2013年1月の第2週に公開されたSEOやウェブマーケティング関連の記事で、興味深い記事をピックアップいたしました。

CSS Nite LP24のフォローアップ公開、スマホ向けページの取り扱い、アクセス解析ができるようになる考え方、ジョンミューラー氏のセッションのレポート、集客から成約までのストーリーをイメージについての計5記事のご紹介と感想をお送りします。

役に立つ記事ばかりですので、まだご覧になられていらっしゃらない方は、是非、目を通しておくといいでしょう。

ピックアップ

CSS Nite LP24のフォローアップが公開されました

2012年9月22日に東京で行われたCSS Nite LP24 インハウスSEO。

SEO業界の著名人が一同に介したゴージャスなセミナーでした。

CSS Nite LP24フォローアップを公開しましたでは各セッションのスライド音声公開されています

  • 渡辺隆広さん:インハウスSEO – 成功する担当者 失敗する担当者
  • ハント肇子さん:海外企業インハウスの構造と対策にみるインハウスSEOのあり方
  • 木村賢さんさん:Googleの最新動向から見るSEO会社の使い方 〜ペナルティ・アラートへの対応とインハウスSEOにおけるSEO会社を使うポイント〜
  • 鈴木謙一さん、Bill Huntさん、山田研一さん、田中樹里さん、三澤 直哉さん、安田 英久さん:Ask The SEOs
  • 松尾茂起さん:外部リンク獲得のためのコンテンツプランニング 〜プランニングを成功させるために重要なたったひとつのこと〜
  • 辻正浩さん:事例で考える「SEOの力」

もし、有料でDVDが販売されたら相当数売れるだろうなぁと思いましたし、私もきっと購入していたと思います。

そのような見どころいっぱいのセミナーの内容が太っ腹にも無料で公開とは。

私もじっくりと勉強させて頂きたいと思います。

是非、確認しておきましょう。

CSS Nite参加者のセミナー感想記事のまとめは是非参加したかったCSS Nite LP, Disk 24「インハウスSEO」をご覧ください

スマートフォン向けページの取り扱い方

スマートフォンが非常に普及してきましたが、スマートフォン向けページの取り扱い方について頭を悩まされている方は多いかもしれません。

SEM リサーチのスマートフォンと検索エンジン Q&A (2013年1月版)という記事で、疑問を抱きがちなスマートフォン用サイトのQ&Aが公開されています。

様々な疑問や悩みが網羅されていますので、是非一通り目を通してスマートフォン用ページに対しての理解を高めておきましょう。

アクセス解析ができるようになるための考え方

GoogleAnalyticsを設置して、今日のPVはいくつだったといったことを見るだけでは、アクセス解析をしているとは言えません。

運営堂のアクセス解析ができるようになる2つの言葉。という記事で、アクセス解析ができるようになるための考え方が解説されています。

その数字って良いの?悪いの?
・伸ばすには(直すには)どうすればいいの?
を自分に問いかけてみてください。

アクセス解析のデータを見ながら、「良い」「悪い」を考える

良ければ更に伸ばせるポイントも見えてくるかもしれませんし、悪いのならば改善させる方法を考える事ができますね。

また、数値を見るよりも重要なのが、訪問者に対して適切な情報が表示されているかどうかの確認です。

せっかく検索してアクセスしたのに、「知りたかったのはこれじゃない」とガッカリさせてしまうのは残念なことです。

ユーザーに最適化させたサイトを作る際にも、アクセス解析は重要な作業だと言えますね。

大事なのはアクセス解析で仮説を立て、検証を続ける作業の繰り返しとのことです。

アクセス解析を活用して運営に役立てましょう。

SMX IsraelでのGoogleのJohn Mueller氏のセッションレポート

2013年1月にイスラエルでおこなわれたSMX Israel 2013で、GoogleのJohn Mueller氏が行ったQ&Aセッションの内容が、海外SEO情報ブログのGoogleのジョン・ミューラー氏によるQ&Aセッション from SMXイスラエルという記事で翻訳されています。

ウェブマスターの持つ様々な疑問に答えられています。

個人的に興味深いなと思える発言がありましたので、ピックアップしていきたいと思います。

Q: 非常に小さなフォントで法的な免責条項をすべてのページに記載している。何か問題を引き起こすだろうか。

A: 一般的なものであれば定型文としてGoogleは扱うだろうから問題にはならないはずだ。重複コンテンツとしてみなすだろうが必ずしも悪いものではない。ページごとにコンテンツを少しずつ変えることはやめたほうがいい。混乱してしまう。ひとかたまりのテキストとしてすべてのページに記載したままにしておけばGoogleは正しく理解するだろう。

非常に小さなフォントというのが気になりますが、それはおいといて、必ずしも悪いものではないので、定型文を重複と見なされてしまうことを恐れて、下手にページごとの定型文を変更していくとGoogleが混乱してしまうのでやめた方がいいとのことです。

Q: フォーラムのページをインデックスさせたままにしておくべきかそれともブロックしたほうがいいか。

A: スパムっぽい粗悪なページなら注意したほうがいい。投稿を管理するかまとめてブロックするかのどちらかだ。

これはブログのコメント欄にもいえることで、いかにnofollowが付いていようとも、スパムコメントが大量に投稿された状態で放置することは良いことではないでしょう。

もちろん、検索エンジンがどう見るか というのは重要ではなく、スパムコメントが大量に放置されていたら、ユーザーにとっても不便に違いありません。

ユーザーのためになるコンテンツを作りたいと考えれば、しょうもないスパムコメントは削除すべきという結論がでると思います。

集客から成約までのストーリーをイメージしよう

ボカンコラムのそのキーワードで集客してどのようにクロージングまで持っていくかストーリーは描けていますか?という記事で、集客からコンバージョンまでの流れがわかりやすい図も使いながら丁寧に解説されています。

マイナーなキーワードで勝負するしかない場面で、いかにロングテールキーワードで集客を行い、成約に結びつけるかというシーン。

ロングテールSEOは集客自体は比較的簡単ですが、単純にアクセスを増やせばそれでいいという話でもありません。

成約に結びつきそうな層に合わせたキーワードを設定したり、成約を促すような様々な情報を掲載したコンテンツを作成していかなければなりません。

幅広くアクセスを集めることも大事ですが、成約する可能性を持った層を納得させるようなコンテンツを用意していかに成約までもっていくかという導線が重要でしょう。

また、記事の内容とは全く関係ありませんが、この記事自体が非常に読みやすく理解しやすいデザイン、構成になっており、ひと目で分かる図も差し込まれており、優れたコンテンツ作成のヒントとして参考になります。

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