2013年2月の4週目に公開されたSEO関連の記事の中で、興味深い記事や役に立つ記事を厳選してピックアップしました。
データハイライターが日本語でも利用が可能、コンテンツを充実させる仕組み作りについて、SEOの効果予測、ペンギンアップデートは長らく更新されていない、キーワード難易度やサイト評価についての計5記事のご紹介と感想をお送りします。
興味深い記事ばかりですので、まだご覧になっていないかたは、是非目を通しておきましょう。
ピックアップ
データハイライターの提供開始
ウェブマスターツールのデータハイライターが日本語でも使えるようになったようです。
海外SEO情報ブログのウェブマスターツールの「データハイライター」が日本語でも提供開始、イベント関連データを画面操作でタグ付けできるとういう記事で使い方が解説されています。
本来、構造化マークアップで記述しなければ、詳しい情報を伝えることはできないのですが、マークアップに詳しくない一般のユーザーでも、イベント等の情報をタギングできるようになるようです。
現在ではイベント関係にのみ対応しているようですが、いずれ、様々な構造化データに対応していくと思われ、期待が高まります。
既にマークアップされているページには使う必要がないツールですが、schema.org等の構造化マークアップに詳しくない方でも簡単に設定出来るということは素晴らしいですね。
コンテンツを充実させる仕組み作り
最適化を行う際に最も必要な物はコンテンツです。
コンテンツを作ることは非常に重要ですが、継続して良いコンテンツを作り続けることができれば、更に良くなることは想像に難くありません。
Re:Veryのサイトのコンテンツを充実させる仕組みを作ろうという記事では、コンテンツを作り続ける仕組み作りのヒントが公開されています。
社内の色んなメンバーに少しづつ協力してもらい、それぞれの負担は少なくし、それらを合わせことによりコンテンツを追加していくという考え方です。
また、残念ながらこうした「仕組み作り」は、会社の外の人間からは、アドバイスできる事はほとんどありません。
「こんな風にできませんかねー?」と提案することは出来ても、それが上手に回って行くことは稀であると感じます。
何かきっかけがあって、上手く行った時に始めて上手に機能し始めることが多いです。
コンテンツ案がなかなか出てこない場合、少ない負担で様々な方を巻き込んで協力してもらうという方法が出来ないか考えてみると良いと思います。
SEOの効果予測は不可能
SEOJapanでSEOの効果予測は不可能です。という記事が公開されています。
タイトルが既に結論となっていますが、SEOの効果予測は不可能です。
検索順位にせよ、それによって見込まれるアクセス数も、予測は困難ですし、予測は外れる事も多々あります。
SEOは長期的なブランディングの目的であったり、ファンの獲得をメインとして行なっていくものですので、短期的な効果予測は非常に難しいといえますし、アルゴリズムの変更により、順位が上がった下がったまで言い出すと、余計に効果予測は難しくなりますね。
ペンギンアップデートの隠れ更新は行われていない
ウェブスパム対策のアルゴリズムである、ペンギンアップデート。
低品質なウェブサイトをフィルタリングするパンダアップデートと同じく、周期的にデータが更新される仕組みのアルゴリズムとなっています。
例えば、ペンギンやパンダに捕まってしまったサイトの場合、問題点を修正すれば、次回のデータ更新のタイミングで回復するといった仕組みになっています。
海外SEO情報ブログのGoogle、ペンギンアップデートの隠れ更新は実行していない、状態は変わらずという記事では、最近になってペンギンアップデートが隠れ更新されたのではという噂が流れたが、ペンギンアップデートの更新は行われていないとのことです。
前回の更新から5ヶ月近くが経っていますので、そろそろ、新しい更新が入りそうな気がしますが、毎月更新が入るパンダアップデートとは違い、不定期更新なので予測が付けにくいですね。
一度引っかかってしまうと長期に渡りマイナス影響を受け続けることになりますので、検索順位を上げるために安易にウェブスパムに手を出さないことをお勧めします。
キーワード難易度とサイト評価
キーワード難易度やサイトの強さは、ツールなどを使えばある程度の判断はできますが、それでも、数値を眺めただけでは簡単なようで実際には案外難しいキーワードもあれば、その逆もあります。
SEO Imagination!のSEOを教えていて苦労したキーワード難易度とサイト評価の方法という記事では、サイトの強さやキーワードの難易度を判断できるようになるための考え方が解説されています。
サイトの強さやキーワードの難易度を考える際に、単純に検索回数やサイトの強さだけを見ても判断は出来ません。
QDDの影響で、検索意図により上がりやすい場合もあれば、比較的難しいパターンというのも存在します。
「強さ」や「難易度」を完璧に数値化するのは難しいと思いますし、無理やり数値化したところで、精度もさほど高くないことが多いと考えられます。
なんとなくこんな感じだろうな ということは、やっているうちにわかってくると思います。
自サイトが強かろうが弱かろうが、そんなことは気にせずに、良いコンテンツを作り続けることが大事ですし、結果はいつかついてくるものだと思います。
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