現在、当ブログで使用中のテーマはVicuna CMSの改造版である、wp.Vicuna.Excです。
見た目もシンプルで格好が良くて、WP内の設定で簡単に2カラムにしたり、3カラムにしたり、サイドバーを右に持ってきたり左に持ってきたりも出来て、ソースも美しい。しかも無料という、素晴らしいテンプレートです。
しかし、導入直後の設定では、SEO機能を強化するプラグインである、WordPress SEO by Yoastの吐き出すmeta descriptionの内容と、Vicuna単体が吐き出すmeta descriptionの内容が2重に吐き出されて、WP SEO by Yoastで設定した内容が反映されないという事象が発生します。
少しソースを編集するだけでVicuna側からはmeta descriptionの内容を吐き出さないように設定できますので、Vicuna使いの皆さんは是非、この設定をやっておきましょう。
なお、All in One SEO Packを使っている方も同じ問題が発生すると思われますので、是非参考にしてください。
ソースの編集といっても、とっても簡単です。
wp.Vicuna.Excのヘッダー(header.php)を編集する
WordPressの管理画面にログインし、外観→テーマ編集を選択します。
テンプレートの中から、ヘッダー(header.php)を選択します。
(画像はクリックすると拡大されます)
<?php vicuna_description_displays(); ?>という行がありますので、ばっさり削除します。
削除したらファイルを更新をクリックして、変更を反映させてください。
以上でVicuna側の設定は終了です。
WordPress SEO by Yoast側の設定
こちらの設定はVicuna側に合わせて、何かを変更しなければならないというわけではありません。
Vicuna以外のテーマを使う時と同じ設定で構わないのですが、当サイトを見ながら、始めてWordPressを構築する方もいらっしゃると思いますので、説明しておきます。
(画像はクリックで拡大されます)
WordPressのダッシュボードから、一番下にあるSEOという項目を選択し、Titlesを選んでください。
まず、Force rewrite titles という項目にチェックを入れます。
次にTitle templateにトップページに表示させたいタイトルを入力します。
当サイトでは普通に「SEOのホワイトハットジャパン」という設定にしていますが、
「SEOのホワイトハットジャパン | WordPressでSEOをしよう!!」
とか
「SEOのホワイトハットジャパン | アニメ大好き!!」とか、お好みで。
そして、Meta description templateのフォームにサイトの概要を入力していきます。
クリック率の高そうなナウい概要を考えてください。
以上で、トップページのdescriptionの内容は設定できました。
記事ごとの設定方法
記事ごとにSEOタイトルとmeta descriptionの内容を設定しましょう。
(画像はクリックで拡大されます)
SEOタイトルを設定する
記事を書くときはSEO Tilteを設定しましょう。
Generate SEO titleのボタンを押すと、記事のタイトルと同じものを設定してくれます。
そこから多少加筆修正してもいいですし、記事のタイトルと全く違ったタイトルに変える事もできます。
メタキーワードを設定する
Focus Keywordはmeta keyowordsの内容を設定できます。
私はmeta keywordは使わない主義ですので、いつも空白にしています。
2015年4月24日追記:現在のWordPress SEO by Yoastの初期設定では、meta keywordsの利用はオフになっています。
meta keywordsは普通は不要なのですが、どうしても使いたい場合は利用できる設定に変更するといいでしょう。
(画像はクリックで拡大されます)
meta keywordsを使用できる設定へと変更するには、管理画面から、SEO→その他と進み、
メタキーワード(meta keyword)タグを使用しますか?私にはなぜメタキーワードを使用したいのか知りませんが、使用したいなら、このチェックボックスをオンにしてください。
のチェックボックスにチェックをいれます。
変更を保存したら完了です。
descriptionを設定する
ページの概要を分かりやすく記入してください。
どのようなページなのか検索者に分かりやすくしておけば、検索結果のクリック率も向上するでしょう。
WordPress SEOはとても高機能なのですが、日本語化されておらず、また、高機能すぎて理解力が追いつかず、とんでもない失態をやらかしてしまう可能性もあります。
詳しい機能をもっと知りたい方は、DAICHIFIVEというブログのwordpressの注目SEOプラグイン「WordPress SEO by Yoast」の使い方という記事で詳しく日本語解説されています。
自分好みに設定していきたい方は上記のサイトをご覧ください。
2015年4月24日追記:今現在ではほとんどの機能が日本語化されており、大変使いやすいプラグインになっています。
[…] また下記の記事のように「WordPressSEO by Yoast」を入れると簡単らしいんだが、これもうまくいかず。 […]