2013年6月の5週目に公開されたSEO関連の記事をピックアップしました。

SEOを行う業者や担当者が持っておいたほうがいいスキル、Facebookのいいねの数は検索順位に関係しない、ローカルSEOを行うにあたって知っておきたい知識、Googleの発表は全て真実なのかの計4記事のご紹介と感想をお送りします。

興味深い記事を厳選してピックアップしましたので、まだ目を通していない記事がございましたら、確認しておくことをお勧めいたします。

ピックアップ

SEO業者や担当者が持っておいたほうがいいスキル

SEOを施策していくにおいて、担当者は様々な分野の知識を持っていることが要求されます。

当ブログで解説しているようなSEO情報を理解していることは最低限必要なことで、それに加え、様々な分野の知識を持つことにより、現実的な実装方法や効果的な取り組みを提案することができるようになります。

SEOとその周辺のSEOは総力戦の時代だという記事では、どのような知識がどのように生かせそうかというところが具体的に解説されています。

上記で紹介されている知識を全て自分で理解して実装可能なレベルにすることは不可能でしょう。

しかし、基本レベル程度は理解して、どのような仕組みでどのようなことができるのかという点を理解しておくだけで、よりクオリティの高いものが実装可能となりますし、効率も向上することとなります。

  • SEO全般
  • アクセス解析
  • PPC
  • ソーシャルメディア
  • HTML
  • 各種Webプログラム
  • サーバー

上記のような知識を知っているだけで、仕事の効率は格段にあがりますし、仕事のクオリティも高まるかと思います。

幅広い分野に興味がある方はSEO担当に向いているのかもしれませんね。

Facebookのいいね!は検索順位に関係しない

Facebookのいいね!の数が、検索順位を決める指標に使われていない理由が、SEMリサーチのFacebook と SEO の関係 – Facebookページの人気度は検索順位に影響するのか?という記事で解説されています。

GoogleはFacebookと提携していないため、Facebookの持っているデータをほとんど見ることができないため、ウォール上のデータを取得して検索順位に反映させることは不可能です。

Facebookのデータを使っていないのではなく、使いたくても使えないというところでしょう。

Facebookでたくさんのいいね!を獲得しているページは上位表示されることもおおいですが、いいね!が効いているわけではなく、話題になるページはいいね!がつきやすいということになります。

いいね!がたくさんつくほど話題になっているということは、リンク獲得の機会も高まっているわけです。

なお、Facebookでいいね!をたくさんもらったからといっていいね!のパワーによって検索順位が上がるわけではないからといって、Facebookは使う価値なしと判断すべきではありません。

Facebookを上手に活用することによって露出の機会やあなたのファンをを増やすことはとても有意義な事です。

ローカルSEOで知っておきたい知識

Local University Advancedというカンファレンスで語られたローカルSEOでの有意義な情報が、海外SEO情報ブログの知らなきゃ損、GoogleマップのSEOで知っておきたい4つの重要ポイント from #LocalU Advancedで解説されています。

Googleマップでの順位ではユーザーの行動も指標につかわれているようです。

例えば、ユーザーがスマートフォンを使って検索を行い、ナビを使いながら店まで移動したといった情報を1票として扱うということも行なっている可能性があるのかもしれません。

schema.orgで会社の場所や所在地をマークアップするのも、ローカルSEOで役立つとのことです。

schema.orgのマークアップは簡単に実装できるものですので、ローカル検索が重要なサイトではすぐにでも取り込んでおきたい作業だと思います。

Googleマップでは感情分析を利用しているそうで、ポジティブなレビューやコメントは有利に。ネガティブなレビューやコメントはGoogleマップの順位を下げてしまう可能性があるようです。

Webサイトだけ頑張るのではなく、本来の商売でもより良いものを提供することを心がけましょう。

Googleの発表はすべて真実か

Googleの公式発表は嘘だと疑って掛かる方や、Googleは全てを語っているわけではないと考えている方もいらっしゃるかと思います。

SEOだけじゃない Web集客コラムのGoogleの発表を疑うべきかという記事では、Googleの発表をどうとらえるべきかという事が語られています。

Googleの発表で積極的に嘘の情報が流されている可能性は低いと思います。

しかし、はぐらかしたり、別の話題にすり替えてミスリードを誘っているようにも見られるようなこともあるように感じます。

Googleの公式発表の裏側にある本当の意図を推理するのも面白いかと思います。

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