2013年2月第2週に公開されたSEO関連の記事で興味深い記事をピックアップしました。

ウェブマスターツールで見ることが出来る被リンク数が激減したのはバグだった、まとめ記事を作成する理由、著者確認が済んでいるサイトはそうでないサイトよりも上位表示されるようになるといった4記事のご紹介と感想をお送りします。

少しでもアクセスを増やしたいと考えている方は、著者確認についての記事が非常に興味深いのではないでしょうか。

ピックアップ

ウェブマスターツールの被リンクが激減したのはバグ

当ブログでも先日、ウェブマスターツールのバグ?トップページへの被リンクがカウントされていない模様の記事で、ウェブマスターツールの被リンクのカウントがおかしくなったことをお伝えしました。

海外SEO情報ブログのウェブマスターツールでのバックリンクが激減、トップページへのリンクが消えた。の記事によると、これは大幅な仕様変更の類ではなく、一時的な不具合だとのことです。

バックリンクが確認できなくなったからといってペナルティを食らってしまったのかと余計な心配はご無用です。

いずれ修正されると思いますので、それまでの間、やや不便ではありますが、待つしかありませんね。

まとめ記事は読者と自分のため

日々、ストイックにウェブ担当者向けのまとめ記事を配信されている運営堂の森野さんが、Gunosyがでてきて大変ですね~と言われることが多いけど全く大変じゃないです。という記事を公開されています。

森野さんのまとめ記事は更新頻度が高く、ウェブマーケティング全般の情報を知ることができるので、私も重宝させて頂いています。

誰かに聞かれた時にスムーズに答えられるように、自分が調べたことを溜めておくために、知ったことをアウトプットするためにこれを始めました。情報収集をしたい人ために便利に使ってもらおう!という目的はほとんどないです。

当ブログでも週に2~3回、主にSEO関連のまとめ記事を書いていますが、大体、同じような気持ちです。

もちろん、アクセス解析のデータを見ると、リンク先に移動されている方もいますので、多少の役には立っているのではないかとは考えていますが、あくまでも主目的は、自分の勉強とメモ代わりとなっています。

Gunosyは利用者が興味を持っているジャンルの中の話題になっている記事を見つけてくれるサービスのようですが、はてなブックマークやソーシャルで拡散されている記事が全て優れた記事だということもないと思いますし、話題にならずに埋もれてしまっている記事の中に素敵な記事がたくさん眠っていることも多いです。

埋もれた良記事を見つけピックアップしたり、話題になっている記事の中でも良い物と悪いものを選定することにも、一定の需要があるのではないかなと考えます。

といいつつ、Gunosyを試してみているのですが、精度も高く、なかなか面白いですね。

著者確認が出来ているサイトは上位表示されることに

著者の本人確認が出来ているサイトは、そうではないサイト(著者がはっきりしないサイト)よりも検索ランキングで上位表示されるかもしれないという話題が、 SEMリサーチのGoogle、著者確認が済んだコンテンツを検索結果の上位に表示へや、海外SEO情報ブログのGoogle会長エリック・シュミット、本人確認の取れた作成者のコンテンツをより上位に表示するという記事で解説されています。

日本では実名顔出しでインターネットを使う文化というものは根付いていない為、今後一体どういう流れになるのかはよくわかりません。

現状、基本的には、Google+に実名と実の顔写真を用いない限り、著者情報として検索結果のスニペットに採用されないことになっていますので、このルールが適用されるとなると、嫌がるウェブマスターは多いでしょう。

とはいえ、著者情報が検索結果のスニペットに採用されるよりも以前から、実名や顔を出して活動されている方はたくさんいらっしゃいました。

名前や顔バレのデメリットよりも、それらを出していくことのメリットのほうが多いと判断されたから出されているということです。

私自身は検索結果のスニペットに著者情報が導入されてから顔社員を用いたGoogle+を始めたのですが、これも、メリットとデメリットを天秤に掛けた際に、検索結果にアイコンを反映させたいという知的好奇心を満たしたり、検索結果のCTRが高まるであるというメリットが上回ったと結論付けることもできます。

今後、更に実名顔出しのメリットが増していくと考えられますので、もう一度、メリットとデメリットを天秤に掛けてみて、メリットのほうが上回ると感じるのであれば、著者情報との紐付けをしてみるといいでしょう。

なお、導入されても、顔出し実名でやったからといって、突然、検索順位がぐんぐん上昇するとは考え辛いです。

あくまでも、ランキングを決める指標の一つとして利用しますよ。というお話でしょうから、顔と名前を出せばそれでいいというわけではなく、その顔と名前が評価された時にはじめて、その著者が投稿した様々な記事の検索順位に効果が出てくるのではないでしょうか。

そろそろ、著者情報の準備でもしておこうと考えていらっしゃる方は、上記の記事を参考にして、ウェブサイトとGoogle+を紐付けておきましょう。

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