先週の金曜から今週の木曜にかけて公開された興味深いSEO情報をまとめました。
記事の概要の説明と感想を記していきたいと思います。
今回の質の高いコンテンツにをテーマに紹介していきたいと思います。
どれも勉強になる記事ばかりですので、是非、ご覧ください。
今週のピックアップ
- 高品質なコンテンツの実践
- Googleウェブマスター向けガイドラインが更新されました
- 人気のあるランディングページを確認せよ
- canonicalとnoindexを駆使して質の低いページを検索結果から除外させる
- 質の低い完全一致ドメインの評価が下がるアルゴリズムが導入
高品質なコンテンツの実践
高レベルなSEOを実践されていて、私も常に参考にさせて頂いている電気設備の知識と技術という技術解説系のサイトがあります。
このサイトはなにか特殊な小手先のテクニックを多様しているため、検索ランキング上の順位が高いというわけではなく、内部構造、コンテンツのカテゴリ分け、コンテンツの内容、文章、ナチュラルなリンクビルディングなど全てが高レベルで実践されているサイトです。
このサイトの内容が高品質なのかどうかご自身で評価された記事が、電気設備SEOの「高品位なコンテンツ」の評価と考察で公開されています。
コンテンツを作成するときの流れや、オリジナルな説明文の追加のコツ、低品位なページを作ってしまったときのリカバリ手法なども解説されています。
なぜ、このサイトが検索エンジンに愛されているのかを知るヒントになると思います。
「読んでみたが、実践できない・・・」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、そこまで作りこむからこそ、検索ランキングで優位に立てますし、多くのライバルがここまで作りこんでいないということは、自分がやればチャンスだと考えることもできるでしょう。
Googleウェブマスター向けガイドラインが更新されました
ウェブマスター向けガイドラインが大幅更新されました。
ガイドライン違反についても今までより詳しく解説されておりますので、知らず知らずのうちに違反している項目はないか確認してみるといいでしょう。
十分な付加価値のないアフィリエイト プログラムのページでは、低品質なページを検索結果からフィルタリングするアルゴリズムであるパンダアップデートの影響でアクセスを落としてしまったと思われるサイトの改善のヒントになるかもしれませんし、リンク プログラムのページでは今後も精度が上がっていくといわれているWEBスパム対策アルゴリズムであるペンギンアップデートで順位を落としてしまったサイトのリカバリのヒントになると思います。
過剰なリンク交換は、どこまでが過剰にあたるのかはわかりませんが、「相互リンク」という名目で行ってらっしゃる方も多いかと思います。
今は大丈夫でもペンギンアップデートの精度が高まるとフィルタリングされてしまうサイトが増える可能性は高いといえるでしょう。
人気のあるランディングページを確認せよ
アクセスが激減してしまった場合の理由を考える際、元々人気の高かったページを確認し、比較することで、低品質になりがちになってしまったページを修正や削除するきっかけにする考え方が、SEMアドバイザーの揺さBrain!のアクセスが激減したら、ランディングページを確認せよ!で解説されています。
当ブログでも記事数をいくら増やしても検索からのアクセスが増えないブログの対策 | 可能性5:記事の内容が薄いで詳しくは解説しておりますが、商品紹介系のアフィリエイトサイトでありがちなのが、最初の頃は頑張って記事を書いていてそれなりのアクセスがあり手ごたえを感じますが、書けば書くほどアクセスが伸びていくので「品質の高い記事を書く」という目的から、「更新率を上げる」という目的に知らず知らずに変わってしまい手抜き記事が増え、サイト全体の低品質な記事の割合が大きくなり、フィルタリングが発動して大きくアクセスを落とすというパターンになります。
揺さBrain!の記事ではアクセスが激減してしまった場合となっておりますが、アクセスが減っていなくとも人気のあるページ(検索からの流入量の多いページ)は常に確認しておくことが重要だと思います。
私もこのブログを更新してきて思うことですが、がんばって作りこんだページは検索ランキングの位置が良いことにあることが多いです。
また、さほど期待していなかったのにソーシャルでそれなりに拡散されたページもあり、どのような作りをすればウケるのかというヒントにもなります。
canonicalとnoindexを駆使して質の低いページを検索結果から除外させる
低品質と思われるページを作ってしまった場合はどう処理すればいいのか。
処理方法の考え方が、WP SEOブログのcanonicalとnoindexで質の低いページをインデックスさせないで解説されています。
GoogleはWordPressやMovableTypeのようなCMSが自動で生成し重複してしまうページをある程度上手に処理するといわれていますが、あくまで個人的な体感ですが、最近は必ずしもそうではないような気がします。
私は検索結果に載せる必要がないと思えるページは全てnoindexを入れるようにしています。
私がnoindexにしているページ
- 運営者情報
- メールフォーム
- タグ
- カテゴリ
- アーカイブ
私はWordPress SEO by Yoastを使い、noindexやcanonicalを管理しています。
運営者情報に関しては、indexさせていてもいい気もしますが、まぁ、検索して訪れる人がいるとも思えませんのでnoindexで。
メールフォームは検索エンジンの登録させる必要が全くありませんので、noindex,nofollow。
タグ、カテゴリ、アーカイブはクローラーが回遊して各ページを回ってもらう必要はあるものの、検索エンジンに載せる必要はありませんので、noindex,followにしています。
つまり、リンクはどんどん辿ってください。しかし、このページに関してはインデックスしないでください。というお願いをしているということです。
カテゴリに関しては注意が必要で、サイトの構造によってはカテゴリを強めた作りのほうがメリットが高いサイトもあると思います。
ただし、その場合でも、WordPressが重複ページっぽいのを自動で吐き出すカテゴリーをそのまま使うより、固定ページを利用しユーザーにとって使い勝手の良いカテゴリページを作成するほうが良いと思います。
質の低い完全一致ドメインの評価が下がるアルゴリズムが導入
完全一致ドメインの評価が下がるアルゴリズムが導入されたようです。
海外SEO情報ブログの低品質な完全一致ドメインの評価を下げるようにGoogleがアルゴリズムを変更で詳しく解説されています。
現在は英語圏のみの適用だそうですが、いずれ日本語ドメインにも導入されるのではないでしょうか。
2012年10月現在でも、日本語ドメインを上手に利用し検索ランキングの上位に入っているとしか思えないサイトを時折見かけますが、いずれは終息していくのかもしれません。
ちなみに、私個人としては日本語ドメインは好きで、URLを見ただけでテーマがわかる、インターネットに不慣れな方でもURLを入力しやすいといった利点があると思っています。
もし完全一致のドメインの評価が下がるアルゴリズムが日本語ドメインに導入されるときには、日本語ドメインというだけで英数URLより不利になるようなアルゴリズムではないことを願います。
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