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SEOぶっちゃけトークのレポート | CSS Nite in SAPPORO,Vol.9「いま必要なSEO」

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2013年4月21日に札幌パークホテルで行われた、CSS Nite in SAPPORO,Vol9「今必要なSEO」の感想第6弾です。

前回の記事では辻正浩氏のセミナー、ひとりでもできる、理想のSEOの感想をお送りしました。

今回はの記事では、事前に参加者から集めた質問を元に、司会進行を鷹野雅弘氏が行い、今までのセッションに登壇された皆さんが質問にお答えする、SEOぶっちゃけトークの感想をお送りします。

CSS Nite in SAPPORO Vol.9のSEOぶっちゃけトークの様子

ついでに私も勝手に質問内容に乗っかって、見解なども述べて行きたいと思います。

SEOぶっちゃけトークの質問内容

Yahoo! Japanの検索結果とGoogleの検索結果は同じ?

Yahoo! Japanが2010年12月からGoogleを採用していますが、検索結果は同じなのでしょうか

基本的には同じものを使っていますが、Yahoo独自のサービスが差し込まれることによって、多少、検索結果が変わって見えるというところと、GoogleとYahooそれぞれのパーソナライズが挟まれるため、人によっては内容が違ってくるとの見解でした。

Googleアカウントからログアウトしてから検索を行い、検索結果のURLの末尾に&pws=0を追加することにより、パーソナライズの影響を最小限に抑えることができます。

私の場合ですと、メインのブラウザがGoogleChromeですので、「Ctrl+Shift+N」を押してシークレット モードでChromeを起動させてから検索を行い、その後、末尾に&pws=0を追加して、様々な要因を極力排除した検索結果を確認することにしています。

Googleでパーソナライズを無効化して同じキーワードで検索しても、時期や地域により結果が異なる気がする

Googleでパーソナライズを無効化し、同じキーワードで検索しても、時期や地域(出張など)によって検索結果が異なる気がする

IPアドレスやスマートフォンの位置情報も関係してきますので、場所によって検索結果が変わります。

例えば、札幌で「病院」と検索した際に、東京の病院が上位に表示されても多くの検索者にとってはノイズでしかないからです。

個人的には自分の近くのお店や病院が地図などでリストアップされる機能は重宝しています。

Bingってぶっちゃけどうなの?

マイクロソフトのBingという検索エンジンは実際のところどうなのでしょうか?(精度や、検索順位を把握する必要性など)

Googleと比較すると、検索結果の質は劣るし、スパム対応が甘く、インデックスが遅いという見解でした。

「Bingも結構使えるようになってきている」という話を耳にすることもありますが、あくまでも検索に慣れている人が客観的に見て「Bingも思ったよりやるじゃないですか」といったニュアンスであって、現状ではGoogleからBingに乗り換えて細かい調べ物をするというレベルにまで達しているとは感じておりません。

日本ではBingのシェアはほとんどありませんので現状でBingを気にする必要は少ないですが、Windows8はBingへの導線がかなり強化されているため、Windows8の普及具合によってはBingのシェアが上がる可能性はゼロではないとおっしゃっていました。

また、Bingのウェブマスターツールというものもありますので、無料で簡単に設定出来ますから、今のうちに設定をしてデータを蓄積させておくのもいいとのことでした。

お客様が普段Googleを使っておらず、Googleに興味がない場合、どのように説明すべきか

お客さん自身がGoogleをあまり使っていないためGoogleでヒットすることに関心がない場合など、どの検索エンジンの結果に注目すべきか、客観的に検討するためにどのような手立てを取っていますか?
使用している資料などありましたら、ご紹介頂けると嬉しいです。

日本の検索エンジンのシェアの97%くらいはGoogleエンジン(Yahoo含む)ですので、お客様が普段Yahooをお使いであるのでしたら、Yahooに言い換えればいいとおっしゃっていました。

また、アクセス解析のデータを見ることにより、どの検索エンジンから流入しているのか一目瞭然です。

どの検索エンジンからの流入がCVにつながっているか確認して数字を見ながら話すということもお薦めされていました。

どれも、良い方法だと思います。

ちなみに私は、GoogleをYahooに言い換える という方法をとっています。

SEOの予算やコストはどのように見積もればいいのか

SEOの予算やコストは、どのように見積もればよいでしょうか?
また、成果報酬型で料金をいただくことはあるのでしょうか?

辻さん自身は月額等の固定で請け負っていて、成功報酬はもらっていないそうですが、リンク中心の会社では成果報酬のところもあるとのことです。

今でも検索してみれば、成果報酬型の料金体系をとっている会社は多いことがよくわかります。

ただし、成果報酬型の会社に多い、人工リンクを中心にしてやっていくことは難しくなってきていますので、SEOのコストはコンテンツの追加、改善等といったコストに含めてしまうしかないとおっしゃっていました。

ちなみに、伊藤さんは、月額いくらでの契約+成果が発生するとボーナスを頂くというやり方もされているようです。

古荘さんは、検索順位n位以内という契約で双方が納得していれば何も言うことはないが、よくある落とし穴として、成果につながらないキーワードで上位表示させて、それを成果として考えるのはいかがなものかとおっしゃっていました。

まさにその通りですね。

SEOは何のために行うかといえば、儲かる為にやるわけです。

儲からないキーワードでの上位表示で料金を請求してくる業者もいると聞きますので、成果報酬の業者を選ぶ際には、結局のところどれくらい儲かるのかというところをしっかりと納得できるところまで突き詰める事が重要だと思いました。

ちなみに私も、通常のSEOサービスですと月額、ペナルティ解除等の問題改善のような場合、1回いくらという固定の金額で請け負っています。

私は制作の方からSEOに関する部分だけを任される事が多いので、SEOという専用のコストを用意して頂いていることが多いと思います。

複数の選択肢で悩んだ際に相談して正しい方向へと舵取りするための安心料金みたいな印象で計上して頂いていることが今のところは多いのではないかと感じています。

SEOの成果を社内やクライアントに説明する適切なやり方

SEOの成果を社内やクライアントに説明する切り口として、どのようなものが適切、または、納得してもらいやすいでしょうか?

古荘さんは、当たり前の事を当たり前に説明することが大事だとおっしゃっていました。

伊藤さんは目標を決め、それに近づいていくというやり方だそうです。

「流入キーワードを500→1000にしよう」、「検索結果を2倍にしよう」という目標を決めることにより、変化があった際に成果レポートを出しやすいとおっしゃっていました。

則田さんは、企業によりその月の目標があるだろうから、それに合わせて計画を立てるそうです。

益子さんは、SEOだと検索流入がわかりやすい指標となるので、アクセス解析の検索トラフィックの割合を50%→60%といった目標設定がいいのではないかとのことでした。

辻さんは、改善が途中で止まってしまうともったいないので、様々なデータを事前にとっておくそうです。

B2Bの例えば1つ売れたら500万円というようなサイトでは、目に見えて売り上げが増える事は起こりづらいため、いくつもの指標でデータをとっておき、「上がったものを報告する!」と会場内に笑いを誘っていました。

コンテンツの改善などはどうしても必要な作業なのですが、お客様に文章を書いて頂くとすればお客様にとっての工数も発生しますので、やる気を失わせてしまうと絶対に成功しないとおっしゃっていました。

これは本当に重要なことで、私の経験上でも、「褒めて伸ばす」ではありませんが、お客様に作業をしてもらって良かった点と、その作業を行ったことによる成果を実際に共有することにより、次々に良いコンテンツを生み出してる正のスパイラルが発生することはよくあることです。

逆にその時点で「手間を掛けただけのリターンはあるの?」「時間がなかなかとれない」というモチベーションになってしまうと、全く回らなくなります。

アルゴリズムが変化した際の説明や修正について

検索エンジンのルールが変更され、ヒット率を上げるべく、サイトの構造や文言の置き方などを変更したほうが良い場面もたまにはあるかと思います。
そうした情報は制作サイドのほうが入手が早いと思うのですが、お客さんへは積極的に提案していますか?
参考までに事例を伺えたらと思います。
また、提案する場合に、気をつけていることがあれば教えて下さい。

アルゴリズムの変更によっての話はしないと、伊藤さんはおっしゃっていました。

検索エンジンに重きをおくと本質からブレてしまい、対局を見逃してしまいます。

辻さんは順位が大きく落ちてしまった場合にアルゴリズムを追うことはあるが、アルゴリズムの変更でたまたま上がったことなどに対してはいちいち報告はしないそうです。

大きく落ち込んだ時にはアルゴリズムの変更を意識した修正をお願いすることもあるとのことでした。

私も基本的に、アルゴリズムを意識した提案や報告はあまり行なっていません。

あまり行なっていない ということは、たまに行なっているわけなのですが、主に、「このようなアルゴリズムがありますので、思ったような結果はでないと思います」という説明に使うことが多いです。

「このアルゴリズムに注目すれば順位が上がる」ではなく、「このようなアルゴリズムがあるのでその企みは思ったような結果がでないと思いますし、ヘタしたら逆効果になる可能性もあります」という事をご説明させていただき、「本質部分に注力して頑張って行きましょう」という結論になることが多いです。

リンク購入って今でも効果あるよね?

理想的ではないとはいえ、リンク購入はどうなのでしょうか?実際には、まだ効果的ですよね?

益子さんは「やりたければければやってください。ただし、リスクはありますよ」とのことでした。

また、住太陽さんのブラックハットSEOスパムの倫理観という記事を紹介して、スパム行為で順位を操作することはモラル違反だと認識すべきだとおっしゃっていました。

住さんの記事はとても考えさせられる記事で、私もブラックハットSEOとホワイトハットSEOという記事で感想を書いていますので、お時間がございましたらこちらも目を通して頂けましたら幸いです。

辻さんは、確かに実際に効果が出ることもありますが、以前とは違い効果が上げづらくなっています。運が良ければ上がることもありますが、問題は、お客様側がリスクを知らずに有料リンクに注力していることが多いというところだとおっしゃっていました。

これは買う側の意識も問題となりますし、売る側もしっかりとガイドライン違反のスパム行為なのでペナルティを課せられるリスクはあるということを説明する必要があるのでしょう。

私もリンクスパムでペナルティを課せられたサイトの事例を見てきていますが、一度食らうと解除させるまでには相当の苦労が伴いますし、中にはどう考えても剥がせないリンクが多数を占め、ドメイン移転しか実質的な解決方法がないといった悲惨な状況も珍しくありません。

人工リンク施策は、有名な会社であるとか安心であるとか、良質なSEO情報を発信している方の会社だから絶対に安全だというものではなく、リスクと隣り合わせだということを理解すべきです。

有料リンクには手を出さない事を個人的にはお薦めします。

SEO業者の営業電話で、良い業者を見分ける方法

SEOについて営業電話がきますが、よい見分け方はあるのでしょうか?

辻さん曰く、営業電話を掛けてくる会社でいい会社の話は聞いたことがないとのことです。

まさにその通りだと思います。

SEOを用いたWebサイトでの集客と営業電話では、リーチ出来る層が違うので、「営業電話を掛ける暇あればWebで集客しろ」という結論を出すのはやや乱暴なのですが、不思議なことに評判の悪い業者ほど営業電話を掛けるという傾向にはあるようです。

道外のお客様向けと道内のお客様向けの情報で異なるポイント

道外のお客さん向けの情報と、道内のお客さん向けの情報で、いろいろと異なるポイントがあると思います。
アドバイスを頂ければ幸いです。

伊藤さんは異なるポイントはあまりないように感じているとおっしゃっていました。

道内、道外というよりは、会社の規模によって、大きな会社ですとビジネス的な視点の話になりますし、小さな規模の会社ですと現場寄りの話になるとのことです。

辻さんは、道外からお客を集める際に、地元の考える地域の検索と、道外の人が考える検索は違うので、そのあたりを意識する事をお薦めされていました。

古荘さんは、使っている言葉が違うことを意識してみるといいとおっしゃっていました。

例えば、北海道ですと鳥の唐揚げをザンギと呼ぶらしいですが、兵庫県西宮市でザンギといっても、ストIIで通が好んで使う投げ系キャラしか連想されないといったところでしょう。

おすすめのSEOツール

SEOに関するツールが色々ありますが、おすすめはありますか?

伊藤さんのお薦め

伊藤さんのお薦めは、Ahrefsというバックリンクのチェックツールです。

このツールは1ヶ月79$と、遊びに使うには少々高価なツールなのですが、かなり詳しくリンクの情報を取得し、絞り込むこともできますので私も愛用しています。

当ブログでも上記の記事で、導入方法を解説していますので、興味のある方は無料登録を行い、試しに使ってみるといいでしょう。

益子さんのお薦め

益子さんのおすすめはGoogleトレンドです。

似たようなキーワードが2つ思いついたら、Googleトレンドで比較してボリュームが多いキーワードを選ぶ事をお薦めされていました。

ボリュームの多いキーワードを主軸とした複合キーワードで勝負することがお薦めとのことでした。

則田さんのお薦め

則田さんのお薦めはGhostRecです。

オンライン上で被験者にユーザーテストを行なってもらい、マウスの動き等を確認することができるそうです。

導線の確認に役立ちそうです。

古荘さんのお薦め

古荘さんのお勧めは、古荘さんが運営されているBananaAdです。

価格も1ヶ月525円~と安価で、導入もコードを貼り付けるだけのお手軽なものですので、A/Bテストの人的コストを抑えることにも役立ちそうです。

辻さんのお薦め

辻さんのお勧めはキーワードウォッチャーです。

日本で検索キーワードを取得するツールといえば、Googleのキーワードツール、 Yahooのキーワードツール、キーワードウォッチャーの3種類しかなく、その他の派生ツールはこれら3つのどれかから情報を一部引っ張ってきている仕組みとなっているそうです。

YahooやGoogleでは出てこない組み合わせも結構出てくるらしく、キーワードウォッチャーで得たキーワードでうまくいくこともあるそうです。

私のお薦め

ちなみに、私のお薦めもahrefsだったのですが、伊藤さんが挙げられていたので、次に使用する頻度が高いツールといえば、Googleキーワードツールとなのですが、更にまだ挙がっていないツールといいますと、文字数カウンタです。(SEOツールではありませんが)

そのテーマに対してざっくりどの程度説明しているのかを確認するために、見出し単位でカウントを行ったり、コンテンツ全体の文字数をチェックしています。

文字数が多いからといって必ずしも評価が上がるわけでもありませんし、文字数が少なくとも良いページはあるのですが、日々の更新作業でたまに、手を抜いた日は文字数に現れる事が多いので、ざっくり確認するのに重宝しています。

CSS Nite in SAPPORO,Vol.9「いま必要なSEO」

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