2013年1月5週目に公開されたSEO関連の記事をピックアップしました。

SEOの効率を向上させる優れたChromeエクステンション、コンテンツ作りの考え方の記事、発リンクの数について、Ahrefs Site Explorerの日本語版の提供開始といった5つの記事のご紹介と感想をお送りします。

素敵なコンテンツを作成するために必要な考え方や、それを補助する便利なツールが盛りだくさんですので、是非、全ての記事をご覧になることをお勧めします。

ピックアップ

SEOの効率を上げるChromeエクステンション

SEO担当者の作業効率を上げるGoogleChromeの拡張機能が、海外SEO情報ブログのSEO作業を効率化させるChrome拡張機能2つ – Show Title Tag & Web Developerという記事で紹介されています。

画面の右下にタイトルタグを表示させてくれるShow Title Tagと、Web Developerが紹介されています。

Web DeveloperはFireFoxで愛用しているのですが、Chrome用はインストールしていなかったので、早速インストールしてみました。

ガッツリ調べる際はFireFoxでFire Bug+Web Developerの双方を使うのが良いとは思いますが、ちょっと調べる程度ならChromeのWeb Developerだけでも十分だと思います。

Show Title Tagはタイトルタグが自然と目に入ってくるようになり、便利になりました。

とても便利なAddonなので、導入してみるといいでしょう。

「雑誌の編集者」の立場で考えるコンテンツ作り

低品質なコンテンツを有しているサイトの評価を引き下げるパンダアップデート

パンダアップデートを乗り切るためにコンテンツを追加する必要性を感じたウェブマスターは少なくないと思いますが、追加されたコンテンツがどうも微妙なものになっていることが多々あります。

では実際にどのようなコンテンツを作ればいいのかという解説記事が、「雑誌編集者」視点で考えるコンテンツ戦略~SEO とコンテンツマーケティング(前編)で公開されています。

スタッフブログ等の内容が、業務とは関係のない飲み会の話や、子どもの話題、社員の内輪ネタになっているところを見かけることがあります。

なんでもいいのでコンテンツを増やすように指示するSEO業者が存在することに驚きますが、関連性のないコンテンツを追加してもメリットはありません。

渡辺氏は、コンテンツを客観的にみるには、「雑誌の編集者」の立場になるのが良いとおっしゃっています。

実にしっくりとくるわかりやすい例えであると思います。

コンテンツを作る際には、自分が雑誌の編集者であると自覚されてみるといいでしょう。

コンテンツ作りの10のアイディア

優れたコンテンツ作りの方法が、SEOJapanの検索結果を改善する10のコンテンツのアイデアという記事で公開されています。

コンテンツを作る必要が事は理解しているが、どのようなコンテンツを作っていけばいいのかわからなくて途方にくれている方に、とても参考になる記事となっています。

ブログを始めるという方法はとてもよい手法で、どのような分野のサイトでも取り入れやすいと思います。

ブログを始めればいいのかというとそういうわけではなく、上手く活用していくことが重要なのですが、記事の内容の考え方もわかりやすく解説されています。

ECサイトでも商品説明の他に、活用方法の記事や動画があれば、ユーザーにとってきっと役に立つものを作ることができると思いますし、きっと売り上げにも貢献してくれるでしょう。

検索者の疑問を解消したり、手助けすることができるコンテンツを用意することは本当に重要な作業です。

なにか検索者に提供できる情報はないか、じっくりとご自身のサービスと照らしあわせて考えてみてください。

その道のプロだからこそ作ることができる独自のコンテンツが見つかるかもしれません。

発リンクは少ないほうがいいの?

リンクの数は何本までが妥当なのかという質問を受けることはよくあります。

一般的に、1ページの発するリンクは100本程度にしておくのが好ましいとは、よくいわれることではあります。

では、発リンクの数は少なければ少ないほどいいのか?という質問に対しての答えが、Re:Veryの外部リンク数(発リンク数)は少ない方が良いのか?という記事で公開されています。

良い発リンクとは、ユーザーの役に立つリンクのことです。

ここにリンクを張ったら、このページをご覧になっているユーザーは、このリンクをクリックしてくれるに違いない と思えるようなリンクは良いリンクといえるでしょう。

外部リンクを張るとSEO(検索ランキング)に不利?発リンクの利点の記事でも解説していますが、関連性の高い有益な外部サイトへのリンクは、ユーザーにとって有意義なリンクとなりますので、サイト評価に対しても、何らマイナスになるものではありません。

関連性の高い良質な外部のページヘリンクすることにより、ハブスコアが高まり、発リンクした側の評価も高まるといわれています。

リンクを張る際は、本数だけを意識するのではなく、必要なのか、不要なのかを考えて設置するといいでしょう。

Ahrefs Site Explorerの日本語版の提供開始

株式会社フルスピードが、「ASE -Ahrefs Site Explorer-(日本語版)」の国内販売を開始しました。

ahrefs.com(ASE)はとても優れたバックリンク調査ツールです。

同等の機能を持ったツールで有名なものにOpen Site Explorer(OSE)がありますが、OSEに比べて遜色のない性能かつ見やすい画面が売りになっています。

一般的なプランの年間の使用料が990$のOSEに比べ、ahrefs.comは790$とややお安くなっているのもポイントでしょう。

これらのツールを用いてライバルサイトの被リンクを調べれば、どのようなコンテンツが人気を集めているのか というところを知ることができますので、コンテンツを考える際のヒントとして有効活用が可能になります。

個人の趣味で使うには、お値段がやや張りますが、ウェブサイトを用いて収入を得ている方には便利なツールだと思います。

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