検索順位が上昇するとアクセスが増えます。

2ページ目よりも1ページ目のほうが目立ちますし、10位よりも1位のほうが目立つため、検索順位が向上するとクリック率が上昇するからです。

ウェブマスターツールを眺めていたところ、クリック率が100%になっているデータがありました。

CTRが100%になっていたウェブマスターツールのデータ

検索回数の少ないマイナーなキーワードではありますが、このCTRの高さは興味深いと感じました。

今回の記事では、検索順位によるCTRの変化や、検索順位をある程度はねのけるSERPsの概要の内容について解説します。

検索結果のクリック率

検索順位によるクリック率

ウェブマスターツールでCTRを確認している画像

やはりCTRが高いキーワードは、比較的良い検索順位にいることがわかります。

3位や4位でCTRが高いキーワードは、1位や2位のサイトが英語のサイトであることが多く、日本の方は英語のページをスルーして、日本語で解説されていそうなページを優先的にクリックすることが多いです。

1位であることが好ましいのは間違いありませんが、せめてファーストビューに表示される可能性が高い5位以内に入っているとだいぶ違うと思います。

9位や10位、2ページ目以降まで探しものをされる方は少ないです。

逆に言うと、2ページ目まで見に来られる方は、相当熱心に調べ物をしている方になります。

しっかりとコンテンツを作り込めば、仮に検索結果の2ページ目に位置していようとも、本当に熱心なユーザーの目を引くことはできるでしょう。

タイトルや概要文によるクリック率の向上

検索順位はGoogleが決定しますが、表示されるタイトルや概要文は、運営者側である程度のコントロールが可能です。

Googleが勝手にタイトルを書き換えたり、descriptionに記述した内容を無視することもありますが、CTRに関わってくる部分ですので、適切な設定を行うことが好ましいでしょう。

検索結果の画像

タイトル部分はタイトルタグで設定することが可能です。

詳しい設定方法についてはtitleタグの使い方 – わかりやすいページタイトルを設定しようの記事をごらんください。

どのようなコンテンツなのかイメージがしやすく、ユーザーの興味を引くタイトルを設定することにより、検索者はそのページに欲しい情報が掲載されているかどうかを判断します。

概要部分はdescriptionメタタグに記述した内容が採用されることが多いです。

詳しい設定方法についてMETAタグ(keywords description)の使い方の記事で解説しています。

確実に採用されるわけではありませんが、採用される可能性は比較的高いので、検索ユーザーの興味を引く内容を記述しましょう。

ご自身で検索を掛けてみて、周囲の競合のサイトに埋もれてしまうようなタイトルや概要文になっている場合、修正を施すのも重要な作業だと思います。

CTRの高いSERPsの画像

上記は、当ブログのコンテンツの中でも、CTRが非常に高いページのスクリーンショットです。

Akismetというプラグインの設定や、APIキーを取得方法の解説ページだとわかりやすいタイトルになっています。

概要文も、クリックがしたくなるような内容になっています。

  • 実際の画像を使って解説します
  • この記事を見ながら設定して頂ければ、簡単に高性能なアンチスパムプラグインであるAkimetの導入が可能です

当ブログでも記事毎に色々試しているのですが、

  • 簡単に設定できます
  • わかりやすく解説します
  • キャプチャー画像を用いて解説します

といったことをdescriptionに記述しておくと、クリック率が高まりましたので、参考にしてください。

著者情報を載せることによりCTRは向上する

著者情報を載せることにより、目立つ

この顔写真のアイコンと、「著者: 樋口亮 – 92 人の Google+ フォロワー」は、私のブログとGoogle+を紐付けしたことにより表示されています。

著者情報のアイコンが、アイキャッチ画像の役割にもなり、検索者の目が止まりやすくなります。

また、このアイコンが表示されているサイトが役に立ったと感じた方が、後日に違うキーワードで検索された場合、見覚えがあり信頼感のあるサイトとして、優先的にクリックしてくれます。

著者情報のリッチスニペットの設定方法は、検索結果に著者情報のリッチスニペットを載せる方法の記事を御覧ください。

また、WordPressをお使いの方は、簡単に設定が可能なプラグインがございますので、Yoastプラグインを使いセクションでG+と紐付け検索結果に著者情報アイコンを表示させる方法の記事を見ながら設定されることをおすすめします。

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