2013年1月第3週目に公開されたSEO関連の役に立つ記事や、興味深い記事を6記事ピックアップしました。
ソーシャルメディアの使い方や考え方の記事、再審査リクエストに悪いリンクのサンプル例が提示された事例、ページ数や文字数や更新頻度についての考え方の記事のご紹介と感想を記したいと思います。
どの記事も非常に興味深い内容となっています。
是非、全ての記事をチェックして、ご自身の状況と照らしあわせて間違いはないか確認してみてください。
ピックアップ
- ソーシャルメディアの使い方
- すぐにでも始められるソーシャルSEO
- 再審査リクエストが不合格だった時に悪いリンクのサンプル例が提示された事例
- ページ数や文字数とSEOの関係
- 質と量で上位表示を狙う方法
- ブログの更新頻度は必ずしも重要とは限らない
ソーシャルメディアの使い方
TwitterのタイムラインやGoogle+のストリームに張られたリンクにはrel=”nofollow”属性がついていません。(Facebookのリンクにはrel=”nofollow”属性がついています)
ということは、自分のアカウントでURLをつぶやきまくれば大量に被リンクを獲得することになり、検索ランキングを押し上げる効果があるのではないかという浅はかな考えは止めましょうという記事が、SEOとその周辺のSEOとソーシャルメディアで公開されています。
宣伝リンクしか存在しないようなソーシャルアカウントにファンはつかないでしょう。
そのようなアカウントでもフォロワー数が多いことは珍しくありませんが、宣伝アカウウントをフォローしているフォロワーを見てみれば、同じ穴のムジナのようなゴミアカウントであることが多いです。
Googleはユーザーに評価されている優れたコンテンツを上位に表示したいと考えてします。
優れたコンテンツの上位化を達成するために、リンクポピュラリティーやソーシャルシグナルを指標を利用しているわけです。
価値の無いアカウントからのnofollowされていないリンクがどれだけあったとしても、検索ランキングを向上させる指標には利用しないでしょう。
逆に、たった一回の言及がインフルエンサーの目に止まり、多くの人に評価され一気に拡散された場合、これほど興味深いコンテンツであることを示す証拠はないわけですから、QDFが発動し、検索ランキングが上昇する可能性は高いといえます。
露出を増やすためにソーシャルメディアを利用するのは効果的です。
しかし、やり方を間違えると、ただの時間の無駄になってしまったり、はたからみて哀れなソーシャルアカウントとなってしまい、マイナス効果にさえなる可能性もあることをよく理解しておきましょう。
すぐにでも始められるソーシャルSEO
Googleが良質なコンテンツを判断するために、リンクを利用していますが、ソーシャルメディアでの言及も大きな指標にしているのは間違いないでしょう。
SEOJapanの今すぐ実行可能なソーシャルSEOの8つの取り組みという記事で、ソーシャルメディアを利用するメリットや、取り組み方が解説されています。
とくにGoogle+が推されていますが、TwitterやFacebookなど、時間に都合がついて活用でき、上手に使い分けできるのであれば、様々なソーシャルメディアに手を出してみるのも悪くないかもしれません。
私もいまだ、FacebookページやGoogle+ページは作っていませんし、ソーシャルメディアやRSSの購読を大々的に促すような仕組みさえ作っていませんので、何かアイディアを出して読者、ファンを増やす導線を考えなければならないなぁとあらためて感じました。
また、ピンタレストやFlickrもやってみようと思います。
ひょっとすると、SEOのホワイトハットジャパンの萌え画像達で面白いことができるかもしれません。
個人的にはSEOの為にやるという意味合いではなく、様々な場所での露出を高めることによって、ファンを増やすための仕組みとして考えるべきだと思います。
再審査リクエストが不合格だった時に悪いリンクのサンプル例が提示された事例
ウェブマスターフォーラムで時折、「何度再審査リクエストを送っても合格しない。ヒントくらい教えてくれてもいいのではないか」という趣旨の投稿を見かけることがあります。
海外SEO情報ブログのサンプルを提示する、不自然リンクへの再審査リクエスト不合格通知が送られてきたという記事によると、悪いリンクの見本のリストを提示し、このようなリンクがあるから合格できないのですよというヒントを与えてもらえた事例が紹介されています。
「このようなリンクに身に覚えがありますよね。この手のリンクは綺麗に精算してから再審査リクエストを送って下さい」
といった意味合いで送られて来るのでしょう。
自分で構築したスパムリンクなのか、スパム業者と契約して構築したリンクなのかはわかりませんが、Googleとしてはあらかたの不自然なリンクを解消しない限り、合格は認めることはないのでしょう。
ページ数や文字数とSEOの関係
パシのSEOブログのページ数や文字数とSEOの話という記事で、文字数やページ数とSEO効果について解説されています。
何をもってしてSEOとするかが難しいところですが、狙ったキーワードで上位表示できればSEOなのであれば、ページ数はほとんど関係ありませんし、アクセスを沢山集めてこそSEOなのであれば、沢山のページを作成しロングテールSEOでキーワードを拾っていく方が有利でしょう。
文字数に関しては、必要な情報が全て揃っていることが重要であると思います。
通常、ユーザーが求める情報を詳しく記述していけば、一定のテキスト量になるでしょう。
文字数が多いページは有利というのではなく、文字数が少なすぎる場合は情報が不足していることが多いので不利になっていることが多いと思います。
検索エンジンに評価される最低限のページ数や文字数を意識するのではなく、誰にも超えられない圧倒的な情報量を目指すというのがベストだと思います。
質と量で上位表示を狙う方法
揺さBrainのSEOでは質と量で上位を目指せ!という記事で、質の高いコンテンツを沢山用意するメリットが解説されています。
品質の低いコンテンツしか存在しないサイトは論外として、優れたコンテンツが1しかないサイトよりも、興味深いコンテンツが多数存在するサイトのほうがユーザーに好まれることは当然の話です。
高品質なコンテンツを多数公開する行為は、検索ランキングの上位表示だけのためにおこなうのではなく、ファンを獲得するためや、更にファンに満足してもらうに行うと考えるべきでしょう。
検索ランキングの順位は後からついてくるものです。
また、検索ランキングの上位に表示されたからといって、そこで満足してはいけません。
私自身、異なるサイトで同じテーマを扱う実験をしました。その時に一つは一般的なタイトル(2位)、もう一つは視点を変えたユーザー目線のタイトル(3位)という状況に持っていきアクセス数の変化をチェックしましたが、結果は圧倒的に3位の方が多くなりました。
検索者に訴えかけるタイトルタグや、meta descriptionを用意するだけでCTRは更に高まることでしょう。
ブログの更新頻度は必ずしも重要とは限らない
SEOのホワイトハットジャパンでは現在、毎日更新をし続けたらどのくらいアクセスが上がっていくかという実験を行なっています。
まだまだ、書けるネタは残っていますし、書くネタを思いつくのも仕事の一部や訓練の一環のようなものですから、しばらくは実験を継続しようと思っています。
当ブログではSEOやWordPress、マーケティング関係の記事を扱っておりますので、鮮度が重要な記事というのもそこそこありますので、更新頻度はある程度高くなりがちなサイトテーマではあります。
しかし、陳腐化しないテーマでいつまでも通用するコンテンツを作ることにより、更新していないのにアクセスが上がっていった事例が、Re:veryのブログの更新頻度はSEOに重要ではないという記事で公開されています。
いつまでも通用するコンテンツを用意することができれば、更新頻度が低くても検索経由のトラフィックは期待できるといえます。
逆にいえば、いつまでも通用するコンテンツを高頻度で増やしていくことができれば、更なるトラフィックが期待できることと同義です。
更新頻度を上げるために一つ一つの質が下がってしまっては本末転倒となるのは当然のことですが、高品質なコンテンツが多数用意できるのであれば、こまめに公開していってファンに満足してもらうほうが更にいいと言えます。
個人的には更新頻度はある程度こだわった方が良いと考えていますが、品質を落とすことだけは避けましょう。
一定以上の品質を保ちつつ、なおも更新頻度が上げられるのであれば、上げていけばいいでしょう。
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