2013年1月の第5週と、2月の第1週に公開されたらSEO関連の記事の中で、興味深い記事を5つピックアップしました。
Schema.orgを用いたパンくずリストのマークアップと注意点、インデックスされるページ数は多いほうがいいのかという疑問、優れたコンテンツを有しているサイトのピックアップ、ビッグキーワードで上位表示されているサイトの特徴の5つの記事のご紹介と感想をお送りします。
興味深い記事ばかりですので、まだ、ご覧になられていない方がいらっしゃいましたら、是非、目を通しておくことをお勧めします。
ピックアップ
- schema.orgを使ったパンくずリストのマークアップについて
- インデックスされているページ数は多いほうがいいのか
- コンテンツSEOの手本となる、コンテンツの充実した5サイトをピックアップ
- ビッグキーワードで上位表示されているサイトの特徴
schema.orgを使ったパンくずリストのマークアップについて
Schema.orgとはGoogle、Yahoo!、Bingが共同で開発している構造化データのマークアップの共通仕様です。
このマークアップを用いることにより、リッチスニペットの内容に採用されたり、検索エンジンがコンテンツの構造を更に詳しく知る際の手掛かりとして使われる可能性があります。
Schema.orgは様々なデータを埋め込む事ができるのですが、その埋め込み可能なものの1つにパンくずリストがあります。
海外SEOのschema.orgを使ったパンくずリストのマークアップ設定方法とschema.orgのパンくずリストがリッチスニペットとしてGoogle検索に表示されない理由という記事で詳しい内容が解説されています。
結論からいうと、今のところGoogleはSchema.orgでマークアップしたパンくずリストをサポートしていないようです。
正しく記述したのに、リッチスニペットに採用されないのは、今のところ、仕様だということのようです。
なお、現在のGoogleはパンくずリストにマークアップを行わなくても、パンくずリストを自動で判断してスニペットに採用することが多くなってきていますので、既に検索結果に表示されるURLがパンくずリストから採用されている場合は、マークアップを気にする必要性は低くなります。
インデックスされているページ数は多いほうがいいのか
ロングテールSEOで集客を行う場合、10ページしか存在しないサイトよりも、100ページ存在するサイトのほうが様々なキーワードを拾っていくことができます。
ですので、インデックスされているページ数が多い方が良いという考えは、間違いではありません。
しかし、インデックスされるページならどんなページでも良いかというと、そんなことはありません。
無駄なページのインデックスを減らしても、アクセスは減らなかったという事例が、Re:Veryのインデックスされているサイトのページ数は多いほうが良い?という記事で公開されています。
CMSが自動で吐き出す重複ページをrobots メタタグでnoindexにしてみたところ、インデックス数は減ってはいったが、特にサイトの評価が下がった感じもなく、検索経由のアクセス数は普通に増加していったとのことです。
当ブログでも、WordPressが自動で生成するカテゴリーページやページ送りの2ページ目以降にrobotsメタタグを用いてnoindex,followにしたり、index,followにさせた状態にしたりと色々試していますが、特にアクセスが増減したりということはありませんでした。
site:コマンドで検索した際に、トップページと固定ページと個別記事しかヒットしない状態にしていますので、 カテゴリーページやタグページが検索に引っかかりませんので、スッキリしていて良いです。
コンテンツSEOの手本となる、コンテンツの充実した5サイトをピックアップ
充実した優れたコンテンツを作ろう!! とはいっても、どのようなものがコンテンツの充実したサイトなのか、イメージが難しい方もいらっしゃるかもしれません。
バカに毛が生えたブログの上位表示されているコンテンツの充実したサイトをピックアップしてみる。という記事で、いくつかのキーワードで上位表示されているサイトの中でも、特にコンテンツが優れていると感じられるサイトが5つピックアップされています。
紹介されているサイトはどれも、工夫し作りこまれているサイトばかりです。
やはり、コンテンツが充実しているサイトは検索ランキングでも強いことは間違いありません。
1つのジャンルを深く掘り進んでいくと、ライバルが太刀打ちできないような濃いコンテンツが出来上がります。
強いサイトを作れば、ライバルへの参入障壁も高くすることが可能です。
「こんなサイトを運営しています」と、友達に自慢したくなるようなサイトを構築しましょう。
ビッグキーワードで上位表示されているサイトの特徴
ビッグキーワードとは、検索件数が多く、ライバルが多数存在している、人気のキーワードです。
競合サイトが非常に多いため、検索結果の上位に表示されるまでには、コンテンツを作り込み、多くのユーザーの人気を獲得する必要があります。
SEO Imagination!のビッグキーワードの捉え方と上位表示サイトの特徴という記事では、ビッグキーワードで上位表示されているサイトの特徴が解説されています。
ビッグキーワードで表示されているページは多くの場合、トップページであることが多いです。
これは、関連するマイナーキーワードや、ミドルキーワードを積み重ねていくことにより、トップページが扱うテーマがはっきりとすることと、下層の記事が持つリンク等の評価をトップページに送る事が出来ているといったところも関連してくるでしょう。
ビッグキーワードで上位表示されるためには、相当のクオリティを持ったコンテンツを用意する必要があります。
クオリティの高いコンテンツを用意したからといって、すぐにビッグキーワードで上位表示されるわけではありませんが、そのコンテンツはマイナーキーワードでたくさんの流入をもたらしてくれるはずです。
ビッグキーワードを身近な成果とは考えずに、まずは、手頃なキーワードを圧倒的なクォリティで狙っていって、積み重ねていきましょう。
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