2012年10月26日に発売された、Windows8。

私は購入しておりませんし、周りでも買ったという声はほとんど聞きません。

既にタイトルで解説しているのですが、GoogleAnalytics上でWindows8はWindowsNTとして計測されている模様です。

追記:2012年12月12日より、8として計測が開始されたようです。
GoogleAnalytics上でWindows8のデータがNTではなく8として計測開始

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ツイッターでboss_氏から記事のネタを頂いたので、Windows8のAnalyticsの扱いや、ジャンルによるWindows8率の違いを調べていきたいと思います。

記事ネタの提供、ありがとうございます。

GoogleAnalytics上でのWindows8の扱い

2012年12月3日現状、GoogleAnalytics上ではWindows8として計測されているわけではなく、NTとして計測されています。

Googleがまだ、NT6.2をWindows8として分けていない為だと思われます。

GoogleAnalytics上のNTがWindows8だと判断できる理由

まずはGoogleAnalyticsでユーザーがどのOSを使用しているか確認してみましょう。

グーグルアナリティクスでユーザーの使用しているOSを確認する解説画像

GoogleAnalyticsの標準レポートから[ユーザーの環境]という下向き矢印をクリックしてから、[ブラウザとOS]を選択します。

 

グーグルアナリティクスでWindows8のアクセス数を調べる解説画像

プライマリディメンション:が[ブラウザ]になっているので、その右隣にある[オペレーティング システム]をクリックします。

 

グーグルアナリティクスでWindows8のアクセスを調べる解説画像

オペレーティング システムの中から、[Windows]をクリックします。

 

グーグルアナリティクスで測定したWindows8のユーザー

このNTのほとんどがWindows8のユーザーだと考えれます。

現在使われているWindowsは、殆どがNT系です。

  • 9x系:Windows95,98,98SE,ME
    現在はほとんど使われていないOS
  • NT系:WindowsNT,2000,XP,Vista,7,8
    現在主流のOS
  • CE:組み込み用途。ドリームキャストやPDA等
    元々ほとんど普及しなかったOS

GoogleAnalyticsでは、Windows2000(NT5.0)、WindowsXP(NT5.1)、WindowsVista(NT6.0)、Windows7(NT6.1)はNTとしてひとくくりされるわけではなく、全て別々に計測されています。

今時NT3.xや4.0を使ってらっしゃる方はほとんどいない考えられますので、GoogleAnalytics上のNTのほとんどは、Windows8だと考えて間違いなさそうです。

Windows8発売前と発売後のGoogleAnalyticsのユーザーのNTの割合の比較画像

Windows8が発売されていない8月と発売後の11月のNT率を比較してみました。

8月の時点でWindowsNTのアクセスが4あるのは、Windows8の評価版を使ってらっしゃる方がいらしたのか、UserAgentを偽装しているのか、未だに20世紀のOSを使っているひとがいるのかのどれかになるでしょう。

発売後の11月からは激増…とまではいきませんが、全体の0.59%を占める程度にWindows8ユーザーが増えているようです。

サイトテーマによるWindows8の普及率の違い

  • IT系
  • アニメやフィギュア好きが訪れるサイト
  • 一般向け情報サイト1
  • 一般向け情報サイト2

いくつかのジャンルのサイトでWindows8の普及率を調べてみました。

計測期間は2012年11月1日~2012年12月1日の31日間です。

IT系

IT系サイトのWindows8ユーザーの比率

IT系ブログ(SEOのホワイトハットジャパン)です。

Windowsユーザーのうち、0.59%がWindows8を使われているようです。

やはりIT系ということもあり、ある程度枯れたOSが愛されているのでしょうか。

今のところWindows8に飛びついている方は少なそうです。

アニメやフィギュア好きが訪れるサイト

アニメ系ブログのWindows8ユーザーの比率

アニメやフィギュアを愛する、大きなお友だちがアクセスするサイトです。

割りと新しいものが好きな属性だと考えれますので、Windows8率は0.64%と、ホワイトハットジャパンブログより高くなりました。

一般向け情報サイト1

男性女性問わず、幅広い年令層のアクセスが見込まれるサイトのWindows8ユーザーの比率

一般向けの情報サイトです。

年齢層は20代~50代くらいで、どちらかというと女性のアクセスのほうが多いサイトだといえます。

流石にこの層はWindows8に飛びつかないのでしょう。

0.37%という結果になりました。

一般向け情報サイト2

幅広い年齢層がアクセスする情報サイトのWindows8ユーザーの比率

20代~60代くらいが対象となっているサイトです。

Windows8率は0.43%とServer 2003やWindows2000を下回っています。

Windows8の現状

現状のWindows8は全体的に見ると、Windows2000よりはユーザー数が多い くらいの普及率だといえるでしょう。

今後電気屋さんなどで販売されるメーカー製PCが徐々にWindows8に切り替わっていってユーザーが増えて来るとは思います。

今後徐々に人気が出てくるのか、Vistaの時のようにあえてダウングレードを選択するユーザーが増えるのか、どうなっていくのか見守っていきましょう。

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