私の管理している趣味サイトの1つがあります。

そのサイト(ブログ)では、とあるニッチなジャンルの最新情報をお届けしたり、商品のレビューを行っています。

とある といっても禁書目録(インデックス)や超電磁砲(レールガン)ではなく、まぁ、ただのニッチブログであります。

そのサイトは2011年の7月に開設したサイトなのですが、過去に何度かGoogleアルゴリズムのフィルターに捕まりはしたものの、2011年の10月以降は安定して検索エンジンからのアクセスを集めているサイトでした。

検索エンジンからの集客がメインのサイトが検索エンジンから嫌われてしまうと、この世に存在していないサイトのような存在になってしまいアクセスは落ち込みます。

今回は検索エンジンから嫌われたものの、すぐに戻ったという事例を紹介したいと思います。

2015年4月16日追記:検索エンジンは常に進化していますので、2015年4月現在のGoogleでは、いわゆるエイジングフィルターやGoogleハネムーン的な挙動は発生しにくくなっている可能性があります。

あくまでホワイトハットな施策しか行っていないブログでフィルターに捕まる不思議

そのサイトはこのホワイトハットジャパンブログと同じような施策しか行っておりません。

以前にエイジングフィルターとグーグルハネムーンとヨーヨー現象を考察してみるの事例で紹介した私の個人ゴミブログとは違い、興味のある人にとってはそれなりに有意義なサイトであると自負しています。

記事を投稿する際にも、同じテーマを扱っている記事を検索して、それらのページと比較し、「情報量」「作りこみ」「熱意」などが私の記事のほうが上回っていると判断した記事のみアップすることにしており、下回っている場合はそれらの素晴らしい記事の質を上回るまで加筆して修正を掛けたのちアップしています。(もちろん、第三者が客観的に見たとき私のサイトよりライバルサイトのほうが素晴らしいと感じることは多々ございましょうが、少なくとも自分が納得できる記事になるまで修正を加えているということです)

私は今のところサテライトサイトは持っていませんし、外部リンク業者からリンクを買ったこともありません。

というのも、普通にサイトを運営してたら普通にアクセスが増えますので、外部リンク(特に胡散臭い被リンク屋さんのバックリンク)の効果に疑問を持っているからです。

2015年4月16日追記:もはや最近では中途半端なスパムリンクは検索順位を下げるだけということが大半になってきました。もちろん人の目から見ても良質なリンクに見えるほど作りこまれたサイトからのスパムリンクなら効果はあるでしょうが、相当のコストが掛かるはずです。

そんなブログの検索経由のアクセス解析画像を撮影し、わかりやすくメモを添えてみました。

趣味ブログの詳細なアクセス解析データ
(クリックで拡大されます)

開設日からGoogleAnalyticsを導入していますので、わかりやすいデータになっていると思います。

1回目のフィルター捕捉の原因は?

2011年7月4日に開設して、7/29に1回目のフィルター(エイジングフィルタ)に捕捉される直前にちょっとしたアクセス増があるかと思います。

これはとある2chコピペブログで紹介された為に直接のトラフィックが増え、それに合わせてはてなのブックマークが増えたおかげです。

検索エンジンのアクセスも0というわけではなく、徐々に徐々にですが増えつつある頃に、2chコピペブログで紹介してもらえて、一気に被リンクとブックマークが集まりました。

その直後に1回目のフィルターに捕捉されます。

検索経由の流入はフィルターに掛かる前は50-70Dayあったのが、7-15Dayくらいまで落ち込みました。

オープンしたばかりで大人気のサイトにしようと燃えていた私にとってはとてもショックでした。

1回目のフィルター捕捉は急激な被リンク増が原因か

まさにエイジングフィルターかといったフィルターの掛かり方でした。

原因を考えてみたのですが、さっぱり理由がわかりません。

公開したてのサイトなのに、サイドバーのROSリンクや、はてなブックマークなどで一気に被リンクが増えたのが原因でしょうか。

Googleは出来たばかりのサイトにリンクが集まると、「出来たばかりのサイトにこれだけリンクが集まるのは怪しい。一旦保留にして様子を見よう」といった感じでアルゴリズムでフィルターを発動させることがあります。(あるような気がします)

  • ブログランキングに一気に大量に登録しない
  • 相互リンクの受け入れは一旦保留にする
  • TwitterなどのSNSのプロフィール欄にURLを書くのもしばらく控える

初期に一気に被リンクを受けたときにフィルターが発動すると仮定すると、上記の対策がとれるでしょう。

しかし、勝手に増える分には仕方がありませんので、そのあたりはGoogleに上手く処理してもらえるように祈るくらいしか出来ません。

2015年4月16日追記:どちらかというと、出来たばかりのサイトを一時的に検索順位を上げてみて、人気サイトになるのか、価値のあるサイトなのかを診断しているように感じます。

1回目のフィルター補足は糞ページ量産にあるのではないか

こだわって記事を書いているつもりではありましたが、今見直してみると、確かに記事の質は今より劣っています。

そのジャンルにまだ慣れていなかった点もありますし、全ての記事がそうだとは言えませんが、テキスト量も500文字くらいはありそうに思えますが、ページを増やす為や高い更新率を保つために作られた手抜きページが存在していたことは否めません。

現在ではクォリティにある程度の自信を持ってはいますが、立ち上げ当初は今にして思うとページ数を増やす為の手抜きをしていたこともあったように思えます。(当時はそういうつもりはなく、頑張って記事を書いているつもりだったので悪意はありません)

今、冷静になって見直してみると、「ここはもうちょっとこうやって広がらせておいて、ここはこうやったほうがいいですよー」と私がアドバイスしているサイト様に言うような突っ込みと同じことが言えるような内容になっています。

時間があれば過去記事をまとめて修正したいですし、修正する必要があるでしょう。

いやー。この記事書いてなかったらそんなこと気付きもしなかったかもしれません。

質の低い記事がいくつかあったことが原因なのに、気づかずに被リンクが急激に増えたせいだと思っていました。

もしくは、被リンクの急増と質の悪いページの複合技でフィルターが掛かったのかもしれません。

2回目のフィルターに捕捉された理由はなんだ?

1回目のフィルターに捕捉されてからというもの、アクセスはTwitterからの流入か、はてなブックマークで注目記事に取り上げてもらう以外にほぼ皆無の状態になってしまいました。

検索からのアクセスが期待できない以上、はてなブックマークからの流入に期待するしかなく、はてなブックマークでブックマークしてもらえるように、賛同してもらえるコンテンツを作ることに集中しました。

すると、しばらくするとフィルターが解除され、検索経由の流入量が増えてきました。

はてなで頂くブックマークも、4つや5つはもらえる記事が増えてきて、新着に載った日にはアクセスが更に増えるという感じで推移していました。

はてなの注目記事にはいると、ソーシャルシグナルなのか、はてなの注目の被リンクの力が強いのか、QDFなのか知りませんが、一気にアクセスは増えたりもしました。

しかし、2011/9/23にまた、フィルターに捕捉されてしまったのです。

なんということでしょう。

1回目の捕捉は、身をわきまえない不相応な量の被リンクか、記事の質が低かったと判断して良いとして、2回目のフィルターは解せません。

今、フィルターに捕捉された前後の記事を見直してみても、これが原因だという確信的なものが見当たりません。

ひょっとしてパンダアップデートが日本にも導入され、広告も貼っている我がサイトは駆逐されてしまったのではなかろうかと思いました。

2015年4月16日追記:この記事を最初に公開した時では、まだ日本にはパンダアップデートは未導入でした。

そこで、信頼のおけるサイト運営者にパンダが入ったのではなかろうかと相談してみたところ、

「当方で管理しているいわゆる、”記事を書いて商品を紹介をする作りをしている”ブログ群にこれといったアクセスの異変は見当たりませんでしたし、RSSで取得しているアンテナサイトにもアクセスの動きは見当たらなかったので、パンダアップデートは入ってきていないと考えています」

というお答えを頂きました。

もう、こうなるとお手上げです。

一生懸命記事を書いても、アクセスに繋がらない。

この時は本当に悲しくなって、夜の街を飲み歩きました。

仮説:アフィリエイトの発リンクに問題あり

この記事自体、仮説の塊のようなものですが、仮説と妄想の間くらいに位置するような推理をしてみました。

  • アフィリエイトへの発リンクは減点対象である
  • アフィリエイトへの発リンクはテキスト量である程度は中和可能である
  • noindexやnofollowにどの程度意味があるかはわからないが、やっていたほうがよさそう

私の記事は基本的に1記事1商品の紹介やレビューになっています。

1記事1商品ならアフィリエイトへの発リンクは1本かというとそうではなく、1種類の商品でもAmazonで買いたい人、楽天で買いたい人、ヤフーショッピングで買いたい人など様々いらっしゃるわけで、各ECサイトに5本くらいは発リンクしていました。

ここで私が注目したのは、テキスト量です。

確かに、500文字〜1000文字程度の記事で、アフィリエイトの発リンク5本。関連記事の内部リンク5-10本の計10-15本だと、パッと見ただけでテキストリンクが集中して目立っています。

そこで、記事のボリュームを増やす為、もしかしたらこんなことも紹介しておいたほうが良いのではないか? こんな細かいところまでレビューせんでもええやん。といわれてもおかしくないくらい、事細かに解説することにしました。

1つの商品のレビューで写真40枚以上。100枚を超える事もある。というくらい事細かに解説することにしました。

それぞれの画像は貼りっぱなしではなく、1枚に対して必ずコメントを添えるという手法に変更しました。

当たり前ですが、そんなことをしていたら、記事がものすごい縦長になります。

閲覧者から見れば、「3行でよろしく」といったところもあるかも知れませんが、短い文章で簡潔に表現しているだけでは、毎記事数本のアフィリエイトへの発リンクに耐えられないと判断しました。

もちろん、つまらない記事をただ長くするだけでは閲覧者に楽しんで頂けませんので、長くはなるが読み物として楽しめるような作りに変更しました。

また、発リンクにnofollowを付けることが出来るECサイトにはnofollowを付けることにしました。

Amazonは手動でnofollowをつけるとタグの改変に当たるのですが、AmazonAPIを利用してアフィリエイトリンクを生成するサービスを利用するとnofollowを付けることができます。

ぶっちゃけ手動でつけようが、APIを利用しようが同じURLになるので、手動でやっても問題はないと思いますが、一応、建前上、Webサービスを利用して作成するのが良いでしょう。

アフィリエイトサービスプロバイダに直接問い合わせたことがありませんのでわかりませんが、A8はnofollowを自己責任でつけてokだというメールを頂いたという記事を見たことがございますし、アフィリエイト野郎のアフィリエイトリンクのリダイレクトについて聞いてみたという記事では、割と色んなASPがリダイレクトを許可(自己責任で許可)しているようですので、そのようなサイトではリダイレクトを行いそのリダイレクト用のURLはrobots.txtでブロックしておくと同じような意味合いになるでしょう。

私の場合、Googleにアフィリエイトリンクを貼っているということをごまかす為にやっているわけではなく、商品を紹介はするが、そのリンク先を評価しているわけではないといった気持ちでやっています。

もっというと、商品を売る手伝いはするが、リンクジュースの提供はしません(SEOの手伝いはしません)という気持ちもあります。

これらは気分的な問題で、nofollowしていたらフィルターに掛かりにくいとか、dofollowだとフィルターに掛かりやすいとか、そういう話ではありません。

上記の施策が良かったのか、放っといても順位は戻ってきたのかはわかりませんが、2回目のフィルターも解除されアクセスが戻りました。

戻ったというか、以前にも増してアクセスが増え始めてきたのもこの時期です。

QDFおそるべし

画像の中でもっともアクセスが多い山がQDFによって引き起こされたアクセス増です。

QDFとはQuery Deserves FreshnessというGoogleのアルゴリズムの1つで、検索者が急激に増えたキーワードをホットな話題だと判断し、それに言及していると思われる新しい記事を上位表示するメカニズムになっています。

この効果はものすごいものがあり、組み合わせは違うものの、1位から50位まで全てその単一商品の検索キーワードでした。

大体平均850PV/Dayだったサイトが、その日だけ3000PV/Dayを超えました。

ただし、そのキーワードは一般に販売されている商品ではありませんので、アクセスが3倍以上になったからといって、その日のアフィリエイトの売り上げが上がったわけではありませんでした(笑)

コンバージョンに繋がらないアクセスだから意味がないかといえばそんなことはなく、「こんなサイトがあったな」と記憶にとどめて頂ければ次にまた、遊びに来て頂けますので、意味のあるアクセス増ではあります。

サイト名を覚えてもらえるだけでもコンバージョンの1つと数えるべきです。

謎の順位降下(アルゴリズム1)

2回目のフィルターからも生還し、QDFでの大幅なアクセス増も経験して楽しくなってきたところで、また、謎の順位低下がおきました。

やっとフィルターから解放されて喜んでいた直後でしたので、アクセス減を目の当たりにした私は、「やってられるか!」と、夜の街へ飲みに出かけました。

もう、何も考えたくない。

しかし、特に大幅な修正をしなくても過去に2度フィルターから復帰していたので、また、いつか戻るであろうと気持ちを切り替えました。

それに、いくつかのキーワードで検索してみたのですが、私のいたはずの1P目のサイト群の並びが違うんですよね。

いつもよりBing!っぽい結果といいましょうか、いわゆる、公式ページ的なところや、Amazonの販売ページ、商品メーカーのスタッフブログ的な割とお堅いイメージのサイトが上位に多く存在していました。

当たり前ですが、Amazonの商品紹介ページは私のページよりナチュラルリンク(という名の下のアフィリエイトリンク)は多いでしょう。

しかし、1つの商品をこれでもかと解説している私のブログが、Amazonの販売ページより順位が下なのも納得できませんし、メーカー社員の書いたちょっとした宣伝記事に負けるのも納得はいきません。

Googleは関連性よりオーソリティで順位を決める方向に舵を切ったのかしらと思っていたところ、3日で元の順位に戻り、Amazonの紹介ページ等より私の記事の方が上になるキーワードも多数になりました。

その後アクセスは右肩上がりっぽく増えていき、年末年始に謎の急上昇をするも、しばらくすると元のアクセス数程度に収まりました。

謎の順位降下(アルゴリズム2)

謎の3日ほどの順位低下から、3ヶ月弱。

もう、サイトの運営も軌道に乗ってきて、「順位が激しく動くとしたらパンダアップデートが導入されるか、広告過多のサイトに対するアルゴリズムしか考えられないな」と余裕をこいていたところ、謎の順位低下に見舞われ飲み物を噴出しそうになりました。

1日1500PVくらいはあったサイトが、突然1日500PVまでダウン。

色んなキーワードで検索してみるも、大抵のキーワードで20位-60位くらいの低下が見られます。

100位圏外に旅立ったキーワードも多数。

検索エンジンに掛からなくなっても1日500PVあるということは開設当時から考えると夢のようなお話ですが、普段1500PV-2000PVあって当たり前と思っていたので、やはり順位低下は嫌なもの。

しかし、今回はさほどショックではありませんでした。

検索してみると、私のブログの解説記事に比べると質の劣るAmazonなどのECサイトや、メーカーの社員の短い宣伝Blogの記事が上位になっていました。

これは前回のアルゴリズム1と同じパターンです。

3日も待てば戻るであろうと、余裕をかましていました。

3日経っても戻らないから気持ちの悪いところは全て修正

3日経っても戻らないので、あれ? と思って、以前から気になっていた点を修正してみることにしました。

  • WordPressのテンプレートの変更
  • タグの削除
  • カテゴリページと固定ページをnoindexに

賢威の導入

SEOテンプレートのソースコードや、内部SEOでどの程度変わるか興味があったので、ウェブライダーのSEOテンプレート賢威を購入し導入してみました。

Webライダーの松尾氏は、私の尊敬する人のSEO関係者の1人で、私のようなどこの馬の骨ともわからない人間に対してもTwitterで返信を返してくださる優しい人です。

いずれ書評を書こうとは思いますが、当サイトの右上で紹介している聖書でもある、WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアルは、SEO初心者から中級者までなら納得の内容で、上級者でも現状の再確認をするのに使える良書となっています。

そのような人が開発しているSEOテンプレート賢威がダメなはずはなく、どんどん紹介していきたいところなのですが、自分が使っていないのにレビューができるわけもないので、近日中にいくつか趣味サイトを立ち上げる予定もありましたし、賢威を購入してみようと思いました。

タグの削除

次に、タグの削除です。

深く考えず、まるでニコニコ動画のタグ付けの如くつけていたら、タグだけで200種類を超えていました。

厄介なのは記事ページが引っかかって欲しいのにタグページがひっかる副作用でした。

Twitterで「カテゴリー全部noindexして、タグも全削除してやったぜギコハハ」と呟いていたところ、GoogleフォーラムやSEOとその周辺で有名な田村さんからリプライを頂きました。

link rel=”canonical” で向けるのはそれはそれでアリで、実際に似たようなパターンで通常ページで使用したことがあり、その時は上手く行った事もあったのですが、タグページといえばそのキーワード以外も表示されるわけで、完全な重複ではないというところが引っかかりました。

Googleの推奨する使い方ではないイレギュラーな使い方になってしまいますので。

それと、追いきれないというか把握しきれていないの莫大の数のロングキーワードでチェックを掛け、問題のあるページはcanonicalをかけるというのは作業的に無理があると感じましたので、ばっさり削除しました。

タグページにも頂いている多少のバックリンクはあったのですが、そのバックリンクの効果より、タグページが上位に来てクリック率が下がることのほうが問題だとも思ったからです。

カテゴリページと不要な固定ページのnoindex

不要な固定ページとはインフォメーションページや、メールフォームのページという、検索経由で人は来ないし、仮に来たとしてもノイズみたいなアクセスのページですのでnoindexを指定しました。

カテゴリページも思い切ってnoindexにしました。

ちなみにホワイトハットジャパンのこのブログも、site:whitehatseo.jpして頂くとわかるのですが、記事ページとlinkの固定ページ以外はインデックスさせていません。

site:コマンドでみると記事ばかりずらーっと出て見ていて清々しいという理由が大半なのですが。

リンクジュースの供給でマイナス面もあるのではないかと考える方はいらっしゃると思いますが、Googleのクローラーはnoindexされているページも辿っていきます。

つまり、noindex dofollow しておけば、クローラーはアーカイブページを辿ってその先の記事にも辿りついて、リンクジュースを渡します。

カテゴリページをnoindexすることによってそのページが生成されたことによって生まれ出るPR(リンクジュース)は目減りしますが、トップページ等から流れ着くリンクジュースはindexされていようがnoidexであろうが同じだけ供給されると思いますので、多少目減りしたとしても、中途半端に検索結果にカテゴリページを表示されてCTRを下げるくらいなら、カテゴリページ生成で発生したほんの少々のリンクジュースよりCTRの向上を取るという考えです。

私がアドバイスさせて頂いているMTで構築しているサイトも、同じような仕組みで余計なページはほとんどnoindexしていますが、アクセスは順調に増えています。

2015年4月16日追記:検索ユーザーの役に立たないページは積極的にnoindexする施策は、この記事を書いた時期では、検索ランキング的にみると大した意味はありませんでしたが、パンダアップデート以降は非常に重要な施策となりました。

さて、施策の結果は?

上記の施策を始めて12時間くらいで、順位は元の水準に戻りました。

いくらなんでも早過ぎます。

これは明らかに、施策が効いたのではなく、勝手に戻ったというやつです。

SEOイマジネーション!を運営している伊藤さんにこのようなTweetを頂きました。

私のブログとは別に、一時的に上昇し、すぐに元の位置に戻るサイトもあるようでした。

私のパターンの場合、検索結果が一時的にECサイト等が強い状態になっていましたので、伊藤さんのクライアント様はECサイトだったのかも知れません。

追記:当記事を見てくださった伊藤さんからリプライを頂きました

https://twitter.com/self0828/status/174663906197897216

やはりECサイトが一時的に強くなっていた可能性があります

貴重な情報ありがとうございます。

お互いアルゴリズム次第で泣いたり笑ったりということですね。

多少のアルゴリズムの変更じゃびくともしない強固なコンテンツを作り上げたいです。

この動きはなんだったのかしらとTwitterでつぶやいていたところ、アフィリエイターの川島壮平さんと言う方が、全く同じ日に状態になったと親切に画像付きでリプライを下さりました。

Tweetの過去ログを拝見させて頂いたところ、非常にユーザビリティの高いコンテンツ重視のアフィリエイトサイトを運営していらっしゃるようでした。

私のサイトは所詮趣味サイトなので、アフィリエイトサイトと胸を張っていえるほど儲かっているわけではありませんが、同じような境遇の方がいらっしゃったということで、今回はただ単にアルゴリズムの調整だったのか、Googleがたまに上位と下位のサイトの順位を入れ替えて次の番付を考えているといったところではないでしょうか。

今回のまとめ

  • 新規ドメインが一気に被リンクを獲得するとフィルターが掛かるかもしれない
  • 低品質な記事(手抜き記事)は問題がある
  • アフィリエイトの発リンクにはマイナス効果があるかもしれない
  • アフィリエイトの発リンクのマイナス効果を打ち消す為にはコンテンツの質を上げておこう
  • 何もしなくても順位が戻ることはあるので、酒でも飲んで寝るのも方法の一つ
  • また長文になってしまった

今回の記事も長文になってしまいました。

更に分割できるような気はするのですが、もうしんどいのでこのままでいいです(笑)

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