コンテンツを作らないといけないとは思うが、どのように作っていけばいいのかわからないと質問を受けることがあります。

皆さん口を揃えて、
「文章を書くのが苦手で…」
とおっしゃいます。

しかし、ある程度の質で文章を書くのに、得意も不得意もありません。

文章を書くのが苦手なのではなく、文章を書くことになれていないとか、コツを掴んでいないだけであることが多いです。

SEOのホワイトハットジャパンの電脳社員である白野おぷちが文章を書いているイラスト
(画像はクリックで拡大)

今回は、ある程度のボリュームがあり、必要な情報が掲載されている記事の書き方を解説いたします。

今回のやり方は私が普段やっているやり方ですので、万人に対してピッタリ合う書き方とは限りません。

コンテンツを作成する一つのやり方として、参考にして頂けましたら幸いです。

ボリュームがあり大事な内容を書き忘れないブログ記事を書く手法

記事のテーマを決める

記事を書く際には、まず、テーマを決める必要があります。

趣味ブログや日記ブログでしたら、テーマを特に決めずに思いついたことを書き綴れるのもいいのですが、検索エンジンやソーシャルメディアから集客を行い、人様に見てもらうコンテンツを作成する場合には、テーマを決めるべきです。

あやふやなテーマで記事を作っても、検索ユーザーはその記事に辿り着くこともありませんし、ソーシャルでたまたま見かけた人にがっかり感を与えてしまってはもったいないです。

さて、テーマを決めようと思っても、なかなか、思いつかないかもしれません。

私の場合、一週間分のテーマを予め決めておいて、1日1記事書くようにしています。

犬の散歩中や、夜に酔っ払ってウェブブラウジングしているタイミングなどに、記事のネタを思いつくことがありますので、思いついたらすぐにメモする癖をつけておいたほうがいいでしょう。

特に、酔っ払った時の「このテーマいいわ!」って思いついたことは、次の日になると98%くらいの確率で忘れていたりします。(個人差はあります)

私の場合はGoogleDriveに、ネタリストのドキュメントを作成して、思いついたらすぐメモするようにしています。

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私がGoogleDriveで保存していた、2月26日から3月5日までの一週間分の記事テーマのメモを貼り付けてみました。

上記のような感じで、漠然としたテーマを決めましょう。

テーマを決めるこの段階では、さほど、書き出す内容は意識する必要はないと思います。

仮タイトルを決める

書くテーマが決まれば、まずは仮のタイトルを決めます。

タイトルはざっと30文字程度が良いとはいわれていますが、この段階ではこだわってガチガチに最適化する必要はありません。

文章は生き物のようなもので、書いているうちに方向性が変わっていって、最初の想定よりも優れたものが生み出されることもよくあります。

文章作成に慣れてくると、最初から書きたいテーマと内容がほぼ確定してきますので、最初の段階で最適化したタイトルを付けることもできるようになりますが、不慣れな方はまず、仮タイトルにしておくといいでしょう。

タイトルの最適化には多少の時間が掛かる場合も多いので、せっかくタイトルを決めても、後で変更する必要が生まれた場合、二度手間になってしまいます。

今回の記事は、「ある程度ボリュームのあるブログ記事の書き方」をテーマにしていますので、仮のタイトルは「ブログ記事の書き方」としました。

見出しを配置する

記事を書いて人様に見てもらうわけですから、内容に不足があってはいけません。

詳しい内容のコンテンツをうまく作れない方は、見出しの配置を行なっていないことが非常に多いです。

見出しの設定は

  • 読みやすい(読者)
  • 詳しい内容が書きやすくなる(ライター)
  • 文章の構造が伝わりやすくなる(検索エンジン)

といったメリットが盛りだくさんです。

今回の記事の例で解説しますと、まず、白紙の画面に書くべき項目を並べていきます。

記事のテーマを決める
仮タイトルを決める
見出しを配置する
実際に記事を書く
タイトルタグやmeta descriptionの最適化

記事の書き方の中の順序を書き出しました。

今回は1つのテーマの中に5つの章を用意できることとなりました。

3つしか思いつかなければ3つでも構いませんし、もっとたくさん必要になることもあるでしょう。

それらに見出し(h2やh3)を設定していきます。

私の記事は大体、見出しが5個前後の構成が多いですが、見出しは5個が一番優れているというわけではありませんので、数を気にする必要はないでしょう。

見出しを設定して文章を書いていくうちに、更に新たな見出しの必要性を感じ、見出しの数が増えることもありますが、よくあることです。

書いているうちに不足した見出しが思いつくということは、それだけ、コンテンツが素敵なものに変化していっていると考えましょう。

実際に記事を書く

ここから見出しの内容に合わせた文章を書いていくわけですが、私はひとつの見出しに対して400文字を超えるくらいのボリュームを意識しています。

ここには少々マジックがあって、2000文字の記事を書くのは大変ですが、1つの見出しに400文字なら、なんとか書けるものです。
物足りないから400文字を超えてしまうという分には何ら問題はありません。

見出しが5つあるということは、400文字*5で2000文字の記事が、いとも簡単に書けてしまうというわけです。

テキスト量が多いコンテンツ=良質なコンテンツというわけではありませんが、丁寧に解説していけば、1つの見出しで400文字を超えることが多いはずです。

書いているうちに新たな見出しを思いつくこともあるでしょう。

それらの見出しに400文字を超える詳しい解説を載せていくと、情報のぎっしり詰まった記事が完成するわけです。

記事を書く際には、見出しに対して内容が不足しないように、魂を込めて記述してください。

見出しごとにあなたのベストを尽くすことが、良い記事を生み出すコツとなります。

タイトルやmeta descriptionの最適化

記事が完成したら、meta descriptionを設定します。

その完成した記事の内容がよくわかるように100文字程度で概要を記述します。

meta descriptionをあえて書かない方もいらっしゃいますが、書き方によってはCTRがかなり変わってきますので、私は1記事1記事設定しています。

見出し毎に入魂を行い、やっと完成した愛しい記事です。
せっかくですので、meta descriptionも設定してあげましょう。

記事とmeta descriptionが完成したら、最後の仕上げで、記事に書かれている内容がわかりやすい、魅力的なタイトルタグを設定しましょう。

今回の記事の例では、「大事な内容を掲載し、ある程度のボリュームのあるブログ記事の書き方」というタイトルになりました。

タイトルタグもないがしろにはせず、可愛いコンテンツにふさわしい素敵なタイトルを設定しましょう。

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