2013年2月の第4週に公開されたSEO関連の興味深い記事や役に立つ記事を、厳選してピックアップしました。

ソーシャルシグナルについての考察、5年間ほとんど放置しているサイトが月間35万PVを稼ぐ理由、コンテンツの構成を考えコンテンツの作成順序を決める方法、内部構造を見なおして検索順位が大幅に向上した事例、SEOとガーデニングの相似点についての計5記事のご紹介と感想をお送りします。

どの記事も非常に為になる記事ですので、まだご覧になられていない記事などございましたら、是非、目を通しておくことをお勧めします。

ピックアップ

ソーシャルシグナルについて

検索ランキングを決める要因として今後、ソーシャルシグナルの重要度はどんどん増していくと考えられます。

海外SEO情報ブログのGoogle検索のランキング要因になっているかもしれないソーシャルシグナルという記事では、Googleが申請した特許の中で、ソーシャルシグナルに利用できそうな特許について解説されています。

これらの特許が既に実装されているのか、いずれ実装されるのか、はたまた、実装されることなく終わるのかはわかりませんが、単純にシェアされた数や、フォロワーの数というだけではなく、評判の偽装が難しそうな様々な要因で評価付けを行う方向に進んでいくことは間違いなさそうです。

余力がある方は、ソーシャルメディアもしっかりと運用しておく方がいいのかもしれません。

私はTwitterGoogle+を利用しているのですが、しっかりと運用できているかといえば、まったくそんなことはありません。

最近では情報発信は記事の更新程度で、メインは中の良い人にメッセージを送ったり、感想を書いたりするといった、個人の楽しみで利用している感じですが、これもまた、ソーシャルメディアの楽しみ方の一つといえるのでしょう。

5年間放置サイトが月間35万PVを稼ぐ秘密

5年間ほぼ放置状態のサイトなのにアクセスは増え続け、現在では月間PV数が35万に達した事例が、a-ki blogの5年間放置サイトで月間35万PV稼ぐ3つの戦略で公開されています。

この事例のサイトの特徴は

  • 記事のほとんどは5~10年間、更新されていない
  • 流行り廃りのない枯れたコンテンツ
  • 1ページあたりのボリュームを増やしすぎない

といった感じで、私が好んで作るタイプのサイトとは正反対の構成になっています。

ボリュームが少ないページが多い場合、パンダアップデートにフィルタリングされてしまい検索トラフィックを大きく落としそうに感じてしまい、無駄に構えてしまいますが、しっかりとした価値のあるコンテンツを用意しておけば、テキスト量が少なくともパンダアップデートの影響を受けることはないという実証になったのではないでしょうか。

流行り廃りの無い枯れたテーマで作成することは、あまり手を掛けることなく長期的に集客するためには重要なポイントの一つであるといえるでしょう。

例えばHTMLタグをGoogle検索すれば、大昔に作られたようなページがヒットします。

内容自体が正しければ、いつ作られたかということは重要ではないということです。

あれこれ最新情報を公開し続けるサイトも素敵ですが、運営はかなり大変なものとなりますので、一度完成したらあまり手を入れなくても良いような分野のサイトも作ってみたいなと考えています。

突き抜けたコンテンツ群を用意する覚悟

1記事1記事のクオリティが非常に高い、いま注目のSEOブログがリアルタイムSEO日誌です。

4.サイト全体の構成を考え、コンテンツを作成する順序をつける という記事では、様々なアイディアにふるいを掛け、カテゴリ分けを行う作業と、コンテンツを作成していく順序の決め方が解説されています。

構想段階ですでに、相当ハードルを上げたこだわりっぷりが感じられます。

順調にいっても完成までに1年以上を要す計算になっており、解体工事というジャンルでここまで突き詰めたコンテンツを完成させたら、成功しないはずがないとさえ感じます。

今後もリアルタイムSEO日誌から目が離せません。

サイトリニューアルで順位が大幅に向上した事例

検索順位が芳しくないサイトの内部構造等を見なおしたことにより、検索順位が200位も上った事例が、ACラボの3日間で検索順位が200位上昇したSEO対策10項目で公開されています。

  • リンクの構造の改善
  • コンテンツの構造化
  • 質の低いコンテンツの整理

といった細かな調整を行ったようですが、改善が功を奏したとのことで、検索順位が一気に向上したそうです。

パンダアップデートの影響なども懸念されますので、精鋭コンテンツと呼べるようなものだけを厳選して公開するのがよさそうです。

低品質なコンテンツの割合が高まると、他に存在している良いコンテンツの検索ランキングまで下がることは以前からもあったような感じますし、パンダアップデートが導入以降は更に顕著にランキングに表われるようになっていると思います。

ペナルティに該当するスパムは一切行なってきていないサイトとのことで、今後の成功事例にも期待が高まります。

SEOとガーデニングの共通点

SEOとガーデニングの意外な共通点が、SEOJapanのSEOがガーデニングに似ている6つの共通事項で公開されています。

愛しいコンテンツに手を入れていく作業は、まさしガーデニングとく同じもののように感じます。

なんだかんだいって、情熱を注いで大事に作ったウェブサイトというものは、ユーザーの心に響きますし、検索経由のアクセスも期待できる事が多いです。

じっくりと計画を練って、最適化を行い、メンテナンスや追加を行なっていくことにより優れたものが完成するということでしょう。

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