2013年6月3週目に公開されたSEO関連の優れた記事をピックアップしました。

SEOはいつ死ぬのか、悪いことを一切行なっていないサイトでもネガティブSEOの影響を受けることはあるのか、どうしても削除できない不自然なリンクがある場合に試したい方法、2013年6月6日大幅な順位変動があった件の計4記事のご紹介と感想をお送りします。

まだご覧になられていない記事がございましたら、目を通しておきましょう。

ピックアップ

SEOはいつ死ぬのか

SEOは死んだのか? と聞かれれば、死んでいないと答えるでしょう。

何をもってSEOというかでも話は変わってきますが、仮に検索順位を操作する目的であるスパムリンク等の手法もSEOとしてひっくるめて考えたとしても、いまだSEOは死んでいません。

SEOとその周辺のSEOはいつ死ぬのか?という記事では、未来でもSEOは存在し続けるのであろうかという記事が公開されています。

私は今現在、SEOを中心とした仕事をやっているわけですが、これがこの先5年位はいけたとしても、10年後20年後となるとどうなんだろうという危機感は常に感じています。

検索者の意図を意識して、それに答えるコンテンツを提供する作業の流れこそSEOだと考えていますので、検索者がいなくならない限りSEOは無くならないとは思っています。

ただし、検索エンジンにいかにコンテンツの内容を伝えるかといったテクニック的なものや、スパムリンクで順位を操作する行為は、今後その役割は限定的になっていくかと思います。

今後も、コンテンツの重要度は高まり続けることでしょう。

完全に白のサイトもネガティブSEOで飛ばされることはあるのか

パシのSEOブログのネガティブSEOで順位が落ちた、圏外に飛んだという話ががが・・・という記事で、見覚えの無い外部リンクで警告がきたというツイートが紹介されています。

私が実際に耳にした事例でも同じ事をおっしゃっている方がいらっしゃったので、他人が張ったリンクで外部リンクの警告がくることは絶対にありえないというわけではなく、稀にはあるということなのでしょう。

当ブログにも見に覚えのない不自然なリンクが張られていることを確認していますが、今のところ、警告などは来ておりません。

ただし、それらのリンクは当ブログの検索順位を落とそうとして張られている不自然なリンクではなく、第三者があげたいと思っているサイトへリンクを張る際に当ブログのリンクもついでに張って不自然なリンクに見えないようにカモフラージュする手法のようです。

ネガティブSEOはあってはならないことだと思っていますが、リンクスパムの取り締まりを強めれば強めるほど、このような影響は避けて通れない道なのかもしれません。

人の目から見て明らかに不自然なリンクが存在するのに当ブログに警告が来ないのは、不自然なリンクの割合が低いからだと考えられます。

つまり、普通に運営して普通にナチュラルリンクを獲得していれば、低品質なリンクが多少増えても問題は起きないような仕組みがあるということでしょう。

逆を返せば、ばれない程度のギリギリのスパムリンクで綱渡り的なポジショニングを行なっているサイト相手なら、第三者が不自然なリンクを浴びせて止めを刺す事はできそうだなぁと妄想しています。

不自然なリンクを削除できない場合に試したい方法

ペイパーポストで一般の方から購入した不自然なリンクを外したいと思っているが、その一般の方はとっくにブログの更新を止め長らく放置されており、メールを出してお願いするにも連絡先も用意されておらずどうしようもないという状況になっているサイトもあることでしょう。

SEO Imagination!のGoogleから警告を受けて不自然なリンクを削除できない時に試したい事では、どうしてもリンクが外せない場合になんとかリンクを無くしたい場合に試してみたい方法が解説されています。

下層ページに張られたリンクは、その下層ページ自体を削除してしまい、リンクをなくしてしまうという方法はなかなか使える方法だと思います。

が、スパムリンク購入者は多くの場合、特に考えなしにトップページへとリンクを集めてしまっていることが多いので、この足切り作戦が使えるサイトというのは限定的かもしれません。

トップページを別のページに変更してトップページを捨てるという方法も効果的だと思いますが、トップページの見た目がにして不自然になりそうですし、今まで獲得していたキーワードの順位が軒並み下がる可能性もあるとのことです。

やはり、最終的にはドメインをとり直して1からやり直しというのが、もっとも潔い手法のようにも感じます。

6月6日Googleの大幅な順位変動

SEMリサーチのGoogle検索結果、ペンギンアップデート2.0より大きな順位変動を確認(6/6)という記事で、大幅な順位の変動があったと伝えられています。

いまだ、検索件数が多いクエリで上位表示されているサイトの中にはスパムリンクを行なっているサイトも少なくありません。

Googleは今後も検索結果の改善を約束していますので、今後も大幅な順位変動は起こってもおかしくないと考えておくといいでしょう。

まじめにやっているサイトは、順位が繰り上がるものだと期待しながら、コンテンツの作成にコストを掛ける事をお勧めします。

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