2013年6月の5週目に公開されたSEO関連の記事をまとめました。
ユーザーのニーズが高いコンテンツを作ったことにより売上が4倍になった事例、内部SEOのコツ、Google PageRankの使い方、ウェブマスターツールの検索クエリを活用の計4記事のご紹介と感想をお送りします。
どの記事も大変役に立つ記事ですので、ぜひ目を通しておくことをお勧めいたします。
ピックアップ
ユーザーからのニーズの高いコンテンツを作成し、売上を伸ばした事例
コンテンツを改善することにより売上を4倍に増やした事例とその手法が、ボカンコラムの【事例紹介】ユーザーから頂く質問やニーズを元にコンテンツを構築し、英語ECサイトの売上が4倍に!で公開されています。
- ユーザーのニーズを想像
- 行動パターンを予想
- そのストーリーに合わせたUX設計
- ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを作成
上記の作業を行いながらサイトを改善させる取り組みを続けていくことになります。
ユーザーのニーズを知ることと、そのニーズに合わせた設計やコンテンツを公開することは非常に重要です。
それらを意識して改善することにより、アクセスは増え、また、増えたアクセス以上に売上も増加したそうです。
どれだけユーザーの気持ちや行動をイメージできるかが鍵となりそうです。
内的SEOのコツ
ロングテールSEOの名人であるパシフィカスさんが行なっている内的SEOについてのやり方と考え方が、アフィリエイト野郎のタイトル付けや内部リンク等の内部SEOのコツという記事で解説されています。
パシフィカスさんは行なっているというよりは、体に染み付いているとおっしゃっていますが、まさにその通りだと思います。
ある程度理解して、あとは数をこなしていけば、自然と好ましいと思われる内的SEOになるように体が動くようになります。
また、タイトルタグのつけ方もこれが正解というものは無いように感じます。
サイトを長く運営していると、そのサイトが現在持っている検索エンジンからの評価が肌でわかるようになってきて、キーワードを含ませる割合等も意識できるようになりますので、体が自然と動くようになると作業自体も、結果を出すのも楽になるかと思います。
内部リンクはおろそかにしてもいいものではありませんが、そのページを見ているユーザーにとって有意義だと思えるリンクを張っているだけで十分効果的な内部リンク構造になるはずです。
ユーザーにとって有意義なレベルで内部リンクができていれば、あまりあれこれ内的SEOについては悩まず、コンテンツに時間をかけていくほうがよほど有意義でしょう。
GoogleのツールバーPageRank活用法
Googleが提供しているツールバーで見ることができるPageRankの数値は、意味がないといわれています。
しかし、ツールバーで確認できるPageRankも使いようです。
SEMリサーチのSEO担当者のためのGoogleツールバーPageRank値の便利な活用法 [2013年版]という記事では、ツールバーPageRankの数値を確認して、相手サイトの信頼性を知るための指標として用いる方法が解説されています。
PageRankがN/Aと0との間には大きな差がありますし(ただしPageRankメジャーアップデートやマイナーアップデートのタイミングは理解している必要があります)、被リンクの数から予想されるPageRankより明らかに低い場合や、過去に持っていたPageRankからの大幅ダウンなどは、やや怪しい可能性があると判断することができます。
私はそのような、どこか怪しい動きをしているようにも思えるサイトへリンクを張る際には、rel=”nofollow”をつけることにしています。
細かいところまで気にし過ぎだという考えもあるかとは思いますが、懸念材料は出来る限り少ないほうがいいですから、自分でコントロールできるところはやっておくというスタンスです。
ちなみに、ツールバーPageRankのは周期的(といってもタイミングはバラバラですが)に実施されるPageRankのメジャーアップロード時に、管理サイトのPageランクが上がった時に大いに喜んだり、下がったり動かなった時には「ツールバーPageRankなんて検索順位と関係ないから気にする必要なし」と自分に言い聞かせるのが楽しい使い方です。
ウェブマスターツールの検索クエリを活用
ウェブマスターツールの検索クエリの基本的な使い方や活用方法が、SEO Imagination!のGoogleウェブマスターツールの「検索クエリ」を活用して検索トラフィックを増やそうで解説されています。
検索クエリの項目は、ウェブマスターツールの機能の中でも特に有用な機能といっても過言ではありません。
検索クエリに対する検索結果の順位やクリック率をみることができますし、ウェブマスターツールで見ることができる検索クエリはGoogleのSSL検索の影響を受けませんので、Googleアナリティクスではnotprovidedになってしまい取得できていないキーワードの情報を得ることもできます。
流入キーワードを見ながらタイトルタグの調整を行なって少しでも検索順位をあげる作業を行ったり、descriptionを編集してCTRを高めるといった最適化は効果的です。
とても効果が出やすい施策ですので、ぜひ、確認することをお勧めします。
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