毎月月末恒例の、Googleアナリティクスの流入キーワードを見ながら初心者が抱きがちな悩みを想像して、それを解決するシリーズ記事です。
ひょっとすると過去に同じ事を答えている可能性があるかもしれませんが、よくある質問は定期的に答えても新規ユーザーにとって損はないと考えていただくとありがたいです。
上記のイラストは、今後登場するかもしれない名称未定キャラクターの顔イラストです。
SEOでありがちな19個の悩み
- ウェブマスターツールのサイト登録はドメインごとですか?
- rel=”canonical”は本当に必要ですか?
- 100位以上、順位が下がってしまった
- 1つのキーワードの検索順位が落ちた
- 2000文字書くコツ
- 301リダイレクト使わないサイト移転
- 404のページをトップページにリダイレクトしてもいいですか?
- <h1> はキーワードより文章の方が良いですか?
- 企業サイトで使う場合、MovableType WordPressのどっちがいいですか
- NaverまとめはSEOで有利ですか?
- nofollowにした分のリンクジュースは消えてしまうのですか?
- rel=”nofollow”をつける場所を教えて下さい
- robots.txt により表示されませんと出た場合の対策
- robots.txtを誤ってつくってしまったのですがどうしたらいいでしょうか
- Googleハネムーンが終わってしまったらドメインを変更したほうがいいでしょうか
- ホワイトハットSEOの要点
- 検索順位が急上昇の後急下降
- wwwありとwwwなしは、どっちがいいのか
- meat キーワード
ウェブマスターツールのサイト登録はドメインごとですか?
<head>セクションが編集可能であったり、ルートディレクトリにファイルを確認ファイルをアップロードできる環境であれば、ディレクトリ単位で登録することもできます。
大型サイトの場合、大元のドメイン+ディレクトリ単位で管理するのも便利そうです。
私の関係しているサイトの中には、メインサイト+下層ディレクトリにサテライトブログという構成のサイトで運営しているサイトがありますが、どちらにもウェブマスターツールを設置しています。
ウェブマスターツールの設置方法はウェブマスターツールの登録と導入方法の記事を参考にしてください。
rel=”canonical”は本当に必要ですか?
重複ページ問題がどうしても解決できない場合に使うといいでしょう。
使い方がわからよく分からないない場合に無理やり使うと、誤った設定になってしまい、検索エンジンのインデックスが大量に消え去ってしまい、大きくトラフィックを減らす恐れもあります。
重複問題を解決したい場合は、<link rel=”canonical”>(カノニカルタグ)の使い方の記事を参考に設定してください。
100位以上、順位が下がってしまった
まずはウェブマスターツールの検索クエリやGoogleアナリティクスの検索トラフィックを確認してみてください。
検索クエリの数が大幅に下がっている場合や、Googleアナリティクスの検索トラフィックが激減している場合は、何らかのトラブルを抱えている可能性が高いです。
特に他のキーワードの検索順位や、検索トラフィック数が目に見えて減っていないのならば、しばらく様子を見るといいでしょう。
1つのキーワードの検索順位が落ちた
他のキーワードの検索順位はさほどの動きは見られないが、1つのキーワードだけ、大幅に順位が下がってしまう場合があります。
まず、実際にそのキーワードで検索してスニペットに表示されているページを確認してみてください。
よくあるパターンとしては、Google版のTDP(トップページダウンペナルティ)的な挙動です。
本来、トップページで狙っているキーワードなのに、下層のページが代わりに差し込まれて、検索順位が下がってしまう挙動です。
しばらく待っても戻らない場合、外部か内部に過剰な最適化が存在している可能性があります。
コテコテに最適化しすぎている場所を削除していってみるといいでしょう。
2000文字書くコツ
1つの見出しに対して400文字以上を書くことにしています。
1つのテーマを5つくらいの見出しにわけ、それぞれの子テーマに対して400文字づつ書いていけば2000文字になります。
301リダイレクト使わないサイト移転
301リダイレクトが使えるのならば、301リダイレクトを使うのがベストプラクティスです。
301リダイレクトは使えないが、<head>セクションは編集できるのならば、rel=”canonical”を使って、新しいページに正規化させるのが最もトレンディー(死語?)のようです。
301もcanonicalも使えない場合、旧サイトのコンテンツを削除した上で旧トップページから新トップページへとリンクを張り、「○○は移転しました。新URLはhttp://example.netです」といった形で紹介しておくことにより、検索エンジンが移転処理を行なってくれますが、精度や評価の引き継ぎは301リダイレクトやcanonicalとは程遠いもののようです。
404のページをトップページにリダイレクトしてもいいですか?
ダメです。
外部リンクを有効利用したい場合は、そのURLに相応のページを用意するか、内容の近いページへリダイレクトするといいでしょう。
<h1> はキーワードより文章の方が良いですか?
見出しタグですのでキーワードだけを入れるべきものではありません。
ですので、キーワードを含んだ文章になることが多いでしょう。
企業サイトで使う場合、MovableType WordPressのどっちがいいですか
どっちでも構いませんが、後々のサポートや最後に尻を拭いてくれる存在がある分、有料のMovableTypeのほうがいいでしょう。
社内や信頼がおける制作会社にWordPressが得意な人がいるのならば、WordPressでも構いません。
NaverまとめはSEOで有利ですか?
現状、少し有利そうに見えますね。
ただし、いつまでも続くとも思えません。
nofollowにした分のリンクジュースは消えてしまうのですか?
消えてしまいます。
rel=”nofollow”をつける場所を教えて下さい
<a href=”example.net” rel=”nofollow”>
<a rel=”nofollow” href=”example.net”>
どちらでも構いません。
robots.txt により表示されませんと出た場合の対策
表示させたくないページをrobots.txtでブロックしている場合に起こります。
検索エンジンに絶対に表示させたくないページはrobots.txtでブロックするのではなく、noindex robots meta タグを用います。
robots.txt でのブロックと noindex robots metaタグは併用できません。(どちらも設定するとrobots.txtに記述された内容が優先されるため、併用の意味がありません)
robots.txtを編集して、クローラーのブロックを解除し、検索エンジンに表示させたくないページにnoindex robots meta タグを設定します。
robots.txtを誤ってつくってしまったのですがどうしたらいいでしょうか
正しいrobots.txt を作って上書きするだけで大丈夫です。
Googleハネムーンが終わってしまったらドメインを変更したほうがいいでしょうか
新規サイトでもたくさん更新することにより一時的に検索順位を上げて見どころがあるサイトか判断するアルゴリズムがあります。
サイト公開直後に頑張って更新し続けることにより、評価が一時的に上がりますので、Googleからの頂く新婚旅行のご褒美のようなイメージで、Googleハネムーンと呼ばれることが多いです。
初っ端から大ヒットコンテンツを生み出し続ければ、ハネムーン状態のままアクセス数は右肩上がりしていくこともありますが、ほとんどの新規サイトの場合、そこまでなることは稀ですのでしばらくすると低い検索順位、少ないアクセス数に戻ってしまいます。
しかし、そこでドメインを捨てる必要はなく、そのまま頑張り続けることにより、Googleハネムーン時代のアクセスよりも多いアクセスを得るサイトに成長するはずです。
ホワイトハットSEOの要点
ガイドラインを守る。
検索順位が急上昇の後急下降
公開したばかりの新鮮なコンテンツは、一時的に上位表示される可能性があります。
気にする必要はないでしょう。
wwwありとwwwなしは、どっちがいいのか
どちらでも構いません。
私はwww無しのほうが短いので好きです。
meat キーワード
カルビ、バラ、ロース…etc
meta keywordsの誤字ネタでした。
疑問に答えるシリーズ
SEOの簡単な質問20個にお答えします
SEOのフレッシュマンが悩んでいる22の質問に答えます
SEOビギナーが疑問に感じがちな22の質問に答えます
SEO初級者の抱きがちなモヤモヤとする悩み20個+αに答えます
SEOについての21個+αの初歩的な質問にお答えします
SEO初心者の持つ20の疑問に答えます
SEOの素朴な疑問20個に答えます
検索者が持つSEO関連の25の悩みに答えます
SEOのシンプルな疑問17個にお答えします
ウェブサイトで上手に集客したいと考えている人が持っているありがちな質問18個