今週前半(2012年12月3日~4日)に公開されたSEO関連の記事で興味深い記事、役に立つ記事を4記事ピックアップしました。

クローラビリティの重要性、共起語とトピック センシティブ ページランク、内部リンク構築、SEOやSMOですぐに結果が出ると思わない の4つの記事のご紹介と感想をお送りいたします。

素敵な記事を厳選してピックアップしておりますので、まだ見られていない記事がございましたら、是非、読みに行きましょう。

ピックアップ

クローラビリティは重要

「SEOで重要なのはコンテンツ!」「SEOではリンクが重要!!」

もちろん、これらの考えは間違いではありません。

しかし、それ以前に、クローラビリティが悪いとSEOは成り立ちません。

SEOとその周辺のクローラビリティが悪ければ全て始まらないという記事で、クローラーが辿りにくくなる要因が解説されています。

FlashやJavaScript内からのリンクをGoogleのクローラーはたどるように作られているが完全ではない。
どこまでクローリングされるかどうかは、実際にやってみないと分からないのだ。

現在のGoogleは、JavaScriptに関しては、クローラーがほぼ問題なくクロールできているようにも思えます。

ただ、確実にクロールできるようにしておくのがベストです。

例えばJavaScriptやFlashを使ったグローバルメニューを採用している場合には、同じhtmlリンクをフッターに設置するなどして、クローラーが確実に巡回出来るようにするという選択肢もあります。

  • 1ページに多数のリンクを設置しすぎない
  • どのページへも3クリック以内に到達できるようにする

Googleは1ページに設定するリンクは100個までにするようにということは言わなくなりましたが、1ページで発するリンクが多すぎるとやはり良くはありません。

100リンク以内に収めておくと考えておくのが妥当だといえるでしょう。

他にも様々な要因が解説されていますので、今までクローラビリティを意識していなかった方は確認して活かせるやり方はないかどうか模索してみるといいでしょう。

最適化していないキーワードで上位表示される理由

タイトルやアンカーテキストに含まれていないキーワードでの上位表示の謎。

以前にも海外SEO情報ブログで最適化していないキーワードなのに上位表示される原因の考察記事が紹介されていました。

それについての新たな記事が、海外SEO情報ブログの最適化していないキーワードで上位表示するのは“Topic-Sensitive PageRank”と“共起語”が理由か?という記事で解説されています。

リンクは関連性を重視するとは以前からもいわれていましたし、その効果を実際に体感した人も少なくないはずです。

Googleは共起語とトピック センシティブ ページランクという仕組みを使い、関連性を調べているのではないかという考察がされています。

では、どうやったらこのアルゴリズムを上手に使っていけるのか。

この記事を読んだからといって特別に今までのスタイルを変えることはありません。
ユーザーの役に立つコンテンツをこれからも作り続けてください。

まさにこれに尽きます。

このアルゴリズムが存在していたとしても、どうしようもありません。

ユーザーに役立つページを作っていれば、自然と共起語も含まれるでしょうし、トピック センシティブ ページランクの計算したスコアも高まるでしょう。

内部リンク構築について

リンクといえば外部リンクに目が行きがちですが、内部リンクを疎かにしてしまうと非常にもったいないことになります。

今週は内部リンクに関連する記事が2記事公開されていました。

内部リンクは基本的に、そのページを閲覧しているユーザーの役に立つページを提案していくと良いと思います。

例えば当ブログですと、WordPressプラグインに関して記述しているページからの関連記事へのリンクは、やはりWordPress関連のページにしています。

初心者向けのSEO解説ページからは、同じく、初心者向けのSEO解説ページヘとリンクしています。

リンクを張る場所によってリンクジュースの分量が変化するアルゴリズムである、リーズナブルサーファーモデルを多少、意識するのもいいかもしれません。

↑上記のような感じで、専門用語にリンクを張ることもあります。

あまり難しく考えずに、ユーザーが「クリックして良かった!!」と思えるようなページに対してリンクを張っていけば、ユーザーに評価される内部リンクが構築されるでしょう。

ユーザーに愛されるということは、検索エンジンに愛されるということと同義です。

他にもSEOを意識したリンクの張り方の記事や、最近のGoogle SEO対策では内部対策の重要性が増しているのかの記事で、内部リンクについて解説していますので、内部リンクに興味のある方はご覧になってください。

SEOやSMOではすぐに結果を求めてはいけない

SEOを意識してサイトを作れば、アクセスが増える。

ソーシャルメディアで活動すれば、結果にあらわれる。

そのようなセールストークを目にする機会は多いですが、そんな簡単に結果が出るわけではありません。

SEMアドバイザーの揺さBrain!のSEOでもSMOでもすぐに結果を求めないの記事で、詳しく説明されています。

適当に考えていてはやっぱり結果はついてきません。言い古されていますが、Webサイトのコンテンツなど、ユーザーのニーズを常に意識しそのニーズを元にしたコンテンツを柔軟に追加していくなど(出来れば他よりもはやく)、まさにペットをかわいがるかのように、丁寧に育てていって欲しいと思います。

まさにその通りだと思いました。

ウェブサイトは書籍等とは違い、いつでも更新して最新の情報に修正することができます。

何度も何度も手直しを行い、新たな内容や時代にあった情報を追記していくような愛情を注ぎたいところです。

自分のページが大好きになれるような作り込みを行えば、きっと検索経由のお客様も増えるはずです。

コツコツと積み重ねた結果がSERPsやアクセス数にあらわれます。

ジャンルにも寄りますが、たまにおかしなサイトが上位表示されることもあっても、情熱いっぱいに育てたサイトが一切報われないという理不尽な事も少ないように感じます。

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