先日Googleに少々動きがあったようで、検索順位が下がってトラフィックが減ってしまったとか、順位が上がってアクセスが増えたというお話を耳にしました。
私の管理しているサイトたちはどうかというと、多少の影響は受けているようですが、大きく変動はしていません。ただし、若干アクセスは増えているような感じはします。
少なくともアクセスが減っている感じはしませんでしたし、追っているキーワードの順位も概ね上がっているようです。(そんなに沢山のキーワードを追っているわけではありませんのでなんとも言えませんが)
今回の若干の変動の理由が外部リンクの評価とコンテンツ内容の評価の重みのつけ方が調整されたのかどうかはわかりませんが、微増とはいえ何もしていないのに勝手にアクセスが増えているところは素直に喜んでおくべきでしょう。
私の管理ブログのアクセス解析データ
ホワイトハットジャパンのオーガニック検索経由のトラフィックです。
3月6日くらいから増えていますが、これはエイジングフィルター的なものが解除されて、検索エンジンにヒットしやすくなったためです。
このフィルターが解除された件に関してはGoogleからの評価が急上昇。ロングテールSEOの効果は突然表れるの記事をご覧ください。
追記:エイジングフィルター的なものが解除されてどの程度アクセスが上がったかを記事にしました。
エイジングフィルターが解除された新規ドメインの検索経由のアクセス数
3/10-11と3/17-18がガクンと減っているのは、土日だからです。
SEOブログのようなビジネス向けの分野のサイトでは、土日にアクセスががくんと減るようです。当ブログもそのパターンになっています。
大幅にアクセスが増えている感じはしませんが、まさに平常運行ですね。
現状ではアクセスがそう多いわけではないのですが、今後記事を増やしていって様々なテール部分のキーワードを拾うようになってきたらアクセスが増えていくと予想されます。
私の管理する趣味ブログ
このデータは私の運営している趣味ブログの検索経由のデータです。
現在約160記事を公開しているブログで、最近は週1くらいのペースで新記事を投入しています。
こちらのブログはホワイトハットジャパンのブログとは全く逆で、金土日の夜が一番アクセスが多いのですが、水曜日木曜日とアクセスが減少気味な曜日に順調に検索経由からの流入がありますので、今回の変動で微増したと考えられるのではないでしょうか。
このブログは流行りモノを扱っていますので、今後記事を増やしていってもアクセス数はさほど増えないと思います。
むしろ、検索する人の数が右肩下がりになっていくと予想されますので、今後検索順位が上がったところでアクセスは下がっていくようなブログです。
2015年5月1日追記:現在ではこのサイトは完全に放置状態になっており、アクセス数の変動を監視しているくらいの役割になっています。
ホワイトハットにこだわれば多少の変動で順位が落ちる可能性は少ない
Googleは今後、評価手段としての外部リンクの重みを減らしていって、コンテンツの内容などを重視していくといわれています。
現状でも検索結果からのCTRや滞在時間も見て順位を決めているような印象がありますが、この流れは更に加速していきそうですね。
私は低品質なサテライトサイトを使った自演リンクや有料リンク購入などを一切行っていませんので被リンク数は多くありません。
ウェブマスターツールでみたところ、ホワイトハットジャパンでリンク数1644本。リンク元ドメイン数36。(2015年5月1日追記:現在のホワイトハットジャパンのリンクは32,904本。リンク元ドメイン数は1000以上になっています。1000件以上のドメインは教えてもらえないので詳しい数はわかりません)
趣味ブログのほうは、リンク数34160本。リンク元ドメイン数143と、ライバルと比べると、決して多いわけではありません。
しかし、この程度の数の外部リンクでもそれなりに狙ったキーワードである程度、良い順位になることができます。
外部リンクに頼るのはリスクが大きい
私が有料リンクを購入しない理由は怖いからです。
外部リンクに頼るのは怖いんです。
ペナルティを食らって圏外に旅立つのが怖いというのがもちろんあります。
それ以外にも、行っている外部施策が本当にプラスになっているのか? 実は張れば張るほどマイナスに働いているのではないか? と考えるのも怖いんです。
現状、不自然な外部リンクを張らなくても、ロングテールSEOでそれなりに満足できる結果となっていますので、いつGoogleに捕獲されないかとドキドキしながらの外部施策は精神的にもキツイのでとても手を出せません。
2015年5月1日追記:現在では自作自演のスパムリンクは、上手く順位が上る可能性は低いのに、すぐにペナルティを課せられる可能性が高い、リスクが極めて高いものとなっています。
ホワイトハットに徹したロングテールSEOでも十分アクセスは見込める
私自身がブラックハットな施策をしない理由は上記でも申したとおり、怖いからなのですが、ホワイトハットにこだわっている理由はサイトテーマというやつです。
サイト内(ドメイン内)でホワイトハットな施策のみを強調することによって、Googleに「ホワイトハットジャパンはホワイトハットなSEOブログである」という関連性を知らせているからです。
今の仕様のグーグルは、関連性にさえこだわっていれば、少なくとテール付近のキーワードならばある程度の上位表示は可能になっています。
もちろん、ロングテールで拾っていく作文のテクニックは必要になってきますが、逆に言うとユニークなコンテンツと多少の作文のテクニックがあればなんとでもなります。
<hn>タグがどうだとかより、作文のテクニックが占める割合が多いように感じます。
パシフィカスさんの記事でコンテンツ型SEOの趣味ブログを1年間続けた時のアクセス数の変化という記事があり、そこでパシフィカスさんのお父さんの釣りブログが紹介されているのですが、これまた素晴らしいブログです。
無駄なく様々なロングテールキーワードを拾っていく素晴らしい作文テクニックで、記事の内容、画像の使い方なども手が込んでいて、これはアクセスが多くて当然だなと納得できる内容になっています。
今後Googleが仕様を変えれば変えるほど、外部リンクの重要度は下がっていきますし、ホワイトハットな手法のみで上位表示しているサイトは、更に順位を上げることになるでしょう。
現在、一回払いの外部リンクスパムサービスを行っている業者が沢山あるようですが、1回払いでロングテールを拾えるような素敵な文章に加筆修正してくれるロングテール狙いのホワイトハットなサービスなんてやってみたら流行るんじゃないでしょうか。
2015年5月1日追記:1回払いのスパムリンクサービスもずいぶん減っては来たように感じます。私は普段の業務でペナルティ解除の請負もやっているのですが、手抜きの自作自演リンクはかなりの確率でGoogleに捕捉されていますし、効いていない事が多いですよ。実際、手動ペナルティの警告はきていなくても、つまらない自作自演の外部リンクを外すだけで順位が上がる事例はいくつも見てきました。
このアクセス数はかなりご立派ですね。素晴らしいです。
ありがとうございます。
作文や画像で色々と工夫しています。
SEO的というよりは、このボリュームはすごいと思ってもらえるような作りにしていますよ。