今週も注目の記事をピックアップしていきます。
ちなみにピックアップする記事を探す方法なのですが、主にTwitterを利用しています。
Twitterのタイムライン上に流れていた優良な記事を覚えておいたり公式RTしてメモしておくという使い方です。
あとはRSSで取得していお気に入りのブログ記事の中からピックアップしたり、晴練雨読の新着記事にも一通り目を通しています。
晴練雨読は自動でSEO系の記事を拾っているようですが、中にはとんでもないスパミーな記事や、時代にそぐわないような記事が堂々とアップされていますので、良質な記事を見分けられる選定眼が求められます。
初心者の方は注意しましょう。
今週のピックアップ
Googleから届いた不正なリンクに対する警告文
私自身、いわゆるスパムな施策は行っていないので自サイトに届いたことはないのですが、スパミーな施策を行っていると、Googleから警告のメッセージが届きます。
日本ではSEO=外部リンク購入といった風潮があるのも確かです。
2015年4月17日追記:未だにSEO=人工的な自作自演の外部リンクという印象を持たれている方は多いように感じます。
昔はSEO=人工リンクで順位を上げるでしたが、現在ではSEO=人工リンクでペナルティを課せられるリスクが高い というイメージに変わっただけでもマシなのかもしれません。
日本では不正なリンクの取締りを大々的には行われてはおらず、ローリスクハイリターンな施策であると考えられているからだとは思います。
- [SEO] Googleから警告文が届いた場合の、正しい対処法 / 危険な対処法 | SEMリサーチ
- 不正リンクに対するGoogleからの警告メッセージは無視しないで! | パシのSEOブログ
- 不自然なリンクへの警告への適切な対処方法について | SEO Imagination!
上記3つのサイトで同じ内容についての記事が書かれていました。
どの記事も熱い想いがこめられていますので、必見です。
この件の問題点は、外部リンクの施策によって引き起こされた順位低下を認めたくない業者が静観を薦めている点にあるようです。
不正なリンクとは
- 有料リンク
- リンクファームに加担
- 過剰な相互リンク
このようなものが不正リンクに当たるのだとおもいます。
おそらく、通常の運営の仕方ではありえないようなリンクの受け方をしているからGoogleに感知されるのだと思います。
身に覚えがある。もしくは、頼んでいたスパム業者が行ったことなのでしょう。
「弊社はSEOの専門家です」と営業をかけてくるはずですので、クライアント側からすればスパム業者の事をSEO業者と思いこんでいる可能性もありますね。
「弊社はブラックハットなスパム業者です。Googleのポリシーに反する裏技的な施策であなたのサイトの順位を上げます。ただしペナルティを課せられて逆に順位が下る可能性もあります」と正直に営業を掛けてくるところは少ないのではないでしょうか。
不正なリンクの警告が来ているのに静観を薦める業者というのは、施策の責任追及をされたくないのか、もしかしたら大丈夫かもと思っているのかどちらかでしょうね。
問題の発覚や責任の追及を恐れて放置すると押尾学被告のようになってしまうのではないかと思います。
今後ますます不正なリンクの取り締まりは厳しくなることが予想されます。
私の立場からしますと、勝手に周りが脱落していくという状況になりますので、このような取締りの強化は大歓迎です。
ロングテールキーワードの拾い方
無料SEO対策のススメでロングテールキーワードの拾い方が分からないという方へという記事が公開されています。
ロングテールでアクセスアップを狙うには、ページ数と幅広い知識と、忍耐が必要になります。
そのページを増やす為の方法、キーワードの探し方などが解説されています。
ロングテールSEOを実践する上で、ページ数やテキスト量は非常に大切なのですが、個人的にそれ以上に重要だと思っているのが、文章の広がりです。ページ内のテキスト量が多くても同じようなキーワードばかりで埋め尽くされていると意外とアクセス数は伸びません。
引用:無料SEO対策のススメ
この、文章の広がりというのは私も非常に重要だと感じている点です。
様々な角度から広がりを持たせることができれば、文章内の関連する潜在キーワードが増え単純にテールで拾う可能性があがる というだけではなく、検索エンジンから見た文章自体(ページ自体)の評価も上がります。
ロングテールで集客を目指している方は是非、上記の記事をご覧ください。
2012年のGoogleの傾向と対策
マッシュのSEO対策実験室で実験結果から読み解く2012年Google対策という記事が公開されています。
マッシュ氏の分析によると、粗悪なリンクのマイナス評価が高まり、効くリンクと効かないリンクが明確になってきたとのことです。
「効かないリンク」が多くなってきている以上、数少ない「効くリンク」数本で順位が上昇するようになってきているようです。
私の別サイトでも「お、これは結構効いたような気がする」 というリンクは、やはりそれなりに立派であったり、真面目な作りをしているサイトから頂いたリンクであることが多かったです。
クリックシグナル
マッシュ氏の造語であるが、要するにクリックされなようなリンクは効果が薄いということです。
内容の薄いサテライトサイトには人が訪れないがゆえ、その先のリンクもクリックされることはない。なので、評価は低い。といったところです。
また、リーズナブルサーファーモデルもリンク評価に絡んでくるでしょうから、クリックされやすい位置にリンクを張る事は重要だと思います。
ただ単にリンクの貼る場所が関係しているだけではなく、実際のクリック率などももちろん、評価のアルゴリズムに組み込まれているかもしれません。
もちろん、Google検索のランキングを決めるアルゴリズムのデータとして、GoogleAnalyticsのデータやChromeの履歴を流用しているということはないでしょうから、使われたとしても検索経由で訪れた人の直帰率や時間などでしょうが。
クリックシグナルの記事については外部リンクだけではSEO効果は期待できないの記事の見解もご覧ください。
SEO優良記事50選
パシのSEOブログでこれから本気でSEOを始める人が読むと幸せになれるかもしれない記事50選という記事が公開されています。
これだけは見とけ!! という良質な記事を50件も紹介されています。
一通り目を通して、重要な記事はブックマークして整理しておくといいでしょう。
この記事の一番の見所は、発リンクの数ではないでしょうか。
「外部への発リンクは何本以内がベスト?」
なんて気にしている方は必見です。
この記事の真髄は、「関連性があって有意義な発リンクなら何本張ろうが問題ない」という、パシフィカス氏の見解であると言えるでしょう。