先日、WordPress3.5.2が公開されました。

WordPress3.5.2へのアップデート

皆さんがお使いになられているWordPressの管理画面の上部に、上記のようなメッセージが届いていると思います。

今回のリリースはセキュリティホールの修正を目的としたアップデートですので、よほどの理由がない限り速やかにアップデートを適用させておきたいものです。

WordPressは出来る限り最新の状態を保つほうがいいのですが、アップデートをすることにより、今まで使えていたプラグインが使えなくなったり、アップデートに失敗して壊れてしまうことも稀にあります。

今回はWordPressを最新版にアップグレードさせる手順を解説いたします。

WordPressをアップグレードする手順

各種バックアップ

アップグレードの際に、何かの拍子にWordPressが壊れてしまう可能性があります。

復旧が必要な壊れ方は、私の環境では起きたことはありませんが、キャッシュファイルが原因で一時的な不具合が発生したことはあります。

キャッシュプラグインをご利用になられている方で不具合が発生した方は、このWordPressのデータベースはすでに最新のものですと表示されログインできなくなった場合の対処法の記事や、WordPressの画面が突然真っ白になった時に行った対処方法の記事を参考にして対処してみてください。

WordPressで何らかの不具合が発生するほとんどの原因はキャッシュ周りです。

不具合が発生した際にはまずは徹底的にキャッシュを疑って掛かるといいでしょう。

キャッシュ系のプラグインを入れていない場合、不具合は発生しないからと安心することはできません。

何らかの理由により、アップグレードに失敗してしまうと、復旧が非常に困難になることがあります。

バックアップすべきもの

  • WordPressのファイル
  • プラグイン
  • 画像や音声、動画などのアップロードしたファイル類
  • データベース

これらのファイルをすべてバックアップしておくことをお勧めします。

不具合が発生して吹き飛んでしまった際に最も痛手となるのが、データベースに格納されているコンテンツのデータです。

何ヶ月、何年と更新してきた記事をすべて失ってしまうと立ち直れなくなりますので、せめてコンテンツのデータは残しておきたいところです。

最低限これだけは

「バックアップすべきもの」で挙げたもののバックアップ作業が面倒だから、バックアップはしない という考えはお勧めできません。

しかし、面倒くさいという気持ちはよく理解できます。

すべてのバックアップが面倒くさかったら、せめて、最低限のバックアップである、データのエクスポートは行なっておきましょう。

これらのファイルがあれば、過去に書いた投稿や、コメントは復帰させることが可能です。

データをエクスポートして最低限のバックアップ

WordPressの管理画面から、「エクスポート」と進みます。

エクスポートの画面のエクスポートする内容を選択から「すべてのコンテンツ」を選択し、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックします。

これらの作業は、本当に最低限のバックアップではありますが、最も価値が高い投稿やコメント部分の普及が可能となります。

すべてのファイルをばっちりバックアップしておくに越したことはありませんが、それらが面倒なら、せめて、データのエクスポートはしておくべきです。

何かあった時に、これらのファイルがあるのと無いのでは雲泥の差があります。

プラグインをすべて停止

WordPressをアップグレードする際には、すべてのプラグインを停止しておくことが推奨されています。

プラグインを停止する方法

WordPressの管理画面から、「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」と進みます。

 

使用しているプラグインにまとめてチェックをいれる

プラグインの左にあるチェックボックスに印をつけていきます。

一番左上のチェックボックスにチェックをつければ、全てのプラグインにまとめてチェックを入れることが可能です。

 

 

プラグインを一斉に無効にする手順

全てのプラグインにチェックがはいったら、「一括操作」をクリックして、「停止」を選択します。

「停止」が選択できたらその横にある「適用」をクリックします。

 

プラグイン停止

プラグインが全て停止できているかどうかを確認します。

アップグレード作業

WordPressのアップグレード作業

画面の上部にある、WordPress 3.5.2が利用可能です。の右にある「更新してください」をクリックします。

 

WordPressのアップグレードの手順

「いますぐ更新」の青いボタンをクリックします。

この記事をご覧になられている方は、おそらく-jaをアップグレードすることになると思います。

-en USというものは英語版ですので、間違えないようにしましょう。

 

WordPressのアップグレードに成功した画面

WordPressのアップグレードに成功したら、WordPress 3.5.2 へようこそ という画面に遷移します。

無事にこの画面までたどり着けば、ひとまず一安心です。

プラグインを有効化

再度プラグインを有効化させる

アップグレードに成功したら、再度プラグインを有効化させます。

有効化させたいプラグインにチェックをいれ、「一括操作」をクリックし「有効化」を選択してから「適用」をクリックします。

その後、おかしな挙動が起きた場合は、WP File Chacheというプラグインが原因の可能性が高いです。(私の環境でも今回、同じ不具合が再現しました)

このWordPressのデータベースはすでに最新のものですと表示されログインできなくなった場合の対処法の記事を参考にして、キャッシュファイルを削除してください。

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