日本のSEOの第一人者として広く知られている、住太陽さん。

SEOについての情報が網羅されている、SEO 検索エンジン最適化の管理者としても有名な方です。

そんな住さんの制作者向けセミナー、Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキルが、2013年2月23日に岡山シティーミュージアムで行われたので聞きにいってきました。

amplifizr, Vol. 5 “Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル”に登壇した住太陽氏の画像
(クリックすると大きくなります。画像はアンプリファイザーのFacebookアルバムから頂きました)

制作者向けの内容とのことでしたが、私は普段、制作者の方とお付き合いすることが多いので、SEO業の視点とはまた違った勉強が多数できると確信し、参加することにしました。

いきなり結論となりますが、制作者はもちろんのこと、マーケティング関連に従事している方も必聴といっても過言ではない素晴らしいセミナーでした。

今回の記事では、amplifizr, Vol. 5 Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキルの会場でとったメモ書きや感想をお送りします。

Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル

Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキルの趣旨

制作側の方はウェブサイトを作ったら終わりといった形でやられていることが多いですが、もったいないやり方をされているところが多いです。

例えば、「売れるホームページを作ります!」といった形の売り込みページを作っているのに、その制作者のサイト自体がインターネットを活用出来ていないパターンがあります。

作業者として従事してしまうと、自動化と内製化で、近い将来食えなくなってしまいますし。

また、良いお客と付き合わなければ、共倒れしてしまう危険性が高まります。

このセミナーは多くの制作者が出来ていない事を取り上げ、意識を変えるために必要な考え方や、てっとり早く始められるポイントが解説されます。

間違いだらけのSEO

第1部は「間違いだらけのSEO」です。

SEOは胡散臭いものと思われている方も多いです。

それは多くの間違った考えがSEOとして広まってしまっている影響によるところも多いです。

この章ではSEOとは何なのかということが解説されました。

SEOとはなんなのか

  • 検索者の意図を反映した情報発信を行い来訪を促す
  • 情報を提供することによって潜在客を見込み客へと育成
  • 恒久的にアクセスが見込めるコンテンツを作成し、被リンクや評判等の無形資産を構築

検索者が知りたいと思う情報が掲載されていなければ、いくら検索したことろで、アクセスは増えないということです。
売りたいものを並べるのではなく、検索者が求める情報を載せることが必要となります。

また、多くのユーザーは何かを買おうと考えて検索しているわけではありません。
何か気になることや、解決したい問題があるから検索を行なっているわけです。
問題を解決する優れた情報が載っていれば、潜在客は何度もそのサイトを訪れ、本当に困ったときにはそのウェブサイトの運営者を頼ることになります。
それが、潜在客から見込み客への育成です。

また、一度作ったコンテンツは消さない限りいつまでも存在し続け、恒久的なアクセスを生み続けます。
そのコンテンツをきっかけに被リンクを獲得したり、評判を高めていって無形資産を積み重ねていくことができます。

セリングとSEOの切り分け

ユーザーは調べ物をするために検索エンジンを利用しています。
調べ物をしているユーザー向けにコンテンツを作成するのがSEOです。

SEOで商用キーワードを狙うのはコストが高いうえにランディングページが最適化されていないため不適切です。

即効で売りたいものは最適化されたランディングページへとPPCで集客を行うほうが、驚くほどの効果が得られます。

一見さんに物を買ってもらうのはSEOの役割ではないということが、とても分かりやすく解説されました。

SEOではないもの

  • リンクスパム
  • 検索者が望んでいないページを検索結果に表示させようとする試み
  • 技術論やアルゴリズム対策などの話題

リンクスパムはわざわざ解説するまでもないですが、検索者が望んでいないページを上位表示させようとする試みもSEOとは違うとおっしゃっていました。
調べ物をしている人間に物を売りつけようとする行為をSEOとは呼ばないからです。

技術論やアルゴリズム対策の話題もSEOではないとのことで、SEOブログなんぞを書いている私は、少しドキリとしました。

検索エンジンにアプローチするのではなく、検索者に対するアプローチこそがSEOだからとのことで、確かに納得できました。

SEOが技術ではない

技術とは検索エンジンについて考えることです。
検索者のことを考えるのがSEOなので、SEOは技術ではありません。

また、技術はソースでも見れば簡単に真似が出来てしまいます。
同じ技術ならコンテンツの良し悪しが勝負を決めます。

サイト構造やマークアップの最適化はやらないよりはやったほうがいいですが、それはアルゴリズムを見ながら毎日やる作業ではありません。
ある程度できていれば十分ですし、制作者はこの辺りの最適化は普通に出来ていますので、それ以上を目指しても得るものは少ないとのことでした。

SEOでやること

検索者が探しているものに答えを提供するような高い品質をもった情報を追加することにより、検索者はそのサイトに訪れる意味が生まれてきます。

検索者が訪れる用事を作るという説明が非常にわかりやすかったです。

訪問した人が他の人に紹介したり、参照、引用、言及したくなる突出した魅力のあるコンテンツを作ることが重要とのことでした。
「突出」はスピーカーの住さんも気に入っている言い回しとのことで、確かに非常に分かりやすく説得力があります。

告知経路を開発もとても重要なポイントです。
FBページ、Twitterアカウント、RSSFeed、メールマガジンなどで告知して拡散を狙います。

この辺りは勘違いされている事が多いところなのですが、ソーシャルメディアを使うだけでは拡散されません。

ソーシャルメディアを活用しようにも、拡散させるコンテンツがないと絶対に失敗してしまいます。

他人のコンテンツをソーシャルメディアで拡散させても意味がありません。

つまりソーシャルメディアでアクセスアップを狙いたければ、検索ユーザーへ最適化されたコンテンツが必要不可欠というわけです。

SEOが有効な理由

ここは特に重要な項目だと感じました。

SEO(つまり、検索者の疑問を解決するコンテンツを公開すること)により、制作者の実力を訪問者に判断してもらえる事ができます。

「こんなことができます!」と売り込みページを作っても、何の効果も期待できませんが、検索者の疑問を解消したり、役に立つコンテンツを公開することにより、ノウハウや実力を持っていると知ってもらうことが可能になります。

SEOを行うことにより、評価してもらえる機会が増えるというわけです。

訪問者の役に立つコンテンツを用意し、訪問者側に探してもらうというのがプル型の特性そのものです。

そして、それがSEOなわけです。

たまに変な人がSEOは終わる的なことをいうことがありますが、ウェブの仕組みが変わらない限り、SEOは絶対に終わることがないと強くおっしゃっていました。

SEO実施者のマインド

  • 訪問者を最大限にもてなし満足を提供することは人様に見せる以上当然
  • コンテンツの質や量にはその分野のプロとしてのプライドがかかっている
  • 検索結果に表示されるどのページよりも正確で詳しく丁寧でないと恥

訪問者を最大限にもてなすのは当たり前の話です。
自画自賛のページを作ったり、うるさい売り込みを行なっても、もてなしたことにはならないでしょう。

コンテンツの質や量に関しては、ここをがんばらないでどこを頑張るんだといったところでしょうか。

SEOは誰がすべきなのか

コンテンツの貧弱さは保有ノウハウの貧弱さだという認識を持ち、潜在客や見込み客や顧客のニーズを良く知り、対応が可能で結果に責任が持てる人物。

会社のサイトであるなら、経営陣がやるべきで、独自性を持った質の高いコンテンツを若手社員や、外部の人間が作れるわけがないとおっしゃっていました。

外部の人間がそれらしく整えた程度のコンテンツでは、通用しない時代になっています。

制作者が提供するSEO

制作者が提供するSEOといえば

  • サイト構造やマークアップの最適化
  • キーワードの選定やアンカーテキストなどの調整

といったあたりが頭に浮かぶかもしれませんが、この辺りは、大抵の制作者は普通に出来ていますし、重要なポイントではありません。

検索者はキーワードがどうだとか、アンカーテキストがどうだとかを気にしていないからです。

また、現在の検索エンジンはアンカーテキストの前後の文脈も上手に理解するので、重要度は更に低くなるとのことでした。

制作者が作るコンテンツの悪い例

制作者が作ってしまいがちなコンテンツの悪い例が挙げられました。

  • 自画自賛の売り込みで中身が無いもの
  • どこかで調べてきて適当に再編したもの
  • 捏造したFAQ、お客様の声、事例集
  • 下手なインタビューで聞いてきた結論にかける自慢話から起こしたもの

自画自賛の売り込みばかりのページというのは、チラシのようなページのことです。

制作者がどこかで検索してきてそれっぽく再編したコンテンツもダメなコンテンツですし、捏造されたFAQやお客様の声というのもありがちですね。
やはり、説得力が感じられないコンテンツになることでしょう。

住さんも以前はインタビューを行なってコンテンツを作ろうとされたことがあるそうですが、結論のない、何が言いたいかわからないうえにオチもないようなコンテンツになるばかりなので、インタビューからコンテンツを作るのは難しいとおっしゃっていました。

もうやめようや

SEOは制作者ではなく、クライアントがやるべきです。

その分野の専門家でないと、優れたコンテンツは作れませんし、専門家ではない人がそれなりに見えるように作ったコンテンツは所詮、その程度のものになってしまいます。

そして、クライアントには自分でやるように、正直に伝えるべきだとおっしゃっていました。

将来的に食っていくためには、良いクライアントとお付き合いをしていくべきで、自分でコンテンツを作ってくれないクライアントは、将来的に沈んでいくことが明白だからとのことです。

良かれと思って甘やかすと、それが当然という風に考えられてしまい、お互いが悪い方向に進んでしまうというお話は、確かに納得です。

現状を認識する

制作者のサイトを例に、SEOの考え方を詳しく解説して頂きました。

潜在客のニーズ

潜在客は儲けたいと考えて、何か儲かる方法はないかということを必死に探しています。

制作者が提供するものは、クライアントの儲けでなければなりません。

潜在客の日常

潜在客は儲けようと思ったり、今まで儲かっていたのに儲けが減った場合に、問題点や改善案を調べるために検索を行います。

潜在客は問題の解決ができそうなキーワードで検索します。

そして、潜在客は制作会社ではなく、コンサルタントのページに辿り着き、問題の解決を図ろうとします。

なぜ、制作会社ではなくコンサルタントのページに行くかといえば、コンサルタントは問題解決のノウハウを公開しているからです。

制作会社は問題解決のノウハウを公開していないため、検索でたどり着くことはありませんし、何かの間違いで訪れたとしても、「本当に儲かるのならまず自分のページでやってるよな」という目で見ています。

潜在客は儲けるために必死で検索しているわけですから、制作者が思っている以上に目が肥えているともいえるのでしょう。

なぜ潜在客は制作者ではなくコンサルに頼るのか

潜在客は困っているから検索しているのですが、その悩みを解消してくれる内容のコンテンツを公開しているのが、制作者ではなくコンサルなのでコンサルに相談します。

コンサルは潜在客の検索意図や文脈を意識してコンテンツを作っているからです。

訪問者が何に困ってるかを考えて、コンテンツを作るべきです。

わかりやすくいうと、「儲かります」というのではなく、「こうすれば儲かる」という文脈にまで落とし込んで実施する必要があるのですが、多くの方が発信内容と検索者の意図にズレが見られるところがもったいないとのことです。

今回は制作者の例で解説されていますが、制作者だけに限らず、このような間違いは修正していくべきでしょう。

訪問者が興味を持っているのは自分自身の問題解決であって、あなたの会社に興味はない

社名や商品名で検索する人を除くと、普通の訪問者は自分の儲けに興味があるだけで、あなたの会社にも商品にもサービスにも興味はありません。

「うちのサービスは」ではなく、「あなたの問題を解決するには」という作りにすべきとのことです。

訪問者が問題を解決するために検索しているキーワードはなにか。求めているコンテンツは何か。それらをよく考えてコンテンツを作るべきです。

今後も生き残っていく優良な潜在客は、必死に調べ物をしているので、彼らの目に留まるためのコンテンツを用意する必要があると感じました。

SEOで大事な事

運営者中心のサイトから、利用者中心のサイトへと生まれ変わらせることが、住さんが普段行なっているSEOそうです。

制作者は作業者ではなく、訪問者を中心に考えるマーケターになる必要があるとおっしゃっていました。

制作業者がするべきこと

第3部は制作者がやるべきことを1つ1つ丁寧に分かりやすく教えて頂けました。

SEOは自分の為に実施すべきで、意欲と自主性のあるクライアントを釣り上げる為に行うべきとのことでした。

そのようなクライアントは長期に渡って付き合いことになる優良なパートナーになるからです。

実際にSEOでオファーまで結びつく例

  1. 自力で問題を解決しようと調べ物をする中で何度か世話になった役立つサイトを認識する
  2. どうしても行き詰まった時に、そのサイトの事を思い出し、運営者に相談する

本当にわかりやすいパターンです。

これがSEOが売り上げに繋がる一番一般的なパターンでしょう。

自分のサイトが、その「役立つサイト」になればいいだけの簡単なことだと住さんはおっしゃっていました。

ありがちな失敗例

制作会社のサイトを見るとその多くは、「うちで頼めば安く早くたくさん儲かる」と書いてあるが、本気で問題を解決したいと考えている優良な潜在客から見れば、「そんなので儲かると本当に思っているの?」と見られています。

優良な潜在客は既にある程度の成果は出している事が多く、厳しい目で見られているとのことです。

しかし、そのくらい厳しい目で見ることができる意欲や熱意を持ったクライアントと付き合うことが出来た際のメリットは非常に高いといえるでしょう。

良い顧客と付き合うためには、その顧客に満足してもらえるようなものを作り出す必要があるのでしょう。

零細企業であっても、地方であっても、レベルも高く今後生き残っていく企業はいくらでもあるので、いかにそういう企業を釣り上げる事ができるのかということを意識すべきだということが、非常に印象に残りました。

結局のところ、本当に知恵を絞って検索者の意図を組んだコンテンツを作っていけば、より良い顧客と付き合う事ができるということでしょうし、最初の時点で手を抜いてしまうと、沈みゆく船のようなクライアントとしか付き合うことができなくなってしまい、愚痴しか出てこなくなるのでしょう。

実力を示す方法

顧客に何か提供するのなら、まずは何ができるかを示す必要があります。

方法や手順を詳しく公開することにより、外部からみて客観的に判断することができるようになります。

ここで出し惜しみしてしまい能書きだけしか書いていないサイトというのは非常に多いと思います。

実力は示さないとわかってもらえません。

情報発信しよう

お客様の為になるような情報を発信するべきです。

情報発信をしても、短期的に見た時に、利益につながらないと感じてしまう人が多いかもしれませんが、もったいないことをしていると思います。

将来の見込み客が得するような情報を載せて、彼らを助けましょう。

役立つ情報を先に提供するのは営業の基本

ウェブサイトも商売です。

商売で成功するには、まず、お客様に満足を与える必要があります。

例えば営業職の人間なら、訪問する際にまず土産となる面白い話題などを持って行って満足して頂いてから商売の話をするのが基本です。

その基本をウェブサイトも守って当然だと、おっしゃっていました。

確かに、何の為にウェブサイトを立ち上げるのかといえば、儲けるためです。

営業のために立ちあげているサイトが営業の基本を忘れてしまっていては本末転倒だと思いました。

オーソリティを目指せ

せっかく情報を発信するのですから、オーソリティを目指すべきだとことでした。

また、オンリーワンやナンバーワンでなくても、日本で10番目に詳しい人とか、岡山で3番目に詳しい人とかでも十分に引き合いはあるとのことで、得意な分野を細分化して、自分の目指すべき立ち位置を決めてしまえば、実力だとかは不要で、やる気さえあれば誰にでも達成できるとおっしゃっていました。

オーソリティとは

オーソリティとは最も詳しい人というわけではなく、発信の多い人がオーソリティとみなされるとのことです。

役に立つ記事を、どんどん情報発信をしていけば、オーソリティに近づいていくと考えればやる気もでますね。

情報サイトを作れ

この項目はすごく重要で、今回セミナーに参加された多くの人の心に響いたのではないでしょうか。

オーソリティになるには、絞り込んだ分野の情報サイトを作るのが一番簡単だとのことです。

ブログもやるべきだけど、情報サイトのほうが更にいいらしいです。

ブログだと「ブロガー枠」ですが、情報サイトの場合「識者枠」に入ることになり、セミナーや執筆の依頼は、識者の元にくるとのことでした。

尊敬されるようになろう

この先ずっと生き残っていけるような優れたクライアントと長期にわたってのパートナーになるには、互いに尊敬しあえる関係が不可欠。

まずは自分が尊敬されるような人物になるべきで、その方法は、情報サイトを作れば実現可能なので、是非、頑張ってみましょうとのことです。

SEOは自分の為に使う

SEOは自分の為に使うもので、他人の為に使えるものではありません。

自分の為にSEOを使い、実力を示すことにより、クライアントに尊敬され、指導することができるようになるとのことです。

確かにそれは当たり前のことで、自分のサイトにSEOが出来ていない人間を尊敬することは難しいですし、指導内容にも説得力が生まれてきませんね。

また、自分の為にプライドを掛けて実施していれば、高い運用ノウハウが手に入りますし、よりレベルの高い助言もできるようになるとのことです。

本当に、納得出来る内容です。

私はこのブログを自分なりに一生懸命SEOしています。

そして、実感として、やってきて様々な面でメリットを享受しています。

私のような、特に突出した技術も持っていない人間でも、一般の方よりほんの少し努力してみるだけで、大きなメリットを得ていると実感しています。

私にできる程度の簡単なことです。

少なくともこの住さんのセミナーに参加された方やこの記事をこんな下の方まで読んでいるような意識の高い人であれば、誰がやっても成果を得ることができると確信しています。

スクリーンの向こうにいるのは数字ではなく人間だ

普段、アクセス解析とにらめっこしていると、ページを閲覧してくれている方が数字にしか見えなくなってしまうことがあります。

私はそれを聞いてハッとしました。

どんなサイトでも何割かのユーザーは、ページを開いて求めていた情報がないことにより、ガッカリしてページを閉じたり戻ったりしていることを意識することが大事です。

訪問者全員に100%満足してもらえるサイトを作ることは不可能ですが、改善できる点はいくらでもあると意識することが大事だと改めて感じました。

訪問者は数字ではなく人である。それさえ忘れずに失礼のないようにすれば大抵はうまくいくはずとおっしゃっていました。

本当に肝に命じておこうと思いました。

まとめ

私は今まで、住太陽さんの様々な記事で勉強させて頂いておりました。

私の記事の中には住さんの影響を受けた記事がたくさんあります。

そのまんま住さんの受け売りになっているような考え方だって数えきれないほど存在します。

私は兵庫県西宮市に住んでいますので、岡山はすぐ近くというわけではありません。

岡山までセミナーを聞きに行こうと思った理由は、今まで住さんのサイトやブログから吸収した知識や考え方をおさらいしたいという意味もあり、制作者にSEOを上手く説明するヒントが欲しいという気持ちがあったから参加することにしました。

結果、大正解でした。

制作側の方は絶対に聞いておくべき内容でしたし、私のようなSEOを中心にやっている人間であっても必聴なセミナーでした。

今後、このテーマで住さんがお話する機会もあると思います。

「Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル」のセミナーに参加できなかった方も多数いらっしゃると思います。

もし、今後このテーマで住さんが講演される際には、多少無理をしてでも聞いておくべきだと思いました。

今回の記事では、私が会場でとっておいたメモ書きを、さらっと感想等も足して記事にしましたが、実際のセミナーでは様々な細かい例えとともに、とても詳しく、分かりやすく解説されていました。

本当に素晴らしいセミナーをありがとうございました。

追記

記事を書き終わって気付いたのですが、結構なボリュームになっており、この記事を投稿してもいいのかと、かなり悩みました。

内容的には住さんが今回のセミナーで訴えたかったことの一部しか紹介できていないのですが、テキスト量だけでいうと結構な量になっており、はたから見れば、ありがとう浜村淳ですの映画のネタばらしみたいになってしまっているのではないかと感じ投稿ボタンを押すべきかどうか悩みました。

しかし、私は投稿ボタンを押しました。

理由は2つあります。

1つは、ケツの穴の大きさ問題です。
主催者のamplifizr、スピーカーの住さん、お金を払って実際に参加された参加者の皆さんのケツの穴のサイズはそんなに小さくないと思ったからです。

2つ目は住さんがセミナーの中で語った、
検索結果に表示されるどのページよりも正確で詳しく丁寧でないと恥
という言葉をしっかりと理解したということを伝えたかったからです。

心の底から良かった!!と思えるセミナーだったので、気がついたらテキスト量が増え続けてしまいました。

文章をまとめたり、分かりやすくするスキルは足りていないのかもしれませんが、本当に良かったと思ったからこそ、1万文字近い文字数をタイプできました。

住さんはセミナーの中で、いろんな切り口や立ち位置があるなかで、得意な分野で特化して、認められたらいいとおっしゃっていました。

認められるか認められないかはわかりませんが、私は1記事1記事を出来る限り手抜きせず一生懸命書くというやりかたを実践するしかないと感じたのでした。

amplifizr, Vol. 5 Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキルの関連リンク

他にもレビュー記事等ありましたら、発見次第追加します。

紹介されていない記事等ありましたら、メールフォームTwitterで教えて頂けたら幸いです。

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