2013年の3月第3週に公開されたSEOやマーケティング関連の優れた記事を厳選してピックアップしました。

ECサイトのユーザビリティを向上させるヒント、パンダアップデートが随時更新のアルゴリズムに変更、ロングテールSEOの成功事例、マーケティングで今後重要になるポイント、Googleが検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシートを公開の5つの記事のご紹介と感想をお送りします。

まだご覧になっていない記事がございましたら、ぜひ、目を通しておくいてください。

ピックアップ

ECサイトのユーザビリティ

ネットショップのユーザービリティを向上させ、コンバージョンを上げるための最適化の方法が、YATのブログのECサイトにおける考えるべきユーザビリティ9ヶ条でわかりやすく解説されています。

そのタブ切替型のデザイン(コンテンツタブ)って本当に必要ですか?の記事でも紹介しましたが、来訪者が迷うことのないデザインに変更するだけで売上が見違えるほど上がる場合もあります。

ユーザー層にあわせて、最も利用しやすいデザインを考えましょう。

送料や支払方法は、特に気をつけるべきでしょう。

私もよく、インターネットを用いて買い物を行いますが、送料や支払い方法、運営者情報は非常に気になります。

それらがわかりやすい位置にない場合、私の場合なら、フッターあたりを念入りに探しますが、一般のユーザーはそこまでやらずに離脱してしまうことが多いでしょう。

そもそも、ユーザーに無駄に情報を探させる作業を強いている時点で、マイナスイメージが高まっていると考えるべきでしょう。

ユーザーにストレスを感じさせないサイトデザインを心掛けましょう。

パンダアップデートの更新が、継続的な更新に変更

低品質なコンテンツを検索結果の上位に表示させない仕組みである、パンダアップデート

Googleは何百というアルゴリズムを用いて検索結果を調整しているといわれていますが、パンダアップデートはだいたい、1ヶ月に一度更新され、検索結果に反映されます。

一度実行されると、次に実行されるまでその効果は持続される仕組みとなっています。

つまり、一度、パンダアップデートの影響を受けてしまうと、問題点を修正しても、次の更新までは、回復できないということになります。

海外SEO情報ブログのパンダアップデートがより継続的な更新へ、大きな変動は今後なくなるという記事によりますと、1ヶ月に1度のアップデートという仕組みから、一般的なアルゴリズムのような自動更新に変更されるようです。

複数動いている自動アルゴリズムの一部となるというイメージです。

パンダ・アップデートの影響を受けているかどうかの判断が難しくなりそうですが、低品質なコンテンツは、パンダアップデートがあろうがあるまいが、作らないほうが良いに決まっていますので、今後も低品質なコンテンツを公開してしまわないように最新の注意を払いましょう。

ロングテールSEOの成功事例

Re:VeryのロングテールSEOの実践 【事例紹介】という記事で、ロングテールSEOをもちいた成功事例が紹介されています。

難易度がさほど高くはないと考えられるキーワードで、1位になってアクセスを増やされたそうです。

自作自演のリンクなどは送らずに、Macについて詳しく解説したページを作り続けただけで、アクセスは増え続けた模様です。

今の検索エンジンは、検索者が探しているコンテンツを用意して公開すれば、アクセスは増えますので、SEOの難易度というのは昔に比べて、下がっています。

良い物を公開しておけば、効果がでるという、シンプルな仕組みです。

良いサイトが出来上がったのに、ライブドアの借り物ドメインで運用を始めたことを後悔されているようです。

せっかく良いコンテンツを作って評価されてから、借り物ドメインであることを後悔することは多いと思いますので、せっかく良いコンテンツを作ろうと考えていらっしゃる方には、独自ドメインでの運用を強くお勧めいたします。

マーケティングで今後重要になる4つのポイント

SEOJapanのマーケティング・パラダイムの4つの変化という記事で、今後重要になってくると思われるマーケティングについての解説が翻訳されています。

SEOでの成功の鍵、真の目的はブランディングの構築にあるといっても過言ではありません。

従業員のブランディングは、非常に効果が高いと思います。

従業員のキャラクターに合わせたブランディングを上手にやっているサイトを見かけることが、最近増えてきているように感じます。

コンテンツが優れているのは当然のこととして、それ以外での最適化も進めていきたいものです。

検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート

Google ウェブマスター向け 公式ブログの「検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート」が完成しました。あなたのお友達やご家族にもどうぞ!という記事で、簡単なSEOのチェックシートがダウンロードできるようになっています。

書かれている内容は非常に簡単な内容となっています。

  • わかりやすいURLを設定する
  • 画像にもわかりやすいファイル名をつけ、alt属性も設定する
  • 更新を頻繁に行う

3つの項目が紹介されています。

更新頻度が高いからといって、検索順位が一気にあがったりはしませんが、更新頻度をある程度高めることは重要だということが再確認できました。

週に何回更新するのが効果的かという話題はナンセンスですが、こまめに更新を行うことがプラスに向かうことは間違いなさそうです。

ちなみに、当ブログでは、週3更新をしていた時期より、週7更新を始めてからのほうが、アクセス数の増加率が明らかに上昇しました。

週3更新から週7更新に変えた時のアクセス数の増加率は更新率を上げればアクセスは増える-開設9ヶ月目のアクセス解析データ検索経由のアクセスがやや増加。13ヶ月目のアクセス解析のデータの記事を参考にしてください。

これが更新率を上げたことによるものだと結論付けることはできませんが、可能であるなら、新鮮な情報を頻繁に掲載していって損はないと思います。

もちろん、更新率を上げるために手抜きの低品質なコンテンツを公開していくことは、逆効果になりますので、一定の質を保った情報を定期的に公開していくのがいいでしょう。

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