今週の優良SEO記事まとめでは、ちょっとマニアックなSEOの質問と答え、Googleの内部資料流出、パンダアップデートやペンギンアップデートの影響を受けないサイト作り、素晴らしいSEOの小冊子が無償配布中という4つの記事をご紹介いたします。
どれもソーシャル経由で拡散されている記事ですのですでにご覧になられた方も多数いらっしゃるとは思いますが、まだの方は是非、目を通してみてください。
今週のピックアップ
マニアックなSEOのQ&A
普段はあまり意識していない、「そういえばどうなんだろう?」といった感じの、SEOのちょっとした10個の疑問に対する回答が、 WEB担当者フォーラムのSEOのちょっとマニアックなQ&A×10 など10+4記事(海外&国内SEO情報)で公開されています。
著者情報のリッチスニペットはWEBページに限らず、PDFファイルなどでも指定しておけば表示されるとの事です。
私はこれといってアップロードすべきPDFは持っていないのですが、今後アップロードする必要性があれば、著者情報の設定をしようと思います。
他にもGoogleはタイトルの12語までをタイトルとして扱い、それ以降の単語はコンテンツの一部として扱うとする興味深い内容もありました。
12単語を超えるタイトルをつけることはあまりないかも知れませんが、念の為、頭の片隅には入れておいたほうがいいかも知れません。
他にもいくつかの質問がありますので、是非、目を通しておいてください。
Google品質評価ガイドラインが流出
検索結果がGoogleの定める品質を満たしているのかどうかを、Googleから委託された外部の人間がチェックを行っているようです。
その採点に用いられるGoogle品質評価ガイドラインという内部文書が何者かが流出され、ネット上で出回っているようです。
海外SEO情報ブログの鈴木謙一さんが、その内部資料を入手し、パンダ・アップデート分析の決定打になるか!?、Googleの品質評価ガイドライン更新版が流出で中身を解説されています。
最高品質のページと、最低品質のページについて解説されていますが、その見極めに関してはさほど真新しいものはなく、今まで当たり前のように言われてきたことが多いです。
品質の高いコンテンツとは
テーマがはっきりしていて、専門家によって作られた質の高いコンテンツであり、コンテンツ量が豊富にあって、権威あるサイトから度々リンクされていること。
品質が低いコンテンツとは
目的があって訪れたのにコンテンツ内で目的を達成できないサイトや、一見高品質に見えるが、他のサイトから盗んできたコンテンツ。
コンテンツの量が少ない。もしくは、コンテンツが全くない。
管理者の情報がないし、連絡を取ろうと思っても連絡先さえ表示されていない。
この記事を読んで、最高品質に近づけるようなコンテンツを意識しながら、品質が低いとみなされかねない点は修正していくと良いでしょう。
このガイドラインが検索結果に直接使われることはないとのことですが、このようなポイントを見てコンテンツを採点し、自動アルゴリズムでランキング付けを行って行きたいとGoogleが考えているのは確かでしょうから、Googleが認める品質の高いサイトに少しでも近づいていくと良いでしょう。
例えば運営者情報のページを作ったり、連絡先を用意するのは簡単に出来ることですので、まだ用意されていない方は用意しておくといいかも知れません。
パンダ・ペンギンの影響を受けないサイト
当ブログのアクセス解析を見ていますと、やはり、パンダアップデートやペンギンアップデートの記事はアクセスが非常に多いです。
私の管理サイトのほとんどではペンギンアップデートと、パンダアップデートでの影響はありませんでした。
(アフィリエイト広告を多めに張っているブログの1つがパンダ導入後トラフィックを落としましたが、何もせず放置していたところ、パンダ3.9で勝手に回復しましたので、パンダの誤認フィルタリングだったのでしょう)
検索ランキング上位化を狙ったテクニック的なSEOを意識していない一般ブログのアクセスはペンギンとパンダを経てどうなっていったのかというデータが、パシのSEOブログのパンダ・ペンギンの影響を受けないサイト作りで公開されています。
コツコツと更新されているようで、記事数に比例してアクセスも伸びる、ロングテールSEOでの理想的な増え方をしています。
事例を見させて頂きましたが、コメント量が凄いですね。
コメントも重要なコンテンツの一部ですので、当然、Googleのクローラーはコメントも含めてインデックスしていきますし、タイトル、本文、コメントの中から選ばれて複合キーワードとして使われることもあります。
憶測でしかありませんが、Googleはレイアウトのどこの部分がコメント欄であるか理解しているのではないでしょうか。
ですので、コメント欄が伸びているサイトは人気のあるサイトだとして、何らかの加点を加えているとしても驚くべき話ではありません。
とはいえ、コメント欄を伸ばすことはSEOで有利!! と謎の妄言を吐くつもりは全くありません。
最も重要なのは、コメント欄が自然と伸びて行くくらいにユーザーに愛されているコンテンツを提供するということです。
キーワードカニバリゼーション(キーワードの共食い)を減らすと言うことも以前はとても重要なテクニックと考えられていましたが、現在のGoogleの仕様では同一ドメインが多数SERPsに混在しやすいようになっているので、カニバリを意識してページを公開する必要性は以前よりは薄れていると思えますし、あえて狙って上手くやれば、検索ランキングで同一ページ上に複数の自サイトのコンテンツを並べて表示させることも出来ます。
それにより、記事が検索者の目にとまる確率が上がりますし、自分より下の順位の競合を一気に画面したに押し下げたり、2ページ目に押し出すことも可能になります。
もしカニバった場合、一番上に上げたいコンテンツ(最もユーザーに見てもらいたい記事)に関しては、個人的な体感ですが、タイトルタグの変更や、内部リンクの調整で、以前より楽にコントロールできるようになってきていると思います。
「SEO小冊子」無償配布
ディーエムソリューションズの社員が書いた「SEO小冊子」無償配布のお知らせで、DM SOLUTIONSの社員であり、SEOまとめブログのウェブマスターとしても知られている片川氏が執筆された「SEOの理論と実戦」という小冊子のPDF版が、無償で配布されています。
これは元々、東京ビッグサイトで開催されたWeb&モバイルマーケティングEXPOという催しで配布された冊子とのことです。
私も早速申し込んでみたのですが、重要な点が整理された非常にわかりやすい冊子でした。
割と短い時間で読み終えることが出来ると思いますが、SEOの中でも特に重要だと思われる点を重点的に解説されていますので、自社のサイトや、趣味のサイト、ブログなどにSEO施策をしてみたいと考えてらっしゃる方は、取り寄せて見ることをお勧めします。
お忙しい中、PDFファイルを送って頂きましてありがとうございました。
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おはようございます。
自分もロングテールSEOにチャレンジしていますがある程度、面白い動画や写真を紹介していくというブログはまさに王道だと思います。
『小太郎ぶろぐ』のようにゲームや動物や戦闘機でも何でも屋でも結局、書き続けてアクセスが増えているブログが成功していると思うと自分もまだまだか?と思いました。
ある程度、面白い動画や面白い写真というカテゴリーでしっかり記事を書けばテーマを絞ったとなると思います。
やり方は色々あると思いますが、私が意識しているのは自分が十分に情報を発信していける程度までサイトテーマを絞り込むことです。
絞込み過ぎると書くことがなくなってきてコンテンツの総量が少なすぎるということになってしまうこともありますが、検索でやってきた人が好むであろう関連性を外した記事はノイズでしかないと考えているからです。
カテゴリ分けはユーザーが目的のページに辿り付き易くするために行うもので、もっと大きな視点でみると、ユーザーが目的のページに辿り付きやすくする為にサイトテーマを絞り込むといった考え方です。
ですので、サイトテーマを「おもしろい」に決めたのなら、それで良いでしょうし、「~~についての解説サイト」なら、狭く浅く掘り進むやり方が良いとは思っています。
確かにSEO対策というかビックキーワー
ドを攻略するときはテーマを絞ったほうがいいと自分も思います。
とはいうものの普通にブログを書く場合、テーマはある程度、絞るにしたほうがいいと思います。
この辺は論議が続いていて難しいとも思います。
最終的に長続きしたブログがいつの時代も持ちこたえているようで結局、続けることがSEO対策か?という人もいるようなので自分なりのスタイルが大切だとも思いました。
コツコツとユーザーに愛されるコンテンツを作り続けることが一番ですね。
ミドルやビッグキーワードを狙う場合、何年も質の高いコンテンツを維持し続ける必要はありますし、信じてやり続けるほかなさそうですね。
こんにちは。SEOまとめです。いつもRSS経由でブログ拝読させていただいております。
今回は小冊子をご覧いただき、このような形でご紹介までいただいて感激しております。
ホワイトハットジャパンさんとはSEO観が近いと(勝手に)感じておりました。またTwitter含めいろいろと情報交換させていただければ幸いです。
今後共よろしくお願いします。
こんにちは。
素敵な冊子をありがとうございました。
SEOまとめさんにSEO観が近いといって頂けるのは非常に光栄です。
今後とも、よろしくお願い致します。