2013年6月の4週目に公開されたSEO関連の記事をピックアップしました。
ソーシャルメディアキュレーションのやり方、ビッグキーワードで上表示された場合の効果、ライブドアブログのPageRankがN/Aに、検索順位の上位を狙う方法の計4記事のご紹介と感想をお送りします。
興味深い記事を厳選してまとめましたので、まだご覧になっていない記事がございましたら、目を通しておくことをお勧めいたします。
ピックアップ
ソーシャルメディアキュレーションの手法
MozBlogでソーシャルメディアキュレーションのやり方について掲載された記事が、Web担当者フォーラムのソーシャルメディアキュレーションの手引き(前編)という記事で翻訳されています。
キュレーションとは日本語で説明すると情報を整理してまとめることです。
私が当ブログで今回書いているSEO関連のまとめ記事もキュレーションにあたります。
優れたコンテンツ等をソーシャルメディアでまとめて共有する行為がソーシャルメディアキュレーションとなり、主に運営しているソーシャルメディアのファンを増やす目的に用いられます。
運営しているソーシャルメディアのファンを増やすために非常に参考になる記事となっています。
例えばTwitterやFacebookのように、複数のソーシャルメディアを使っている場合、その属性に合わせたメッセージを込めた方が効果はあがります。
私はTwitterとFacebookとGoogle+を使っていますが、それぞれ、ユーザー層やユーザーの求めるもの、反応などが違うことを感じています。
私はそれほど積極的にソーシャルメディアを活用していませんが、本気で取り掛かリたくなった時には意識したいポイントがいくつも解説されています。
ソーシャルメディアキュレーションの手引きの記事は、全三回の連載の予定になっていますので、次の更新も非常に楽しみです。
ビッグキーワードの流入効果
ビッグキーワードで上位表示した場合や、ビッグキーワードとの組み合わせキーワードで上位表示させることができると、一気に売上が上がる場合があるという事例が、アフィリエイト野郎のビッグキーワードのパワーと流入キーワードの重要性という記事で紹介されています。
TVでサイトテーマに関する番組が放映されたことにより、検索数やアクセス数が増え、その日の収益が5~7倍になったとのことです。
私の関係しているアフィリエイトサイトでも普段の1日の収益は2万円前後なのに、扱っているテーマに関してテレビで放映された日は、1日で20万円を超える収益になったこともありました。
また、似たようなパターンで、Yahooで紹介されるとその日の収益が一気に10倍になったということもありました。
もちろん、それらの効果は一過性のものですぐに落ち着いてしまうのですが、ちょっとした臨時ボーナスのようなイメージで、「そろそろテレビで特集してくれないかなぁ」と楽しみに待っていたりします。
これらの効果で面白いのは、収益が10倍になったているのに、アクセスは数倍程度で収益の増加率から比べると増えていない所です。
おそらく、普段はあまりパソコンを使いこなしていない方が、テレビをみてパソコンの前に移動することにより、広告を広告だと意識せずに踏んでいるのだと思います。
ライブドアブログのPageRankがN/Aになったのはバグか
先日、ライブドアブログのツールバーで確認できるPageRank、通称TBPRがN/Aになっている事が話題となりましたが、ITmediaニュースの「livedoor Blog」のページランクに異常 Googleのエラー?「影響はない」によると、Googleのバグである可能性が高そうです。
ツールバーで確認できるPageRankは0-10までの11段階が存在するのですが、実際にはN/A(未評価)→0→1→2→3……10と続いていきますので、12段階存在するともいえます。
今回はライブドアブログのツールバーPageRankがN/Aになったわけです。
「原因は分からないが、検索順位などに影響は出ていない」
運営会社がそう発言していることから、ペナルティ等の可能性はなさそうです。
ライブドアブログという利用者が多いブログだから異変に気付いて話題になったのかもしれません。
そういえば、何ヶ月か前に何もしていないのに独自ドメインのPageRankがN/Aになって、ペナルティを受けたか心配になったが、しばらく放ったらかしにしているとPageRankがメジャーアップデートのタイミングでもないのに自然と戻ったという事例がありました。
案外、気づいていないだけで、ツールバーPageRankが一時的にN/Aになるバグ的なものは珍しくないのかもしれません。
検索順位の上位を狙う方法
検索順位で上位表示を狙うやり方が、SEOだけじゃない Web集客コラムの検索順位上位をとれる裏ワザで公開されています。
- 自サイトと同じくらい、もしくは、自分より弱いと考えられるサイトが上位表示しているキーワードを探す
- QDDを狙う
という2つの手法が解説されています。
時々見かけるが、自サイトより弱そうなサイトを見つけて、キーワードを調べるという、少しかわいそうな手法ですが、これは確かに効果がありそうです。
また、検索エンジンは多様性を持った検索結果を表示させたいと考えていますので、切り口を変えることにより、人より有利な位置にランキングされることも可能かもしれません。
コンテンツを作りこむほうが結果的に近道になるとは思いますが、競合が強い分野でどうしてもアクセスを集めたい場合、このような方法を模索してみるのも一つの手かもしれません。
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