検索結果にサイトリンクを出す方法とウェブマスターツールでの設定方法

サイトを一定期間運営していると、検索結果にサイトリンクが出現することが多いです。

サイトによってはすぐ出る場合もあれば、半年1年と運営を続けてやっと出るサイトもありますし、一向に出現しないこともあります。

今回はサイトリンクについての解説を行いたいと思います。

上記の画像はGoogle検索で「SEOのホワイトハットジャパン」と、当ブログのタイトルを検索した際に出現したサイトリンクです。
（リッチスニペットで出現する著者情報のアイコンは可愛い絵に加工してあります）

SEOを抜かして「ホワイトハットジャパン」で検索をかけても出現します。

サイトリンク

サイトリンクの出し方
ミニサイトリンク（一行表示のサイトリンク）
ウェブマスターツールでサイトリンクの管理を行う
サイトリンク出し方まとめ

サイトリンクの出し方

サイトリンクが出現するには条件があるようで、

検索ランキングで圧倒的な1位をとり、検索エンジンにそのキーワードに対しての権威として認められる
表示されたページ内からリンクが張られている

この2つの条件が必要なようです。

検索ランキングについては、1位をとれば良いというものではなく、「そのキーワードで検索した人に見せるべきページはこのページしか考えられない」というくらいに、Googleにキーワードとサイトを紐付けしてもらう必要があります。

ですので、一般的にサイトリンクが出やすい状況というのは、サイトのタイトルで検索された場合というのが一般的でしょう。

サイトのタイトルを決める段階で、他のサイトとタイトルが完全に被っていると、サイトリンクを出現させる難易度は上がると思われます。

他のサイトと被らないユニークなサイトタイトルであれば、運営しているうちにサイトリンクは出現することが多いでしょう。

通常気にする必要はありませんが、表示ページからリンクが張られていることも条件になっています。

ペラページ（1ページで構成されているランディングページ）ではサイトリンクは出現しないということです。

ミニサイトリンク（一行表示のサイトリンク）

ミニサイトリンクは一行表示のサイトリンクと呼ばれているそうです。

Googleでは一行表示のサイトリンクという表記になっていますが、ミニサイトリンクの方が一般的でわかりやすいと思いますので、当ブログではミニサイトリンクという表記でいきたいと思います。

通常のサイトリンクに比べればあまり目立ちませんが、そのキーワードと結びつきが強いと検索エンジンが判断した際に出現するようです。

上記はホワイトハットSEOというマイナーキーワードで検索した際に出現した、当ブログのミニサイトリンクです。

ミニサイトリンクは大きいほうのサイトリンクに比べると、比較的出現させやすいようです。

通常のサイトリンクは1サイトしか表示されませんが、ミニサイトリンクは条件を満たしたサイトであれば、複数表示されます。

また、最初はミニサイトリンクが表示されていたキーワードでも、歳月が経つと大きいサイトリンクに育ったこともあります。

ウェブマスターツールでサイトリンクの管理を行う

サイトリンクが出てくれるのは嬉しいが、よりによって、なぜその記事にリンクが? という状況になった場合、ウェブマスターツールを使い、サイトリンクに表示されているページの順位を落とすことが可能です。

（クリックで拡大）

ウェブマスターツールにログインし、設定→サイトリンクと進みます。

[このサイトリンクURLの順位を下げる]のところに、順位を下げたいアドレスを入力し、[順位を下げる]をクリックします。

（クリックで拡大）

下げたサイトリンクの順位は3ヶ月間有効です。

また、間違えて下げてしまったと気付いた場合には、[順位下げ設定を削除]を選べば元に戻せます。

サイトリンク出し方まとめ

サイトリンクについて解説してみましたが、結局のところ、簡単に出す方法というものは存在しないようです。

通常のサイトリンクなら、「その完全一致のキーワードで検索する人に見せるページはこのページしかありえない」レベルに達することが必要ですし、ミニサイトリンクは、「そのキーワードで検索される方に見せるべきはこのページだろう」と検索エンジンに評価してもらう必要があるでしょう。

地道に続けていればきっと出現すると思いますので、サイトを立ち上げたばかりの皆さんはいつか出現するサイトリンクを楽しみにしながら運営を頑張ってみてください。

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