2013年7月の一週目に公開されたSEO関連の優れた記事をピックアップしました。

ついこの間、新年のご挨拶記事を書いたばかりに感じるのですが、2013年も半分が終了した模様です。

今回ピックアップした記事は、各種SEOサービスの種類と選び方、ソーシャルメディアキュレーション、有料審査ディレクトリを名乗っているが実質的には意味のない有料ディレクトリを見極める方法、コンテンツからキーワードを削ったら検索順位はどう動くのかの計4つの記事になります。

興味深い記事を厳選してピックアップしていますので、ぜひ、ご覧になってください。

ピックアップ

各種SEOサービスの種類と選び方

世の中では正攻法のSEO、スパム的な手法を問わず、様々なSEOサービスという名称のものが提供されています。

SEOとその周辺のSEOのサービスの種類と導入の判断についてという記事では様々な種類があるSEOサービスの内容の解説と、選択する際の考え方が解説されています。

様々なサービスがありますが、どれか1つに絞って提供しているところもあれば、いくつかを組み合わせて、または選択が可能として提供しているところもありますね。

安すぎるサービスは不安が残るというのはあると思います。

月額1万円や2万円では、値段なりの簡単な作業になってしまうというところはあるでしょう。

しかし、価格が高いからといってその価格にあった価値を提供してくれる会社ばかりではないというところも、判断を難しくさせます。

SEOに支払う金額というものは、販売促進費にあたりますが、販促費用というものはSEOだけではなく、PPCなどの他の選択肢もあるわけですので、そこも踏まえてベストな選択をされることをお勧めします。

ソーシャルメディアキュレーション

ソーシャルメディアキュレーションのテクニックについて、MozBlogに掲載された記事が、Web担当者フォーラムのソーシャルメディアキュレーションの手引き(後編)で翻訳されています。

ユーザーの振る舞いは、ソーシャルプラットフォームによって大きく異なる。Twitterではタイムリーなニュースの共有が高く評価されやすく、Facebookでは画像と動画に価値があり、Google+では長い文章の方が喜ばれる。

これは確かに、そう感じます。

Twitterの場合ですと文字数制限がありますので、あまり細かい感想を含ませることはできません。

FacebookやGoogle+の場合、たくさんの文字数を使うことができますので、元記事を張った上で、それに対する長文レス。ちょうどブログのコメント欄にコメントするようなイメージで共有されると、つい目が止まってじっくり読んでみて、更にリンク先をクリックする確率が高まると思います。

リンクを紹介するだけであるとか、1行程度の短い参考では、いまいち興味が持てないというのは、実感として確かにあります。

ソーシャルでリンクを張る際には最低400文字の感想や見どころの紹介をするといった自分ルールを作ると面白いかもしれないと感じました。

有料審査ディレクトリを名乗っているが実質的にはスパムな有料ディレクトリを見極める

いくつもの有料審査型ディレクトリサービスが存在しますが、実質的に意味のないものや、表向きは有料審査型ディレクトリサービスだがその実態は有料リンク販売といったものも少なくありません。

SEMリサーチのうっかり有料審査型スパムディレクトリに登録しないために – (今更) SEOとディレクトリ登録の歴史という記事では、現在までのディレクトリサービスの歴史や、粗悪なディレクトリサービスの問題点が詳しく解説されています。

価値の無い有料審査型のディレクトリを、この記事では有料審査型スパムディレクトリと呼んでいらっしゃいます。

ちょっと頭に浮かべてみても、この有料審査型スパムディレクトリに当てはまるものは少なくありません。

有料審査は5万円前後はしますので、どうせ登録するのならば、そのお金をドブに捨てないようにしっかりとした審査型ディレクトリを選択したいものです。

キーワードを削ったら検索順位はどう動くか

揺さBrainのさらにキーワードを削ったらSEO対象キーワードはどう動くか?という記事で、コンテンツからキーワードを狙ったキーワードを取り除いてくとどのような動きをするのかという実験のデータが公開されています。

やはり、コンテンツやタイトルタグからキーワードを抜いた場合は検索順位が落ちるようです。

もちろん、想定内の動きなわけですが、逆に言うと、狙ったキーワードはタイトルタグとコンテンツに必ず含ませるということを意識することが重要だといえるでしょう。

タイトルタグと本文にキーワードが含まれてさえいれば、簡単に検索上位になるというわけではありませんが、まず、最初のスタート地点としてそれらの作業は必須な作業だといえそうです。

あと考えられる影響は、例えば、タイトルタグで「内部SEO」というキーワードを含めておいて、コンテンツの中では「内的SEO」というキーワードで記述を行い、「内部SEO」「内的SEO」の同義語をどちらも狙おうとした場合、どちらのキーワードでも思ったような結果にならない可能性が考えられそうです。

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