2013年1月の第1週に公開されたSEO関連の素敵な記事を5つピックアップしました。

長期的に集客を続けるエバーグリーンコンテンツの作り方、用意したマニュアルに則って人気の出そうなコンテンツを量産するホワイトハットスパムについて、レスポンシブルデザインについて、Googleを気にしないサイト作りの考え方、SEO関連の良質な45記事まとめの5つの記事のご紹介と感想をお送りいたします。

年末年始と帰省などで情報を集められなかった方は是非参考にしてください。

ピックアップ

エバーグリーンコンテンツの作り方

コンテンツには賞味期限が存在します。

最初はアクセスを呼び込んでいても、賞味期限が切れてしまうとほとんどアクセスがなくなってしまいます。

コンテンツを追加するのは無料で行えるとはいっても、作成している時間もコストですし、時間対効果を考えると長期的にアクセスが見込めそうなコンテンツに絞って作成していくという考えは正しいでしょう。

WEB戦略ラウンドナップの 集客用コンテンツを作るときには「持続期間」も意識するという記事では、エバーグリーンコンテンツと呼ばれる、息の長いコンテンツの考え方が解説されています。

HTMLの記事で効果が高かったものは「PDF」「インフォグラフィック」「テンプレート化」「動画」など他のフォーマットにすることも効果的です。

とのことです。

私は見るのにも時間コストを浪費するという理由で動画は好んでおりませんが、動画の方を好むユーザーも多いでしょうし、htmlでの解説と動画での解説のどちらも選択できるようにしておくことは素晴らしいと思います。

エバーグリーンコンテンツの作成を意識しておくと、自分にとってもユーザーにとっても本当に素晴らしいコンテンツを作る事ができるかもしれません。

ホワイトハットスパムの流行

チェック8割作業は2割のホワイトハットSPAMの流行、検索エンジン最適化から人間最適化へという記事で、いわゆるコンテンツファームに対して考察されています。

人気が出そうな記事を予測し、人気が出そうなコンテンツを予想し、マニュアル化された手順で素人に格安で記事を書かせてコンテンツを大量生産しているeHow.com。

そのようなコンテンツファームに対応するためにパンダアップデートは生まれたという側面も持っているでしょう。

「検索エンジンに引っかかってアクセスがあればそれでいい」という考え方ではなく、訪れてくれたユーザーが「このサイトに来て良かった」と思ってもらえるようなコンテンツを公開していくべきですし、今後もユーザーに喜んで頂けるような記事になるように努力して記事を作成していきたいと思いました。

レスポンシブWebデザインはSEOで有利なのか

レスポンシブWebデザインとは、単一のhtmlファイルをブラウザの画面サイズによってCSSでそれぞれの画面サイズに合わせた配置で表示させる技術のことです。

レスポンシブウェブデザインのほうがSEOに有利だと勘違いされている方も多いようで、SEMリサーチのSEO for スマートフォン [2] レスポンシブWebデザインという記事で詳しく解説されています。

同一URLで同一HTMLを使うレスポンシブWebデザインは、確かにSEOに詳しくない方が実装しても間違いが起こりにくい方法であるのには間違いありませんが、同一URLでサーバーサイドでブラウザに合わせたHTMLを動的に生成するダイナミックサービングでも、デスクトップ用URLとスマーフォトン用のURLを分ける方法でも正しく実装して検索エンジンに伝えることができれば、有利や不利は発生しません。

私はデザイナーではないのでよくわかりませんが、ちゃんと使えるレスポンシブWebデザインを作るのは実に大変なことだそうです。

端末ごとに最適なデザインを提供するにはダイナミックサービングや、URLで振り分ける方が低コストで良い物ができるということも十分にあり得ます。

メリット、デメリットを理解して、ベストな選択肢は何かを熟考してから導入する方が良いでしょう。

Googleの動きを無視できるようになるのが一番

Googleの動きをいちいち気にしないコンテンツ作りがベストだという考えが、揺さBrainの2013年のSEOを考える(2013年のはじめのご挨拶)という記事で公開されています。

ホワイトハットジャパンブログはSEOブログですので、アルゴリズムがどうだとかの記事は多いですが、Googleのことなんて気にしないでも良いようなサイトを作るという考えは大切です。

それはSEOをないがしろにしても良いという意味ではありませんが、Googleに振り回されやすい不安定なサイトを作るのは良策だとは思えません。

しかし、Webサイトを運営するにあたって思う事は

「Googleの動きを無視できるくらいになるのが一番」

だという事です。パンダもペンギンも何も気にせず運営できるようになるのが一番ではないか?と感じています(と、私が言うなだと思いますが・・・)。

私は「Googleのアルゴリズムの動きを無視できるくらいになる」よりも、「検索エンジンに頼らなくても十分にアクセスがあるサイト(検索が占める割合が低いサイト)」にするのがベストだとは思うようになりました。

そのような人気のあるサイトに仕上げることは一朝一夕ではいかないでしょうが、リピーターや口コミで常に多くの人で賑わっているような優れたサイトを目指して頑張りたいと思っています。

SEOやWEBマーケティング関連の優良きじまとめ。45記事

伊藤公助さんが運営しているSEO Imagination!のFacebookPageはほぼ毎日のように素敵なSEOを含むウェブマーケティング関連の記事を紹介してくれている素晴らしいページです。

SEO Imagination!の2012年に読んだ2000記事から選んだ、SEO・Webマーケティング系ブログの中で印象に残っている記事45選+αでは、2012年に伊藤さんが紹介された記事の中でも特に優れた記事を45個にまで絞り込んでまとめられています。

様々な角度から見た素敵記事が満載となっていますので、時間は掛かると思いますが、一通り目を通しておけば得るものもあると思います。

優れたブログがたくさん紹介されている中、当ブログの記事も紹介していただきました。

とっても嬉しいです。

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