様々なアクセス解析のツールが存在しますが、最もポピュラーなアクセス解析ツールと言えばGoogle アナリティクスでしょう。

高性能かつ無料で利用することができますので、ウェブサイトで使われているアクセス解析のほとんどは、Google アナリティクスといっても過言ではないかと思います。

Google アナリティクスを設置するには、発行されたトラッキングコードを埋め込む必要があるのですが、簡単な設定でWordPressにトラッキングコードを埋め込むことができるプラグインがUltimate Google Analyticsです。

Ultimate Google Analyticsは容易にトラッキングコードを埋め込めるというメリットの他にも、ログイン状態でアクセスした場合はトラッキングコードが出現しない機能をもっており、Googleアナリティクスの設定でIPアドレスやクッキーで自己カウントを除外しなくてもいい便利な機能も備えています。

しかし、Ultimate Google Analyticsは何年も前からアップデートされていないため、現在の仕様の非同期コードが挿入できない、挿入位置が現在GoogleAnalyticsが推奨している<head>内に挿入されない(昔は<body>内に挿入するようにアナウンスされていました)等の残念な点があります。

そこで、現在のGoogleAnalyticsの仕様に準拠した改造版Ultimate Google Analyticslittle.ws久米田さんに作ってもらったので、導入方法や使い方の解説を行います。

他にも、検索順位をGoogleAnalyticsで取得する魔法のトラッキングコードも実装しましたので、興味のある方は試してみて下さい。

  • 拡張リンクのアトリビューション分析に対応しました(2013/1/21)
  • 拡張リンクのアトリビューション分析にチェックをいれて保存したあと、もう一度チェックを外して保存としても反映されないバグを修正しました。(2013/5/28)
  • 本家のバグ修正(特定レベル以上のユーザーログイン時にトラッキングコードを挿入しない設定の処理の修正)(2015/4/21)
  • 翻訳ファイル対応(2015/4/21)

以前のVer.をご利用の方は、お手数をお掛けいたしますが、最新版(Ver.1.8.2)のUltimate Google Analytics改をダウンロードして最新版へ入れ替え作業を行なってください。

Ultimate Google Analytics改

Ultimate Google Analytics

Ultimate Google AnalyticsはGoogle アナリティクスのコードを簡単に導入することができるプラグインです。

WordPressにログインしている場合はトラッキングコードを出現させない設定をすることができますので、管理者や関係者がチェックした際に余計なカウントが発生することがありません。

Google アナリティクスの設定でIPアドレスやクッキーで自己アクセスカウントを除外することはできるのですが、こちらのプラグインを用いる方が手軽だと思います。

本家と改造版の違い

Ultimate Google Analyticsは優れたプラグインなのですが、更新が停止されて何年も経過しているため、現在の仕様に合わない箇所がいくつか存在します。

  • 挿入されるトラッキングコードが旧式の同期コード→現在の非同期コード
  • 挿入されるトラッキングコードの位置が<body>内→<head>内
  • Analyticsに検索順位を記録させる機能の追加
  • 拡張リンクのアトリビューション分析の追加(2013/1/21追加)

旧式のコードでもトラッキングすることが可能なのですが、現在の非同期コードではないと使えない機能がいくつもあります。

また、Google アナリティクスの非同期コードは<head>内に挿入することが推奨されているようですが、旧コードは<body>に挿入するようにアナウンスされていました。

<head>であっても<body>であっても、アクセス数は問題なくカウントできるのですが、アナウンス通りの<head>内にはいるように変更されています。

挿入位置はオプション画面で、旧来の<body>内と、現在の<head>内のお好きな方を選んで埋め込むことができるようになっています。

また、海外SEO情報ブログのGoogleアナリティクスのイベントトラッキングで検索順位を調べる方法という記事で解説されていたコードをプラグインに内蔵させました。

この機能はGoogle アナリティクスにアクセスがあったキーワードの順位を取得して記録するものです。

こちらもオプション画面で検索順位の取得機能を使うか、使わないかを自由に選択することが可能となっています。

導入方法

Ultimate Google Analyticsのプラグイン自体はWordPressの公式リポジトリに登録されているのですが、いかんせん長い間更新されていないため、古い状態になっています。

ですので、久米田さんが改造したUltimate Google Analytics改(最新Ver.1.8.2)をダウンロードしてください。

なお、公式の方でバージョンアップが行われると、改造版の機能が全てなくなってしまいますので、その際はこちらのページから再度ダウンロードしてください。

また、Ultimate Google Analyticsの改造版のバージョンが更に上がって進化する場合、こちらのページで配布しますのでブックマーク等をお忘れなく。

新しいVer.が配布されるときには、私のTwitterGoogle+で告知致しますので、フォローして頂ければ幸いです。

Ultimate Google Analytics改のインストール方法解説画像

ダウンロードしたultimate_ga.zipを解凍して、ultimate-google-analyticsというフォルダを取り出します。

 

Ultimate Google Analyticsを導入するため、サーバーにファイルをアップロードする手順画像

wp-content/plugins内にUltimate Google Analytics改をアップロードします。

 

Ultimate Google Analytics改を有効化させる設定

WordPressの管理画面にログインして、[プラグイン]>[インストール済みプラグイン]と進みます。

 

Ultimate Google Analytics改を有効化させる手順

[有効化]のハイパーリンクをクリックします。

以上で導入作業は完了です。

使い方

Google アナリティクスの登録がまだの方はGoogle Analyticsを設置して詳しいアクセス解析を行おうの記事を参考にして、登録してみてください。

Google AnalyticsのトラッキングIDを調べます。

Ultimate Google AnalyticsにグーグルアナリティクスのトラッキングIDを設定する手順画像

Google アナリティクスにログインしたら、画面上部のオレンジ色のナビゲーションの中にある[アナリティクス設定]をクリックします。

 

GoogleAnalyticsのトラッキングIDの調べ方

[トラッキング情報]のタブをクリックすると、トラッキング ID という、UA-から始まるコードが表示されますので、そのコードをコピーしておきます。

 

Ultimate Google Analyticsの初期設定の解説画像

WordPressの管理画面にアクセスして、[設定]>[Ultmate GA]をクリックします。

 

Ultimate Google Analyitcs改の設定画面の詳細解説画像

  • Account ID:UA-から始まるトラッキングIDを入力します
  • Check for updates:アップデートをチェックするかどうか
  • Enable tracker:チェックを外すとアクセス解析が行われません。(通常はチェックをいれておきましょう)
  • Googleの順位をイベントとして記録:チェックを入れると検索順位を取得します
  • トラッキングコードの挿入をhead内に:チェックを入れるとコードが<head>内に挿入されます。
  • 拡張リンクのアトリビューション分析:チェックを入れると拡張リンクのアトリビューション分析用のコードが挿入されます。

ここでやるべきポイントは、Account IDにトラッキングIDを入力することくらいでしょうか。

本家のファイルでアップデートしてしまうと、Google Analytics改の機能が使えなくなりますので、Check for updatesのチェックは外しておいたほうがいいかもしれません。

Enable trackerは、チェックを外すとアクセス解析が行われなくなります。プラグインを停止させるのとほぼ同義の動きになりますので、チェックは入れておきましょう。

Googleの順位をイベントとして記録にチェックをいれると、検索経由でのアクセスの際、その訪問者の環境での検索順位が記録されます。(すごく便利!!)

トラッキングコードの挿入をhead内にチェックをいれると、トラッキングコードが<head>内に挿入され、チェックを外すと、本家のUltimate Google Analyitcsと同じbodyの位置にトラッキングコードが挿入されます。

Googleが公開しているアナリティクスの導入方法のページでは<head>内に挿入するように解説されていますので、チェックを入れて<head>内に挿入するほうが正しい実装になるように感じます。

設定が出来たら、[Update options]をクリックして、設定を反映させましょう。

検索順位の確認方法

Ultimate Google Analytics改で取得したGoogleからの検索順位を確認する方法

Google アナリティクスにログインをして、[コンテンツ]>[イベント]>[上位のイベント]と進み、イベント カテゴリの中にある[RankTracker]というハイパーリンクをクリックします。

 

Ultimate Google Analytics改で記録させた検索順位の確認方法

イベント アクションというのが流入キーワードで、一番右にある平均値というのが検索順位の平均値です。

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