先週に公開された優良記事のまとめです。

今回は価格コムグループの1つである食べログの強さの理由、読み込み時間も意識したほうが良さそうなランディングページについての考え方、同一ドメインがSERPsを占拠しがちになっていたGoogleのアルゴリズムに調整が入り多少改善された件、コンテンツが盗まれてしまった場合の対抗手段についての4記事のご紹介と感想をお送りいたします。

今週のピックアップ

価格.comのSEO研究

価格コムグループのサイトはどれもSEOに強い印象を受けます。

価格コムや食べログは、しょっちゅうあなたのSERPsにも登場しているのではないでしょうか?

なぜ食べログがそんなに強いのかを分析した記事が、アルコブログの価格.com研究SEO編|食べログ・ぐるなび・ホットペッパー比較|で公開されています。

食べログはキーワード選定、htmlの最適化、ユニークなコンテンツ、検索エンジンが好むコンテンツ、ナチュラルコンテンツ生成、内部リンクの最適化、外部リンク最適化の全てが高レベルで実装されているそうです。

検索エンジンが好むページを用意し、内部構造を整え、数多くのキーワードページも用意しているところが強さの秘訣のようです。

鋭い分析が非常に為になる記事ですので、是非、ご覧になってください。

 

ランディングページの読み込み時間は意識した方がいい

そういえば先日、久々にUQ Wimaxを使いスマートフォンでこのブログを見たのですが、スマホの性能が悪いのか、回線の品質が悪いのか、あるいはそのどちらもなのかはわかりませんが、当ブログを開くのに非常に時間が掛かりました。

当ブログの読者は9割くらいがパソコンユーザーですのでさほど問題はないと思うのですが、スマホユーザーのアクセスがそれなりに多いサイトでは表示速度にも気を使ったほうがいいかもしれません。

私は普段、光回線で作業を行っているので何の気にもしておりませんでしたが、回線の品質があまり良くない方に無駄なストレスを与えれば離脱率も上がりますので、表示は速いにこしたことはありません。

SEO村の徒然blogのランディングページの読込み時間、意識していますか? という記事で、Analyticsを使い表示が遅くなりがちな環境でのページ速度を調べる方法が解説されています。

この記事では主に、画像を多用したランディングページ向けの解説というテーマで行われていますが、ランディングページに限らず、通常のページでも表示速度を改善できるところはやっていったほうがいいかと思います。

 

同一ドメインが検索結果を占拠しないようにアルゴリズムが調整されました

ここ最近、検索結果に同じドメインが立て続けに表示され、検索が使いにくくなったという意見をよく耳にしました。

多用なドメインから結果を返すアルゴリズム(ユーザーにとって同じドメインのページを複数見せたほうが有意義と思われる場合は同一ドメインの複数のページを検索結果に返す)が過剰に働いていたようです。

そのアルゴリズムが調整され、同じドメインのページでSERPsが埋め尽くされている状態がだいぶマシになったとことについて、海外SEO情報ブログの同一ドメインが検索結果を占拠しないようにGoogleがアルゴリズムを変更 で解説されています。

現在の仕様は、多用なドメインから結果を返すアルゴリズムの導入前ほどシビアにキーワードカニバリゼーション(ページ同士でのキーワードの共食い)を意識しなくてもいいようなさじ加減に感じますし、検索結果で同一ドメインが占拠している弊害もずいぶん解消されていますので、良い感じなのではないかと個人的には思います。
(キーワードカニバリゼーションを意識する必要はない という意味ではなく、カニバってしまったせいで見てもらいたかったページの順位が一気に落ちるような機会損失が起こりにくくなったという意味です)

 

コンテンツが盗用された場合の対処手段

コンテンツを丸ごと盗用する厚かましい人というのは存在します。

先日も知り合いのサイトのいくつかがパクられているところを発見しました。

サイトの内容を丸ごと盗んで、自分のアフィリエイト広告に張り替えて小遣いを得ようとする魂胆だったようです。

そのようなコンテンツ泥棒を見つけたときの対処方法が、SEO is DEAD!! WEB in the morningの コンテンツがパクられた時にGoogleに削除依頼を出しコピーサイトをインデックスから消す方法で解説されています。

検索結果に表れないくらい下の順位ならばあまり気になりませんが、オリジナルのサイトにすぐ近い順位や、場合によってはオリジナルの順位よりも良い順位になることもあるようです。

50サイトほど著作権侵害申請をして、40個は認められましたので、成果はあります。

とのことですので、かなりの高確率で認められるようです。

大事なコンテンツを盗用された場合、ためらわずに削除依頼を出すと良いでしょう。

 

関連記事

【ロングテールSEO入門4】キーワードの洗い出しに便利なツールの使い方
TwitterCardsをWordPressで設定し概要を表示させる方法
SEOブログを更新する非常に大きなメリット
検索者が持つSEO関連の25の悩みに答えます
SEOを意識したリンクの張り方
サテライトサイト(衛星サイト)のSEO効果と有効活用事例
ブラックハットとホワイトハットをオリンピック競技に例えてみる