2013年2月の第3週に公開されたSEOやウェブマーケティングに関連する記事をピックアップしました。

Googleが送信した警告文の中身について、GoogleAnalyticsのイベントである_gaTracker 5のスライドや感想、404エラーの取り扱い方法、月間検索数について、インバウンドマーケターに必要な条件についての5つ記事と1つのスライドをピックアップしました。

どの記事もとても役に立つ記事ばかりですので、まだチェックされていない記事がありましたら、目を通しておくことをお勧めいたします。

ピックアップ

Googleの送った警告文の内容

海外SEO情報ブログの鈴木謙一さんが、

ウェブマスターツール経由でGoogleが送ってくる警告メッセージは何種類あるのか?どのメッセージを送るかはどうやって決めているのか?

という質問をしたところ、Googleのマット・カッツ氏が答えてくれたそうです。

海外SEO情報ブログのGoogleが1・2月に送信した警告メッセージの内訳: 90%はブラックハット、4%は付加価値のないコンテンツ、3%はハッキング、2〜3%はリンク売買に対してという記事で内容が詳しく解説されています。

警告といえば、不自然なリンクの警告が頭に浮かびますが、実際に送られる警告メッセージのほとんどは、もっとひどい作りのスパムサイトに向かって送られているとのことです。

送られる警告メッセージの2~3%がスパムリンクに関することだそうで、思ったより少なく感じました。
不自然なリンク以外の、潔いスパムサイト(?)への警告が多いようですね。

不自然な警告はもらわないようなサイト作りをお勧めします。

_gaTracker 5

2013年2月13日にGoogle社で行われたGoogleアナリティクスのユーザー会である、_gaTracker 5の感想が、運営堂の_gaTracker 5に行ってきました。という記事で公開されています。

Googleアナリティクスを使いこなしている方の集まりのようで、とても興味深い内容がプレゼンテーションされたようです。

ムラヤマユウスケさんのスライドも是非ご覧ください。

限られた時間でポイントを絞込み現状を把握するアクセス解析の使い方が紹介されています。

いきなり全ては理解できないかもしれませんが、どのようなことが出来るかというポイントだけでも理解しておくといいでしょう。

404エラーへの対処方法

404エラーに関するよくある疑問について、Googleのジョンミューラー氏が説明した内容が、海外SEO情報ブログの必ず理解しておきたい404エラーに関するつの7つの対処方法で翻訳され解説されています。

ウェブマスターツール上で「修正済みとする」の作業は、自分でURLを確認して問題がなかったと判断した時に付けるチェック機能であり、あくまでも自分が確認しやすいために用意されているチェック項目とのことです。

チェックを行いながら修正済みにしてもいいですし、もししなかったとしても、検索ランキングには何の違いもないとのことです。

重要なページが404エラーになっていることに気づくことができれば、修正することは大事ですが、修正の必要がない、修正不能なURLに関してはそのまま放置でOKです。

直せない404は気にすんな
の一言に尽きますね。

月間検索数について

GoogleAdWordsキーワードツールの検索回数と、実際の検索回数を比較した記事が、Re:Veryの月間検索数は母数としてどれだけ信用できるのか?で公開されています。

GoogleAdWordsのキーワードツールの検索回数は、参考になりますが、あてにはならないというイメージですね。

実際にページを作ってみると、キーワードツールの検索回数よりも、アクセス数が多かったということもあります。

また掲載順位が1位であってもCTRには違いがある事も見えます。
これは表示されている他のサイトや、自サイトのdescriptionなども要因として考えられます。

例えば自サイトが3位であっても、1位と2位が英語のサイトの場合、CTRは高まるといったパターンがあります。(日本人向けのサイトを運営している場合)

逆に検索順位が高いのにCTRが低いページが存在する場合、実際に検索を行い、SERPsで確認することをお勧めします。

そのようなページはmeta descriptionを書き直すだけでアクセスが増える宝のようなページと考えることができます。

インバウンドマーケターに必要な条件

インバウンドマーケティングとは、良いコンテンツを作ることにより、ソーシャルメディアなどで活動することにより、興味のある訪問者に見つけてもらいやすくしていこうという考え方です。

インバウンドマーケターになるためにはどのような活動を行なっていけばいいのかというポイントが、コンテンツ戦略ラウンドナップのインバウンドマーケターを目指すときに必要な6つの条件で解説されています。

実際にコンテンツを作り、ソーシャルで活動し、コミュニティーに貢献し、常に学び続けることにより、インバウンドマーケティングが理解できるようになるはずです。

私はそれらも含めてSEO(最適化)だと考えています。

愛情を注いで良い物を作り、コミュニティに貢献して名声を高めることにより、大きなリターンを手にすることができるはずです。

まずは何でもいいので、ご自身のできる範囲から、取り掛かってみてはいかがでしょうか。

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