様々なコンテンツを作成し、様々なスモールキーワード(マイナーキーワード)を散りばめて集客を行うロングテールSEO。
スモールキーワード狙いのロングテールSEOは、しっかり理屈を理解してコンテンツを作っていけば、誰にでも実践できますし、集客数も非常に多いとても有効な手段です。
当ブログもスモールキーワード狙いのロングテールSEOを実践し、様々な方に記事をご覧になって頂いております。
それほどに、スモールキーワードを取りこぼさない戦術というものは重要なのですが、スモールキーワードの対極に位置するビッグキーワードを狙うにはどうしたらいいのでしょうか。
上記の画像は当ブログがビッグワードで上位表示させた一例です。
(冗談です。「ビッグワード」というスモールキーワードでたまたま上位に入っただけです)
今回の記事ではビッグキーワードについて解説したいと思います。
ビッグキーワード
- ビッグキーワードとは
- スモール、ミドル、ビッグの大まかな検索数の違い
- ビッグキーワードは狙って上げるものではなく最適化を推し進めた先についてくるもの
- おまけ:ビッグキーワードで上位表示されている住太陽氏曰く
ビッグキーワードとは
ビッグキーワード(Big Keyword)とは、主要の検索エンジンの検索回数の多いキーワードで、ビッグワードとも呼ばれています。
検索回数が多いということは、それだけ、様々な方の検索結果に出現する可能性が高いキーワードです。
ビッグキーワードを狙うサイトは非常に多く、強豪がひしめいているため上位表示の難易度が非常に高いのが特徴です。
SEO関連ですと「SEO」というキーワードが検索数も多く、多くのSEO会社やスパマーが上位表示を狙っていますので、ビッグキーワードにあたります。
クレジットカード、キャッシング、FX、ダイエット等のキーワードも、儲かるジャンルとして様々な人が上位表示を狙っている屈指の難関キーワードといえるでしょう。
スモール、ミドル、ビッグの大まかな検索数の違い
- スモールキーワード:検索回数~1万程度で競合性の低いもの
- ミドルキーワード:検索回数が1万~数万あり、競合性が中くらいのもの
- ビッグキーワード:検索回数が10万超えで、競合性の高いもの
上記はおおまかな例でしかありませんが、大体、このような分類になっていると考えるといいでしょう。
月間検索回数はGoogleAdWordsキーワードツールで調べることができます。
検索回数が10万以下でも、強い競合が非常に多いキーワードはビッグキーワードと呼んでも差し支えないでしょう。
基本的に、競合性と検索回数が増えれば増えるほど、上位表示の難易度は上がります。
もちろん、検索回数の多いキーワードで上位表示されればアクセスは増えるでしょうし、競合がひしめく分野で上位表示をさせることが出来れば大きな利益を生むことも期待できます。
ビッグキーワードは狙って上げるものではなく最適化を推し進めた先についてくるもの
ビッグキーワードは短期的な視点で狙うものではありません。
もちろん、「いずれはこのビッグキーワードで上位表示を達成したい」と構想を練って、タイトルタグや内部構造を設定することは大事です。
しかし、ビッグキーワードは、適切なタイトルタグを設定して、内部構造の最適化を行うだけで、簡単に上位表示されるものでもありません。
ビッグキーワードでの上位表示を達成させるには、スモールキーワードから始まる積み重ねが大事です。
スモールキーワードはコンテンツ
ビッグキーワードで上位表示させるには、まずは、スモールキーワードから攻略していく必要があるでしょう。
スモールキーワードを狙うのは簡単で、狙いたいキーワードに関するページを公開するだけです。
もちろん、適当にキーワードを並べただけではいけません。
十分に価値のあるコンテンツを用意する必要があります。
ミドルキーワードはスモールキーワード同士の結びつき
関連するコンテンツを内部リンクで関連付けることにより、更に広い分類のキーワード(ミドルキーワード)で表示させることができるようになります。
例えば、「コーラ」「スプライト」「メローイエロー」「ドクターペッパー」等のコンテンツを繋げ、それらの個々のコンテンツも高評価を得たならば、更に上の分類である「炭酸飲料」というキーワードを狙うようになるといったイメージです。
ビッグキーワードはスモール、ミドルキーワードの積み重ね
優れたスモールキーワードのページを作成して、リンク構造を関連性のあるもの同士で繋ぎ、カテゴリテーマを伝え評価してもらう。
カテゴリテーマが綺麗に分類されれば、サイトテーマも伝わりやすくなります。
結局のところ、優れたコンテンツを整理、公開を繰り返すことにより、ユーザーや検索エンジンに認められ、ビッグキーワードでの上位表示を可能にするということです。
コンテンツの質はもちろんのこと、リンクも指標の一つですし、ソーシャルメディアでの共有、権威ある人やサイトからの言及やリンクも参考にされているでしょう。
元を辿っていけば、最初に狙ったスモールキーワード狙いのコンテンツ作成にたどり着きます。
巨大なピラミッドの頂点に位置するのがビッグキーワードです。
質の良い石材を選別し、途中で崩れたりしないように綺麗に積み重ねていく作業こそがSEOなのです。
おまけ:ビッグキーワードで上位表示されている住太陽氏曰く
以前、SEO飲み会に参加した時に、SEOというビッグキーワードで1ページ目に表示されているSEO サーチエンジン最適化の住太陽さんが仰っていた言葉が印象的でした。
住さんのサイトが「SEO」で良い位置し、素晴らしいという話題になった際におっしゃった返答。
「あんなん、たまたまや」
謙遜もあるとはいえ、しびれました。
スパム的な手法は使わずに、ビッグキーワードで上位表示している住さんのサイトを見れば、ビッグキーワードで上位表示に必要なものが見えてくるかと思います。
是非、参考にしてみましょう。
私のブログがビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示されていない理由がよくわかりますよ。
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