先週から本日までの他サイト様のお勧めSEOの記事まとめです。

今週は個人的に興味を引く記事が多かったので、元記事探しでSphinnや晴練雨読を読み直す事もありませんでした。

私はTwitterクライアントとしてついっぷるを使っていますので、これはと思う記事があったら公式RTしてマークしておきます。

こうすることによって、あとでどの記事だったかしら と言うときに元の記事が探しやすいです。

別にfavoriteを押してお気に入りにいれてもいいのですが、良質な記事はまずその場で拡散ということで、RTを利用しています。

2015年4月25日追記:かなりどうでもいいことですが、今ではCrowyというTwitterクライアントを使っています。広告がやや邪魔ですが、FacebookのNewsFeedも流せて便利です。

今週のピックアップ

FacebookのOGP設定によるブログのアクセスアップ効果

SEOテンプレート比較でFacebookのOGP設定によるブログのアクセスアップ効果・・・という記事が公開されています。

Open Graph protocolとはFacebookやMixi等のSNSで使用されているメタタグで、この記事がどのような内容かということを伝えることが出来る物です。

この設定をしていると、Facebookでいいね!をしてもらった場合、ウォール上でShareされた時のように記事元のURLやタイトル、サムネイルが表示されます。

私もこのホワイトハットジャパンのブログではOpenGraphProというWordPressのプラグインを入れOGPの設定を行っていますが、先日紹介したWordPress SEO by Yoastでも設定は可能です。

当ブログは内容がまだまだですのでたいしたアクセスはないのですが、現在Facebookからのアクセスは10位となっています。

ただ、OGPを設定したから流入量が10位なのか、しなくても10位なのかは良くわかりません。

SEOテンプレート比較の記事でも、アクセスはあがっているようなサイトもあったり、あんまり関係ないサイトもあるようですが、Facebookからのアクセスが逆に減ることはなさそうですし、何より簡単に設定できるのでやっておいて損はない感じでしょうか。

無料で簡単に出来ることなら、とりあえずやっておいたら良いと思うわけであります。

ナチュラルリンク獲得シリーズ

SEO is Dead WEB in the morningでナチュラルリンク獲得シリーズと題され3部に分けて公開された記事があります。

ナチュラルリンクを得る第一歩 コンテンツ作り方

ナチュラルリンクを獲得する為のコンテンツの作り方が解説されています。

ロングテール集客用のコンテンツと、バイラル(口コミ拡散)目的のSNSを利用したコンテンツ、ナチュラルリンク獲得用のコンテンツを考え方として分けて、理解しやすく解説されています。

ロングテール集客は当ブログでもロングテールSEOでアクセスアップを狙う その手法とは等の記事でも何度か解説していますが、細かいキーワードを複合で検索された時に表示されるようなコンテンツの作り方のテクニックです。

検索結果に表示させるという表現よりも、検索結果に引っ掛けると言った考えの方がピンときます。

引用:SEO is Dead WEB in the morning

この言い回しは非常に的を射ていますね。

ロングテールは表示させるものではなく、確かに引っ掛ける物ですな。

ナチュラルリンク獲得で考える ソーシャルメディアからのアクセス集め

こちらの記事ではツイッターなどのソーシャルメディアで交流をしながらアクセスを増やす為の手法が解説されています。

手法といってもざっくり言うと同じ属性の人と仲良くなるというだけの話なのですが、敵を作って炎上したりしないような方法も重要です。

たまに個人的な情報発信も有効ですが、出来る限り「自己顕示欲」を感じさせない発信がベストです。
また、最初のウチは発信情報に対し主観を入れない方が敵を作る事がないので簡単です。
※上手く感情を左右させる発信が出来き、かつ、ターゲットユーザーに好意的受け止められ方をされるのがベストなんですが・・・

引用:SEO is Dead WEB the morning

ジャンルやマーケティングの手法にもよるのでしょうが、敵を作らないほうがいいでしょう。

商用サイトや企業サイトで炎上マーケティングはどうかと思います。

逆に全く関係のない個人サイトなどでは、ズバっと個人の意見を述べていく@boss_氏のようなやり方は見ていて気持ちがいいので好きではあります。

また、権威あるアカウントの作り方も解説されています。

フォロー数よりフォロワー数のほうが圧倒的に多いアカウントを推奨なさっています。

私の場合ですと、例えばこのホワイトハットジャパン用のTwitterAccountはフォロー数よりフォロワー数のほうが多いですが、私の別サイト用のTwitterアカウントですと基本的にフォローしてくれた人はリフォローしていますので、フォロー数とフォロワー数は同数程度です。

詳しくはSMO(ソーシャルメディア最適化)の必要性とその利点Twitterからのアクセス数と検索エンジンからの流入量を比べてみるの記事をご覧ください。

ジャンルにもよりますが、SEOの情報を発信しているちょっとお堅いこのホワイトハットジャパンブログ(結構ふざけてはいますが)と、皆で楽しく気楽に行こうぜーというスタンスのブログでは変わってくるのではないかと思います。

1年後に雲泥の差がつく、ブログでアクセスを集めた後にやるべき事

こちらの記事ではブログで集めたアクセスを更に活かす方法が解説されています。

ソーシャルボタンを設置することによって、更に拡散を期待しています。

私のブログではTwitter,Facebook,Google+,はてなブックマーク,BuzzURL,LivedoorClip,Yahooブックマーク,Mixiチェックを設置しています。

どのボタンがどの程度押されるか調べる為に色々と載せてはいますが、当ホワイトハットジャパンのブログですと、FacebookとTwitterが良く押されているような印象があります。

私の管理している別の趣味サイトでは、それに加え、Mixiチェックも時々押されていますね。

基本はTwitter,FB,G+ はてなブックマークを設置しておいて、Mixiも気が向いたら設置するくらいのイメージで良さそうです。

誰にも押されていないボタンは無いほうが良い感じもしますが、Mixiチェックの場合、押してみないと他に何人が押したかもわからないので、押してもらえたらラッキー位の気持ちで設置しても良いかも知れません。

ちなみにホワイトハットジャパンのアクセス解析をみたところ、Mixiからいらっしゃった方は1人もいませんでしたので、誰も押していないということでしょう。

2015年4月25日追記:BuzzURLとLivedoorClipはサービス終了しています。Yahooブックマークはサービス終了予定だったのですが直前で撤回しましたが、Yahooブックマークって使っている人いるの?って感じのサービスで、昔にソーシャルボタンを付けてそれからメンテしていないように見える気がするので、Yahooブックマークは外しておいて良いような気がします。

Google、ウェブマスターツールに制限付き共有機能を追加

SEOまとめでGoogle、ウェブマスターツールに制限付き共有(閲覧権限付与)機能を追加の記事が公開されています。

GoogleAnalyticsは制限付きの共有機能があり、私もアドバイスさせて頂いているサイト様のAnalyticsのデータは確認しています。

この度WMTにも機能制限付きの共有機能が追加されたので、気軽に閲覧権限を発行して頂きアドバイスすることが可能になりました。

制作会社やSEO会社に丸ごと権限を渡すリスクが解消されました。

検索クエリやインデックスステータスの確認や、ペナルティ解除の際のリンクチェック等の作業は閲覧権限で十分に作業可能ですので、外部の業者に権限を渡す際には閲覧権限で出すことをお薦めします。

文字コード修正による改善例

SEO Imagination!で【事例報告】文字コード修正による改善例?という記事が公開されています。

なぜか競合も強くないようなキーワードでいつまで経っても上位表示されないサイトがあり、そのサイトを改善させたという貴重な事例となっています。

文字コードの指定をミスしていた為、ブラウザでは文字化けしていなかったのにクローラーから見ると文字化けされた状態であったがゆえに検索エンジンから評価されていなかったとのこと。

珍しい事例ではありますが、このようなパターンもありうるとうことで、頭の片隅に入れておきましょう。

やはりFetch as Googleはでのチェックは役に立ちますね。

ブラックハットSEOは許されるか

SEOとその周辺でブラックハットSEOは許されるかという記事が公開されています。

ブラックハットが許されるかどうかというお話の記事なのですが、私個人的には、ホワイトハットなほうが気楽であるし、Googleの一時の気の迷いで順位が下がったときに「あの施策(スパム)がまずかったか!?」と余計な心配をするのも嫌なので、スパミーな手法は行っておりません。

もちろん、検索順位ゲームとしてみてブラックハットな手法というのは非常に知的好奇心を満たしてくれますし、情報として見るのは好きです。

ところで、「ブラックハットSEOは許されるか」の記事で検索クエリ送信ツールについても語られていました。

GRCなどの順位確認ツールはGoogleの利用規約に違反しています。

成功報酬型のSEO業者が大量のクライアントの順位を確認するのに使うのでしょうが、通常はこの手のツールは必要ありません。

ロングテール狙いのSEOを主体にしている場合、ペナルティ(フィルター)に掛かっていない状態なら、記事を増やしていくことによりどんどん流入キーワードが増えていきます。

(クリックで拡大)

上記は私のとある趣味ブログなのですが、1日分のキーワードの流入数だけで362件もあります。

しかも、上位のキーワードが多いとはいえ、2位のキーワードでさえ16件の流入量しかありません。
(1位はnot providedです。分からない方は(not provided)が急増加。検索キーワードを予想する方法の記事を参考に)

つまり、順位を追うといっても、そんな大量のキーワードを追うことは時間的に難しいですし、もし仮に全てのキーワードを取得しているからといって分析して活かさないと意味がありません。

絞っていくとビッグキーワード1つや2つ。ミドルで5個も追えば十分でしょう。

クエリ送信ツールを使わなくてもなんとでもなります。

安定して順位の高い(アクセスのある)キーワードの順位が大幅に下がっていないか確認する程度でいいでしょう。

それは検索エンジンからどの程度評価されているのか。フィルターに掛かってはいないかを知る為であり、今日は順位が3つ上がったであるとか、順位が1つ下がったであるとかで一喜一憂するような使い方ではありません。

なのでそんなに大量のキーワードを追う必要はありません。

ロングテール狙いのSEOですと、ウェブマスターツールとAnalyticsを眺めていればどのキーワードからの流入量が多いか簡単に確認できますので、気になるキーワードをいくつかチョイスして手動で調べてもすぐに完了するでしょう。

なお、私もGRCとIKKOというツールを使ったことがありますので、ブラックハットな前科を持つ人間です。

2015年4月25日追記:もう何年も順位取得ツールは使っていませんが、特に何か困ることもないですね。キーワード単体よりも検索意図が重要です。

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