とSEOで重要度が高い理由
- 301リダイレクトが使えない環境でアクセスを減らさず移転させる方法
となりました。
見事にSEOに関連する記事ばかりで、WordPressのプラグインの記事などは入っていませんでした。
餅は餅屋と申します。
やはり私はSEOやマーケティングの記事を書くことをメインとしていかないといけないのでしょう。
今後のヒントになるのでは?
記事の冒頭で
読んでもなんのスキルの足しにもならない落書きですので、Googleに戻って、有意義な検索体験を送ることをおすすめします。
と書きましたが、実はヒントになるのではないかと、書いていて思いました。
自分が得意とする分野に特化して、突き進んでいくことは、悪くないと思えました。
むしろ得意でもないのに、仕方無しに書かれた記事は、検索結果のノイズとなる可能性が高いのではないかとも感じました。
信じるか信じないかはあなた次第です。