2013年3月の2週目に公開されたSEO関連の記事から、役に立つ記事を厳選してピックアップしました。

SEOよりもPPCに力を入れるべきシーン、サテライトの量産は辞めたほうがいい、新規サイトを立ち上げる際に役に立つ29のアドバイス、その順位低下は本当にパンダアップデートなのか、の4つの記事のご紹介と感想をお送りします。

どの記事も非常に役に立つ記事ですので、まだ目を通されていない記事がありましたら、ぜひ、見ておくことをおすすめします。

ピックアップ

キーワードによってはSEOよりPPCのほうが有利

SEOは長期的にファンを増加させ、サイトの評判を高めることには適していますが、短期的な売上げを狙うことを得意とはしていません。

コンバージョンに直結するようなキーワードはSEOで狙うよりもPPCで狙うほうが効果が高いです。

SEO 検索エンジン最適化の売れるキーワードはSEOよりリスティング広告という記事で、PPCのメリットや、無理やりSEOでPPCの代用をさせようとした際に起こるデメリットなどが解説されています。

商品やサービスを売りたい場合には、訪問者が買いたくなるようなランディングページを作成する必要があります。

売り込みに最適化したランディングページは、調べ物をしている一般的な検索ユーザーには最適化されません。

ページを調べ物をしている一般的な検索ユーザーに最適化させた場合、今度は商品やサービスのインパクトは弱まります。

ごく単純に表現すれば広告主は儲かっているから出稿し続けているのです。

PPCを上手に使えば儲かるのに、敬遠するのはもったいない話です。

しっかりと売るための最適化を行ったページを作成して、PPCで集客を行い儲けながら、じっくりとSEOに取り組んでサイトの評判を高めるという使い分けが必要です。

サテライトサイトの量産は不毛な作業

似たようなコンテンツを使いまわして少しでもアクセスを集めようという企みを持ったサテライトサイトや、リンクを送る目的のために存在するサテライトサイトの量産のむなしさが、Re:veryのサテライトサイトの量産は疲れるだけで一文の得もなしという記事で解説されています。

当ブログでもサテライトサイト(衛星サイト)のSEO効果と有効活用事例という記事で解説していますが、メインのコンテンツでは公開が難しいコンテンツを提供するのがサテライトサイトの役割です。

サテライトサイトも、メインサイトと同じだけの情熱を持って作成しなければ意味がありません。

被リンク効果を狙ったサテライトサイトを量産しても虚しくなるだけです。

私もテーマや狙いを変えたサテライトサイトを作ろうと考えてはいますが、SEOのホワイトハットジャパンブログよりも手間を掛けたサイトにするつもりで調整を行なっています。

ちなみに、サテライトサイトを作成する際には、被リンク供給のためにドメインを分けたり、無料レンタルブログを使うといった考え方は捨て、ドメイン内にサブディレクトリを切ってサイト全体の評価を高めるほうが効果的だと思います。

もちろん、大事なドメイン内に配置するコンテンツとなりますので、手抜きは絶対に許されません。

新規サイトを立ち上げる際に役立つアドバイス

WebmasterWorldに投稿されたAdvice for launching new websites in 2013という新規サイトを立ち上げる際に役に立つ投稿が、海外SEO情報ブログの新規サイトを立ち上げる前に知っておきたい29個のアドバイスという記事で翻訳されています。

新規サイトを立ち上げるためのアドバイスとなっていますが、すでに運営中のサイトであっても役に立つ内容になっています。

これらのアドバイスをしっかりと意識してサイトを作り上げていけば、きっと素敵なサイトが完成するに違いありません。

安易なスパムに走ることなく、本質部分を磨き上げることがSEOで最も重要なことだといえるでしょう。

その順位低下はパンダアップデート?

ある日を境にアクセス数が大幅に減少したら、何らかのペナルティを受けてしまったと考えることは自然な流れといえるでしょう。

原因は、話題のパンダアップデートに引っかかってしまったと考える方も少なくないと思います。

SEOJapanのパンダに襲われた!と騒ぐ前に確認したいことという記事では、検索順位の下降やアクセス数の低下が見られた際に、パンダアップデートに捕捉されたかもしれないと結論付ける前にチェックしておきたいポイントが解説されています。

日本のパンダは比較的おとなしい説(海外の事例ほどアクセスが激減しない)や、そもそも日本でパンダの影響を受けているサイトはほとんどない説もありますが、影響を受けたタイミングや、影響の受け方をしっかりと理解して判断したいところです。

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「どうも貴社のサイトはパンダアップデートの影響を受けているようです」

と、営業を掛けてくる会社が本当にいるようですので、おかしな会社に騙されないようにしましょう。

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