今週のSEOまとめ記事は、被リンクの集め方や考え方、強いサイトを作るために行う分析、リダイレクトでアフィリエイトリンクを隠した場合のGoogleの評価などの記事を紹介いたします。

どれもチェック必須の優良記事ですので、まだご覧になってらっしゃらない方は是非、目を通しておいてください。

今週のピックアップ

 

自然なリンクだけを集める被リンク構築ツール

無料で使えて効果抜群の被リンク構築ツールの解説が、住太陽さんの自然なリンクだけを集める被リンク構築ツールという記事で解説されています。

多くの方が使っている被リンク獲得ツールで、もちろん、私も使っています。

このツールは誰でも簡単に使う事ができますが、効果的に使いこなすのはなかなか難しく、経験も必要となってきます。

とまぁ、釣りタイトルな記事なわけですが、住太陽氏が書いた記事だけあって、説得力十分の素晴らしい記事になっています。

TwitterやFacebookなどのSNSを多くの人が利用するようになった今、ブログを作成し情報を発信したときに、人の目に止まりやすくなっているといえます。

ブログの記事が拡散されやすいソーシャルの事前準備も解説されております。

SEOの分野を牽引されてきた住太陽氏のオーソリティだからこそ、ソーシャルで一気に拡散される面がある事も否めませんが、皆が同じツールを使い、同じ土台で戦う事ができるという事は確かです。

被リンク構築はじっくりコツコツやるなら何も難しくない

やはり、じっくりコツコツが重要だと思います。

もちろん、念入りに仕掛けをし、一気に拡散させる手法もありますが、「じっくりこつこつ」はその気になれば誰にでもできる事です。

例えば週に1記事ブログに記事を書く。

たったそれだけでも、1年間続けると 50記事くらい記事が増えます。

何もしなければ何のアクセスも増えませんが、50記事が集めるアクセス数は少なくないと思います。

まずはできる事やらやってみましょう。

 

自動リンク集への登録はサイトの評価を下げるのか

無料SEO対策のススメで自動リンク集への登録はサイトの評価を下げますか?という記事が公開されています。

不自然なリンク警告や、ペンギンアップデート導入もあって、容易なリンク獲得にはリスクが付きまとっていると思われます。

相互リンクツールは特に危険度が高いと思って間違いないと思います。

「効果は抜群! しかし、ハイリスク…」といった感じではなく、「効果は微妙。しかも、ハイリスク…」という立ち位置になってきているのではないでしょうか。

ペンギンアップデート第一弾をくぐり抜けたリンク集がペナルティを受けたという話もありますので、今は大丈夫でも将来的にいつペナルティが発動するかわからないという状況だと思われます。

Googleは自然発生したナチュラルリンクのみを評価したいと考えています。

リンク集登録のような、簡単に増やすことができる(低品質な)リンクを出来る限り評価したくないと考えていますし、あまりにひどいリンク集には厳しい処分も行うでしょう。

この手のリンクは見返りは少ない割に、リスクだけはかなり高いと考えておきましょう。

 

アフィリエイトリンクを隠してもSEO的には意味がない

アフィリエイトリンクを張るとき、アフィリエイト・サービス・プロバイダ (Affiliate Service Provider) からのリンクをそのまま使うより、リダイレクトさせたほうがSEO的に有利になるのではないか? という質問に対するGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏のコメントが、海外SEO情報ブログのアフィリエイトリンクを隠してもSEOにはプラスにもマイナスにもならない、Googleは気にしない の記事で翻訳され公開されています。

リンクがアフィリエイトリンクであること、つまり最終地点がどこであるかはたいして問題にならない。そう考えるとアフィリエイトリンクをGoogleから隠すことにもSEO的なメリットは何もない。

とのことのようです。

「リダイレクトなどで隠したところで最終目的地を把握している」という意味合いというよりは、「ゴール地点がなんであろうがプラスにもならないし、マイナスにもならない」という意味なのでしょう。

リダイレクトはクリック計測ができますし、広告主によっては同じ商材なのにURLを度々変更してアフィリエイターに余計な仕事を増やさせるようなところもありますので、リダイレクトで一括でURLを変更できるようにしておけば管理の手間も減りますので個人的にはリダイレクトはアリだと思っていますが、Amazonのようにリダイレクトを禁じているASPもありますので注意が必要です)。

 

勝てるホームページ制作のための分析手法

コンテンツSEOブログで【保存版】勝てるホームページ制作のための3C分析‐7STEPという記事が公開されています。

勝てるホームページの製作を行うための市場分析、競合チェック、クライアントの分析を行う方法が解説されています。

  1. お客さんのニーズや心理状態を「教えてgoo」でざっくりリサーチ
  2. SEO/PPCで上位にいる競合サイトをチェック
  3. クライアントにビジネスモデルや3Cについて簡単にヒアリング
  4. クライアントへの宿題
  5. 【超重要】競合とリアルに接点をもつ。クライアントの覆面調査も行う
  6. クライアントとガッツリ3C分析ミーティング
  7. サイト制作開始

上記のような流れがわかりやすく解説されている非常に素晴らしい記事です。

まさに【保存版】な内容になっています。

SEO業者だけにとどまらず、アフィリエイターにとっても重要な考え方を知る事が出来ます。

5.の「競合と接点をもつ。クライアントの覆面調査も行う」に関しては、さすが【超重要】と書かれているだけあって、非常に大切な事です。

実際に競合のサービスを利用し、クライアントのサービスも利用してみれば、競合の優れている点、クライアントの優れている点も見えてきます。

クライアントの悪いところは改善し、競合の良いところは取り入れていけば良い訳です。

ホームページというものは1回売ったら終わりではなく、その先何度もリピーターに利用してもらえてこそ本物です。

また、商品やサービスに対する細かな心配りなどが実現できれば、サイト上で当社のこだわりとして堂々と載せることにより、コンバージョンを高める事も出来るでしょう。

市場分析や競合チェックは様々な分野のサイトでも有効に使うことができますので、じっくりと分析し、万全な状態でサイトをデザインできれば強いサイトが出来上がる事でしょう。

 

被リンクの話

以前、ブラックハットとホワイトハットをオリンピック競技に例えてみるという記事を公開したのですが、その記事をお読みになって下さった方が、被リンクをテーマに素晴らしい記事をお書きになられました。

SEM Myselfの被リンクの話とこれからのSEOという記事です。

SEM Myselfのウェブマスターが以前に請け負ったクライアントが、あまり宜しくない被リンクで上位表示をさせていたそうですが、すぐにそのような手法はやめるようにお願いしたそうです。

すると、その被リンクが現象した分、一気に順位を落としたそうです。

順位を回復させる施策の内容は、リンクベイトコンテンツを作ったり、意味のあるコンテンツを更新していってドメインを育てるという大変な手法をとられました。

結果、ペンギンアップデートパンダアップデートが導入された現在、ビッグキーワードで1ページ目に表示されたそうです。

被リンクを設置したりすることは、順位決定における1つの要因であってそれが全てではないように思えた、事例です。

被リンクは検索ランキング上位化の重要なファクターではありますが、被リンクがあれば上位表示できる というほど単純なものでもありません。

たくさんリンクが付いているのに全く上位表示されていないサイトもたくさんありますし、少ない被リンクで上位表示される事もあります。

将来を見据えて舵を取って成功した、大変素晴らしい事例でした。

まだまだ、おかしげなリンクが効いているSERPsですが、徐々に徐々に、リンクの質を分析する力が強まってきているように感じます。

長期間、検索結果の上位に安定して君臨するような強いサイトを作っておきたいものです。

 

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